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発行者:吉川信雄 編集者:平富人 |
▲ 姥ケ岳 1454m ▲
2006年10月15日 参加者 中村孝一郎 新 土本夫妻 中村久子(記録)
15日 くもり
6:30 金沢発 福井県大野市へ
9:10 平家平 駐車場
9:30 登山口
10:00 杉林を抜けると明るいブナ林。山肌はつややかなオーレンの濃いみどりの葉。
色づきはじめたブナの葉の黄色とブナの木々の白い幹、
秋の日の光の中で輝いている。
オーレンの薬草は栽培されている。
10:30 ミズバショウの群生地、日本の南限地。
ゆるやかだが、しかし雑草や笹、枝が覆っていて歩きづらい登り道。
しばらくで「・・・エッエッ?」という感じで山頂。
11:30 山頂。後姿の白山を遠望。山頂近くに山姥が住んでいた、という伝説が有り。
それらしい洞穴を発見できなかったヤマンバです。
やわらかな秋日の中、のんびりと下山。
12:40 下山
14:30 登山口
平家平のトチノキを見学。大野市指定天然記念物。
樹齢 400年以上
幹周 7.2m
枝張 31.4m
樹高 26m
▲ 木曽駒ケ岳 2956.3m ▲
2006年10月21〜22日
参加者 吉川 上田 藤村 池村 中村孝 任田 村本 本田 宮岸
中川 平 中村喜 正来 土本 前田 坂田 中村久(記録)
21日 晴れ
4:00 金沢発。本田さんの運転で、金沢西インター出から北陸、名神、
8:30 中央自動車道駒ヶ根インター。
9:40 しらび平駅駒ヶ根ロープウェイで千畳駅へ。駅舎、1661,5m、気温11℃
中御所谷の滝2つ急流落差大。水源は宝剣岳。中御所川ー大太切川ー天竜川ー遠州灘へ。
窓越のなんと’キビシイ’を思わせる景色に、
そして駅舎からすぐの岩稜鋭い山容に息をのむ宝剣岳なり。
千畳敷駅 2611、5m。ロープウエイ 秒速7m。7分30分で到着。
10:30 千畳敷
10:45 八丁坂口、急斜面をジグザクに登る。
11:20 乗越浄土。左手に宝剣岳がせまり、右前方のおだやかな、やわらかな曲線の風景。
男性的、女性的な両極の絵の様。しかし木曽駒ケ岳は見えず。
11:45 中岳神社に参拝。ここで木曽駒ケ岳の山容が見えてくる。
12:10 木曽駒ケ岳山頂着。
富士山、御岳山、南アルプス連峰、北アルプスなど眺望絶景。
山頂には駒ヶ根神社が2社。
(中央アルプスを真ん中に、北は木曽谷、南は伊那谷、各々木曽川(伊勢湾へ)
天竜川(遠州灘へ)の恵みに感謝し、神社を建立。)
3000m級の山で快晴の下、風がなく心地よい山歩き、言うことなし。
12:55 下山開始。駅の混雑が気にかかる。ひたすら下る、下る。
13:25 宝剣山荘。ここで早朝から一人でバスの運転をこなしていた本田さんが、
一人宝剣岳の山頂を踏む。
ただ驚きあり、チョット、イエイエ大変うらやまし・・・。さすがです。
14:30 千畳敷駅。山あいの賑わいのある肌しっとり温泉へ。
17:00 昼神温泉。充実、満足、満腹の一日がほぐされる。
旅館は「リフレッシュインひるがみの湯」
22日 晴れ
8:30 帰路に。
9:00 長岳寺。武田信玄終焉の地、火葬にされ灰塚有り。
9:20 飯田インターから中央道へ。勾配のある長い下り坂が続く。チョット緊張
10:00 伊那インターを下りて、野麦峠を目指す。
10:20 4.5Kmの権兵衛トンネル。長く長く感じました。キライ。
11:25 野麦峠。深く手を合わす。
車窓の紅葉を愛でながら一路金沢へ快走。
16:00 金沢森本インター。
おだやかな秋日よりの一日、木曽駒ケ岳登山。そして、深まり行く信濃路の紅葉狩。
大先輩とお酒酌み交わし、互いの健康を確認し、談笑しあった、得難い旅でした。
本田先輩、運転ありがとうございました。
▲ 海谷渓谷 ▲
11月5日(日)晴れ 参加者 中村孝 池田 村本 任田 土本 中村久(記録)
6:30 金沢東インター
8:00 糸魚川インターから国道148号線へ
8:40 海谷三峡パーク着 700m
9:00 三峡峠を下る。渡河地点まで下る。
左手には千丈ヶ岳(1099m)ぜんまい地蔵山
旗振山(1337m)が屏風になってそそりたち、朝日を浴びた紅葉、
黄葉、黄緑葉等々色を競ったその衣装の何と華やかな、そしてその景色の
なんとも迫力のあること・・・・「いいね、いいね」の連発。
眼下は、足が竦む深さ。
9:30 渡河 100万貫の石がゴロゴロ
山中の道を登って紅葉のトンネルを抜けて、下って。
10:30 海谷高地着 734m
川原には三々五々談笑の輪50〜60人位かな、景色を愛でながら上流へ散策。
(青海電気化学工業の発電所の取水管理小屋有)
11:00 昼食。ビール・おにぎりのおいしっかたこと・・・・
11:45 出発。地元の人が次々に登ってくる。
変化にとんだ、面白い山道でした。
13:30 登山口 三峡峠着。
13:40 往復10分ほどの船浦山へ 768m
14:10 帰路に。夕日を浴びて銀色にゆれるススキの原を見遺りながら。
16:30 金沢着。
千丈ヶ岳:海底火山から流れ出た溶岩などが隆起して出来たもの。
渓谷は、その隆起してできた大地が海川の侵食をうけてできともの。
▲ウ・ヌボーレ写真展について▲
今回第15回ウ・ヌボーレ写進展は、大盛況の5日間でした。皆様の力作と、協力の賜物です。
ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
13年前(平成6年)北国新聞文化センター登山スクールの創設時、金沢山岳会から指導員として同行し、美しい山の風景を沢山の人に紹介しようと個展から出発し、カメラ持参の受講生に参加・出展を呼びかけ、現在の登山仲間の集まりになりました。
これからも文化センター登山スクールの仲間が、あの時この時の山行を語り合う場となり、回を重ねて、みんなが無事故で、思いっきりのシャッターを切って下さるよう願っております。
そして、次回からは、
北国文化センター登山スクールの行事分。
春展 (5月ごろ)
出展作品は、秋展後から春までの撮影分。
秋展 (10月頃)
出展作品は、春展後から秋までの撮影分。
※開催月・回数については、会場の都合により変更があります。
と、いう方針で行います。ご了承ください。大勢の受講生の参加・出展を待っています。
では又、どこかの山でお会いしましょう。
平成18年10月30日
藤村 勇
▲ 医王山白兀山頂方位盤 冬季保護保全 ▲
12月11日(月)くもりから晴れ 参加者 藤村 中村久子(記録)
9:00 雪が思ったより少なくしがらくび駐車場
9:15 右手に奥医王山をみて登山道へ。
しばらく行くと深くえぐられた土壁の間を雪と泥を踏み乍ら無理して足をヤーット持ち上げひときわ傾斜がきつくなって・・・
9:45 スーット小兀の眺望が開けいつ来ても「ああ いい眺め、いい風」金沢の市街地が光っている。写真タイム
10:00 白兀山山頂 方位盤にグリス塗布と保護カバーをかぶせる。これまで雲間からの薄日が青空になる。何にも勝るお天道様のお力添え。特にグリスの塗布がスムーズに終了。暖かいコーヒーでホット一息。
11:00 夕霧峠へ。尾根道は、30cmの積雪有。沢山の足跡があって、大変歩き易い。気分良く夕霧峠(菱広峠)の休息所。砺波散居村を裾野に砺波の山並、その奥上に北アルプスの峰峯が連なる。立山・薬師岳・水晶岳・黒部五郎岳・白山、大門・口三方岳・獅子吼の鉄塔等々・・・。道端の雪上には、うさぎ・タヌキ・小鳥等の足跡が点々と続き、動物達の息づかいを楽しみながら、車道を歩いて・・・
12:30 駐車場着。澄んだ空気に青い空 贅沢な納山登山日となりました。
昭和22年第2回国民体育大会登山ノ部が医王山で開催された。山岳競技の前身で初めての開催である。昭和30年代は山男の奉仕で新道がたくさん開設され登山ブームの絶頂期となった。白兀山頂の展望台及び方位盤は、金沢山岳会創立10周年記念として、昭和33年9月より翌34年4月にかけて設置されました。20才代の若き岳人達。我が会の大先輩の熱い情熱と心意気。その気魂の詰まった方位盤と展望台。50年前のこと。設置に携わった方で現会員は2人となりました。さしあたって展望台のペンキ塗りをしなければ・・・。足許の状態も何か考えないと・・・。宿題も課せられた山行でもありました。