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発行者:吉川信雄 編集者:平富人 |
▲残雪の北穂高登山▲
山行期間 2005年5月3日(火)〜5月5日(木)
宿泊場所:涸沢小屋・北穂高小屋
薮野久男 (単独)
5月3日(火):
自宅------平湯-----大正池------上高地------明神-------徳沢--------横尾--------涸沢
(着) 3:00 5:20 7:45 8:50 9:50 11:00 15:40
(出) 0:00 5:00 6:00 8:00 9:00 10:00 12:00
混雑が予想がされるため、計画より早く0時に出発しました。
平湯3時に着き仮眠をし、5時の始発のバスに乗りました。
天気は快晴。上高地へ行かず途中大正池で降り、大正池〜出発することにしました。
池に穂高連峰や焼岳が映りきれいでした。
写真を撮りながら上高地に向かい7時45分着き、8時に上高地を出発しました。
途中明神、徳沢で休憩をして横尾11時に着き昼食にしました。12時に出発しました。
横尾を過ぎて所々残雪があり、本谷橋からは全面雪に覆われていました。
涸沢小屋15:40に着きました。涸沢のテント村は、約100〜150張程で小屋は満室でした。
夕食を食べた後涸沢の夕日を楽しみました。
5月4日(水):
涸沢 南陵 北穂高岳山頂 北穂高小屋
7:00 10:10 10:20
4時30分起床、天気は快晴。穂高の稜線に朝日が射し込み赤く染まりきれいでした。
7時に涸沢を出発しました。北穂高の登りは、直登でたいへん辛い登りでした。
10時10分山頂に到着しました。残雪の槍ヶ岳をはじめ360°
大パノラマでした(^O^)小屋に入り宿泊の手続をして泊まりました。
少し体調を崩し午後からの登山は中止して体を休めました。
16時頃に目が覚め、すっかり体調も良くなりました。
17時夕食を食べ、夕日に染まる槍ヶ岳の写真を撮るため山頂に行きカメラをセットして待ち続けましたけど、残念ながら夕日に染まりませんでした。
小屋にもどり寝床に入り寝ました。
5月5日(木):
北穂高小屋---涸沢---横尾---明神---上高地---平湯---自宅
(着) 8:20 10:40 12:50 13:45 14:30 18:30
(出) 7:20 8:30 11:00 13:00 14:00 15:30
午前2時頃目が覚め外へ出ると満天の☆空でした。
(上空3000mから見る☆空は格別美しいです。)
ご来光が期待できると思い小屋へ入り再び5時頃に外へ出ると、一面ガスに覆われていました。
残念ながらご来光眺めることができなかったです。
次第にガスが抜け始め出発するときには、天気が回復しました。
7時20分北穂高小屋を出発しました。
涸沢に8時20分に着き、10分休憩をして8時30分に出発しました。
本谷橋では橋の取り付け工事をしていました。
横尾10時40分に着き早めの昼食を食べ、上高地に13時45分に到着しました。
平湯温泉で入浴して、18時30分で頃に帰着しました。
3日間天候に恵まれて最高な登山ができました(^0^)
▲白山中宮道▲
7月29日〜31日 8人
29日8:00 別当出合 天候くもり
観光新道からチョット重めのザックを背にひたすら階段を一歩一歩汗する。
仙人窟を過ぎ左手に釈迦岳、右手に別山、両手に大きな谷筋。
尾根は、百花繚乱のお花畑が広がり急坂の疲れも一度に癒される。
木の香匂う木道を弥陀ヶ原へ。ここからは、視界20m位のガスの中。
室堂は、沢山の登山者で大賑わい。
明日からに備えて、14:00から大宴会、18:00就寝。
室堂の明日の天気予報は、曇時々雷雨。
30日7:00 室堂ガスの中出発。 一人下山
頂上奥宮から大汝神社へ。途中紺屋ヶ池で崩れた雪壁をバックに”ヒマラヤ”の気分。
我が会の有志による修理、修繕がなされた大汝避難小屋で記帳。
大汝峰基部を9:30中宮道へ出発。
白山,大汝二社参拝の御利益か、ヒルパオ雪渓への下り半ばから、ガスが晴れる。
振り返れば、大汝峰、剣ヶ峰、御前峰の頭はガスの中。「こんな事ってあるんだ!!」ただただ有難いこと。
雪渓、這松、ナナカマドの緑と白い花、クロユリ、ハクサンコザクラ等々のお花松原、歓喜満、休憩ナリ。
2349mの標高点を越えると、北弥陀ヶ原。
地塘を交えた花と、這松と岩とが相俟った静謐な大庭園。イワイチョウの群生が清楚なこと。
ここでも又、大休止。お花松原、北弥陀ヶ原とホットな気分で上って行くと「地獄覗き」
左手に大きく赤茶けた断崖絶壁の火の御子峰と地獄谷、仙人谷。思わず足が竦む。
暫く下ると右手に地塘が点在し、左手の傾斜面は、コバイケ草が終わり、
ニッコウキスゲが一面黄色の大発色。
三保峠から右手に三方崩山を望み、ダケカンパとオオシラビソの林を下りゴマ平避難小屋に15:30着。
小屋は、1999年に完成の木造二階建てで20〜25名は泊まれる。(水の心配は全くなし)
東京からの20歳代半ばの青年7人と我々7人と中宮登山口からの草刈部隊4人。
明日は刈ってすぐの道を露払いもせず通らせてもらえる、これもまた有難いこと。
夜9:00満天の星、天の川、北極星、北斗七星……久しぶりにきれいな星空を仰ぐ。
明日行く道の真上を照らす北極星、北斗七星、天の川…久しぶりにきれいな星空を仰ぐ。
31日
東京の若者たちは、
市の瀬−別山−南竜泊−御前峰−中宮道−ゴマ平避難小屋泊−妙法山−白川−名古屋−東京
とのこと。3:00起床、5:00出発。
7:15 ゴマ平避難小屋を出発。天候くもり。昨夜は、暖かく朝露なし。
暫くすると、立派な松が続き、そして”ナニに使ったのかな?”と思われる、
石畳を敷いたチョットした小さな広場。
ブナ林、ダケカンバ、ブナ林、満開のミヤマホツツジを足許に落ち葉の感触が軟らかな道を下る、
そして登る、又下る。カエデ坂、イチイ坂、とちの木坂…。
右手に白山スーパー林道、蛇谷の姥ヶ滝の親谷の源頭部。
深い蛇谷渓谷と、原生林を飽かず眺める。唯一の岩場を過ぎ穏やかなブナのトンネルを
抜けると清浄坂、つづら折りの細い道。
足許注意、注意
12:00遠くで雷鳴が聞こえ始め、
1215防水具を身に着ける。
12:45雨の中、中宮湯谷の登山口に降り立つ。ゆうべの満天の星空は、どうなったんだろう。
中宮温泉の秘湯に身を沈め遅めの昼食に舌鼓を打ち、西山旅館さんに瀬名迄送ってもらう。
これも又、ラッキー。
16:00すぎには帰宅。
白山スーパー林道からの眺めが、一入感慨深いものになる事間違いなしの山行でした。
▲月見の会▲
9月17〜18日 記字 平
17日夜
夕刻より 医王山ビジターセンター にて、「月見の宴」が催されました。
当夜は天候もよろしく、会長、現副会長は無論のこと、闘病中であるはずの先の副会長までが、
参加しての、ほんとうに楽しい宴となりました。
「気持ちが一番、元気が二番。」と言ったところでしょうか。
18日
朝食をとりて後、黒瀑山へ行ってきました。三蛇ノ滝を巻き、豊吉川を渡渉。
国見ヒュッテへの登山道を登ること40分程度。
鞍部らしき所で、ねらいを定め、黒瀑への尾根に入ります。ホドホドのブッシュです。
黒瀑山頂は広いですが見通しがききません。三角点もありません。
でも、ビジターセンターから歩いてくると、「医王山は深い。」と感じます。
ビジターセンターから往復で5時間程度でした。