金沢山岳会 会報 170
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
  
 

▲ 会館大掃除・納山会・吉次山 ▲ 2010年12月4日(土)、5日(日)

納山会参加者 : 池村、藤村、新、池田、本田、村本、平、坂田、流(記録)、任田、正来、西野
吉次山参加者 : 池田、中村(孝)、流、任田、正来、山本


12/4会館大掃除・納山会

14時会館に集合。

まず会館1階の広間24畳の畳を、新さんが調達してきた比較的新しい中古の畳に交換ということになり作業開始。

調達してきた畳は微妙に寸法が違い、単純に並べていっても縦横の線が出ずパズルのようで苦労する。

結局1枚1枚寸法を測り畳に記入して、横だけをを合わせるように同じ寸法のものを選んで並べていく。

1時間以上かかって何とか並べ終わったが、以前の畳に比べ今回の畳は小さく部屋の縦横とも30cm近くの隙間が出てしまったので、後日何かしらで隙間を埋めることになった。

雪囲い、清掃など一通りの作業を行い16時ごろ終了。
17時頃から納山会開始。

ビール、ワイン、焼酎がどんどん胃の中に、何故か日本酒は飲まれない。

楽しい話はいつまでも続き、アルコールもどんどんと進む。

不覚にも私は21時頃最初に寝込んでしまいそのまま朝まで、何時に寝込んで、会が何時にお開きになったのかまったく分からず。

ほとんどの人が会館に泊まる。

まだ酔っ払う前の
正来さん、坂田さん

やくざの宴会のよう

宴たけなわ

ご機嫌な
新さん、村本さん

飲んでもいても
オシャレな池村さん

本田さんのたこ焼き
大好評



12/5 吉次山

7:00頃朝食、私は2日酔いがひどくご飯食べられず、味噌汁のみ。

吉次山に行く者は池田、中村(孝)、流、任田、正来、山本(現地で合流)の6人、8時に会館を出発。

9:00頃登山口着、既に山本さんが待っていて、手には伸縮式の竿に釜を縛りつけた物、虫取り網、首から双眼鏡を下げていて、山登りというよりはキノコ狩りのいでたち。

私はこの頃には2日酔いの状態は少し改善し、歩ける状態に一安心。

山の空気が回復を早めたかも。

曇り空から晴れ間が除く天気の中、まず奥高尾へ向け登り始める。

紅葉は終わり、道を落葉が覆う。前日までの雨のせいで道は濡れていてぬかるみ、滑りやすい。

葉が落ち明るい林の中登っていくうちに、立ち枯れのナラの木にナメコ発見。

手の届く下の方はほとんど採られていたが、ここで山本さん持参の道具が威力発揮、3〜4mの高さの所までらくらくと採れる。

採ってはまたもとの道に戻り登っていくとまたナメコ発見、あちこちにナメコ、ナメコ・・・・。

山登りどころではない。

池田さん、中村(孝)さん、正来さんはまじめに山頂を目指し登っていくが、他の3人はナメコ採りに夢中で、どんどん遅れていく。

前高尾あたりから薄っすらと雪が積もってきて、冬の風景になってきた。

先に奥高尾山頂に着いた3人に遅れること30分以上で合流。(11時30分)

ここから吉次山までは1時間半ぐらいかかるが、行くかここで昼食にして引き返すか相談。

結局、ここまでとし、ナメコ採りしながら下山することにして昼食となった。

我々と同じコースを登ってきた人も、順尾山方面から登ってきた人達も手にナメコを入れた袋を提げている。

この辺りの山はナメコの宝庫、今の時期は山登りに集中できない山。

下山も左右の林の中の立ち枯れの木を探しながら歩き、ナメコを見つけては入って行き採りに採り、袋一杯。

落葉が厚く覆う山道を気持ちよく歩き14:30登山口に帰着。

大量のナメコに満足、ちょっと変わった登山でした。


マル秘! 大変役に立つナメコ採りの道具>

  ・伸縮竿(3m位まで伸びるもので、高い所の
       ナメコを採る)

  ・小型の草刈釜(伸縮竿に取り付け、ナメコを
          そり落とす)

  ・虫取り網(上から落ちてきたナメコを
        キャッチ)
  ・折りたたみ傘(傘を開いて逆さに持ち、上から
        落ちてきたナメコをキャッチ。径が
        大きいためキャッチ損ないが少ない)
  ・双眼鏡(遠くからナメコを探し、
       ナメコの良否を見極める)

  ・丈夫な袋(採ったナメコを入れる袋で、
        レジ袋でも良いが、藪の中を掻き分
        けていくと破れることが多い。
        布のエコバッグなどが良いかも)


ナメコ発見

良い形のナメコ

晴天に医王山

雪の奥高尾山頂で
昼食

昼食

大量のナメコに
ご機嫌な3人

ナメコを手に
落ち葉の中を行く

ナメコ採りの道具と
採れたナメコ






▲ 奥獅子吼 ▲   2010年11月20日(土)


参加者 : 坂田、流(記録)、任田、正来、田森夫妻     計 6 名

新雪の白山(11月20日〜22日)を予定でしたが、参加者が少なく中止。

替わりに日帰りで近くの山にということで参加者を募り奥獅子吼山に行くことにした。

9:00 白山比盗_社集合。

今回は超楽なコース、犀鶴林道頂上峠から登ることにし、車で出発。

9:20 犀鶴林道頂上峠にある登山口着。

天候は晴れ、風も無く暖かく小春日和。

9:25 登山開始。

この辺りから上はもう紅葉は終わり、落ち葉が一杯、晩秋の雰囲気。

枯葉を踏みながら、なだらかなアップダウンを繰り返しながら登る。

10:30 奥獅子吼山頂着。

以前在った送電線鉄塔跡はきれいに撤去され、土がむき出しの広場になっていた。

大門山、見越山、奈良岳、大笠山が雪をまとい屏風のように連なってくっきりと見える。

白山は薄い雲にに覆われかすかにしか見えず。

早い昼食を摂り、のんびりと1時間ほど過ごす。

山頂に着いた時はは誰もいなかった人も、後から何人も登ってきて賑やかに。

11:30 奥獅子吼山頂出発、下山する前にきのこ採りへ山頂から北東方面へ向かう。

しっかりした登山道ではない道を下って行くと、やや開けた明るい尾根に出、周辺の林の中をキノコを探す。

時期が遅かったのか、立ち枯れの木に乾燥しきったナメコが彼方此方に有ったが、それでもちょうど良いナメコが見つかり、かなりの量が採れ一同満足。

再び、落ち葉が積もったふかふかの道を山頂に向かって引き返す。

12:25 奥獅子吼山頂着、好天のせいか結構登山者が多くそれぞれにくつろいでいた。

休むことなく下山開始。

13:25 登山口着。

14:00 白山比盗_社着、解散。

※小春日和に恵まれ、気持ちの良い晩秋のハイキングという感じで楽しい1日でした。

もう一つの目的であるナメコ採りは、採れたものの時期が遅かったようで、乾燥したものが多かった。

来年は11月初旬に行けば良いナメコが採れるはず、来年の計画に入れましょう。

犀鶴林道頂上峠の
登山口

奥獅子吼山頂

奥獅子吼山頂で
記念写真

奥獅子吼山頂で
記念写真

山頂から
大門・見越・奈良・大笠

山頂から
白山方面

山頂をあとに
キノコ採りに向かう

落葉ふかふかの道

明るい尾根

林の中をキノコ探し

立ち枯れの木に
ナメコ発見

ナメコの収穫

何という花?

晩秋の山道
のんびり下山

晩秋の山道
のんびり下山



▲ 冠山 ▲   2010年
11月7日(日)

参加者 : 池田、中村(孝)、新、本田、土本、流(記録)
        任田、田森、中村(久)、玉谷(会員外)
                                        計 10 名

7:00 白山比盗_社駐車場に集合、新さん、中村(孝)さんの車2台で出発。

一般道で白峰村、大野市、池田町を通って冠山峠まで行く。

池田町に入った頃、一時朝もやが辺り一面に立ち込め、幻想的な雰囲気に。

朝もやは、風の無い穏やかな晴れの朝に発生する現象だそうです。

冠山峠までの山道周辺は紅葉が真っ盛り、素晴らしい秋の景色を楽しみながらのドライブ。

9:40 冠山峠着、既に登山、紅葉見物などの車で一杯、登山口から100mぐらい下に停めることに。

冠山登山口は海抜約1050m、林道開通記念碑があり、ここから烏帽子の先端が空に突き上げているような冠山がくっきりと望める景色の良い所で、記念写真を撮る。

9:50 登山口出発。

緩やかな笹の中の道、ブナの林を上り下りを繰り返す。

この辺りのブナなどの木々は既に紅葉は終わりに近く、落葉が始まっている。

道中前方に常に冠山が見え、左側遠くには雪をかぶった白山、別山が青空にくっきりと見える素晴らしい景色の登山道を歩くこと約70分。

11:00 冠平着。

冠山登頂してからここで昼食とすることで、休む間もなく出発。

頂上までは急な岩場、危険な箇所にはロープが張られそれを頼りに登る。

登山者が多く、怖がる人もいて渋滞が発生、譲り合いながら登る。

11:15 冠山山頂着。

頂上は狭い岩だらけの場所で、360度遮る物なし。ビールで乾杯。

次から次と登ってくる人があり、長く留まることは出来ず、記念写真を撮って早々に冠平に向け下山。

11:45 冠平着。

冠平は笹に覆われた広い平らな明るい場所で、昼食を摂る人で一杯。

此処からも雪をかぶった白山がくっきりと青空に浮かんで見える。

10人が座れる場所を見つけ昼食、風も無く気持ちが良い。

ビールで乾杯、皆さん持参のオカズ、つまみ、果物等を回して食べながら楽しい食事。

12:40 冠平出発。

登ってきた同じのどかな明るい山道をゆっくりと下る。

13:40 登山口着。

13:55 出発、帰途に。

途中、新さんがこだわる大野市の焼肉食材の「星山商店」に立ち寄り、旨いと評判のホルモンのシロを買う。

16:45 白山比盗_社着、解散。

冠山峠駐車場

記念碑と冠山

登山口で記念写真

登山口近辺の紅葉

冠山

景色の良い場所で休憩

遠くに白山・別山

冠平と白山

渋滞する
頂上直下の岩場

冠山山頂から
白山・別山

冠山山頂で
記念写真

冠山山頂から下山

冠平で昼食

冠平で昼食

落葉したブナの中を
下山

振り返ると青空に冠山

駐車場に
車がギッシリ

山腹の紅葉

登山口に無事下山







▲ 温泉山行(那須岳・赤城山) ▲ 2010年10月15日(金)〜17日(日)

  
 参加者 : 上田、藤村、池村、新、中村(孝)、本田、村本、坂田、花池、流(記録)
       任田、正来、中村(喜)、中村(久)、田森、西野
       玉谷、(会員外)、畑佐(会員外)

                                    
計 18 名

<行程>

10/15 潟Eエダ→金沢東IC→新潟中央JC→郡山JC→那須IC⇒殺生石→「休暇村 那須」

10/16 「休暇村 那須」→那須岳山麓駅→那須岳頂上駅⇒茶臼岳⇒峰の茶屋⇒朝日岳

    ⇒峰の茶屋⇒那須岳山麓駅→那須IC→佐野藤岡IC→大田桐生IC→渋川伊香保IC→「森秋」

10/17 「森秋」→黒檜山登山口⇒黒檜山⇒黒檜山登山口→沼田IC→長岡JC

    →金沢東IC→潟Eエダ

※那須岳の主峰は茶臼岳、赤城山の主峰は黒檜山。



10/15(金)

8:00 潟Eエダに集合。

参加者は18名、運転手は今回も本田さん、中型マイクロバスで出発。
天気は曇り後小雨。
長時間のバス移動、例によって新さんが場を和やかにするためにクイズを。
「アンパン、メロンパン、食パンが歩いていました。後ろからオーイと声をかけたら振り向いたパンがいました。さてどのパンでしょうか?」 毎回最初に出題するクイズです。<答え:食パン>
トイレ休憩を頻繁に取りながらのバス移動、敬老会のバス旅行のようだと言う人も。
予定よりやや遅れて那須ICを降り、殺生石へ向かう。

16:15 殺生石着。

小雨の中、硫黄の臭いがたち込める殺生石周辺を散策、温泉神社や那須温泉発祥の湯として知られる昔ながらの「鹿の湯」を見学などで約30分過した後、今夜の宿「「休暇村 那須」に向かう。

17:00 「「休暇村 那須」着。

標高1230mの高地に有り、那須ロープウェイまで車で5分程度という那須登山には絶好の宿。
泉質:単純泉、色:透明、効能:筋肉痛、病後回復 という温泉に浸かり、疲れを癒す。

18:00 夕食、懇親会。

レストランでのバイキング式で、食べ物が揃ったところで花池さんの音頭で乾杯!
20:00頃まで楽しい夕食が続いた。
その後、部屋に戻り2次会開始、22:00頃まで続く。





殺生石

殺生石で記念写真

殺生石散策

殺生石散策

鹿の湯

夕食・懇親会

夕食・懇親会

2次会

10/16(土)

6時前にはほとんどの人が起きる、やはり年寄りは早起き。
外は晴れ、茶臼岳、朝日岳が青空にくっきりと映え、周りの山々は紅葉が進んでいて美しい。
宿の目の前の道路は早くも茶臼岳に向かう車がひっきりなしに通っていく。
我々が出かける頃には駐車場は一杯になってしまうのではないか心配になる。

7:30 朝食

夕食と同じ場所でバイキング。

8:00 宿を出発。

ロープウェイ乗り場までは5分ほどであるが、案の定車が数珠繋ぎで駐車場までたどり着けないのではと思っていたところ、大変ラッキーなことにバス、マイクロバス用の駐車場はロープウェイ乗り場の直前に設けてあり、ここはがら空き、我々は優先的に通してくれた。
乗用車で来ていたら1km以上も下の路上に止めなければならないところであった。

8:10 ロープウェイ山麓駅着。

片道600円を払い乗車、約4分で山頂駅着。

8:30 ロープウェイ山頂駅出発、茶臼岳に向け登山開始。

登山班は 茶臼岳⇒峰の茶屋⇒朝日岳⇒峰の茶屋⇒ロープウェイ山麓駅
ハイキング班は 茶臼岳⇒峰の茶屋⇒ロープウェイ山麓駅

真っ青な空に丸い頂の茶臼岳が目の前に、谷を隔てた向うには、尖った朝日岳が聳える絶景。
20m近い強風の中、火山灰と火山岩の登山道を多くの人が頂上を目指し登って行く。
軽装の人、年寄り、子供も多く見られ賑やかである。
80歳近くになる藤村さん、池村さんも休み休み息を整えながらもしっかりとした足取りで登り続ける。
若い頃に鍛え、今でも歩いているからでしょうか。

9:33 最後尾が岩だらけの茶臼岳山頂に到着。

頂上の気温5℃、風速は2025m、結構寒いが晴れ渡っていて気持ちが良い。
頂上からは360度の展望、岩だらけの朝日岳がアルプスの山々のように険しい姿で聳え、素晴らしい。

9:38 茶臼岳山頂出発、峰の茶屋へ向かう。

峰の茶屋までは岩だらけの下りの登山道。
途中から茶臼岳を見上げると、登ってきたコースから見た丸い山頂と打って変わって岩の凸凹した険しい山容となっていて、山腹からは白い噴煙が立ち昇っている。
那須火山帯の南端の火山であることを実感させられた。

10:10 峰の茶屋着。

ここで朝日岳に登る者とロープウェイ山麓駅へ下るものとに別れそれぞれ出発。
朝日岳頂上までは45分程度の行程、目指す人も多く渋滞することもあった
岩だらけで、途中鎖場などスリルの有る登山道であったが、そんなに長い急な登りもなく、素晴らしい景色を楽しみながら登った。

10:55 朝日岳山頂着。

山頂は岩だらけで狭く、次から次と登ってくる人で一杯、昼食は峰の茶屋に下りたところで摂ることにしてビールで乾杯、記念写真を撮るなどし15分くらい滞在。
ここからの景色も360度遮る物は無く、那須連山、山肌の紅葉も見事で感動的でもあった。

11:10 朝日岳山頂出発、下山開始

登って来た道を引き返す。登って来る人も多くすれ違いで渋滞も。

11:40 峰の茶屋着。昼食。

12:00 峰の茶屋出発、ロープウェイ山麓駅へ向け下山開始。

茶臼岳、朝日岳の荒々しい姿、美しいススキ、紅葉などの素晴らしい景色を楽しみながら谷沿いの緩やかな下り道を歩く。

12:35 ロープウェイ山麓駅着。

直ぐにマイクロバスに乗り込み、出発。
道路は路上駐車がどこまでも続き、ロープウェイに向かう車で数珠つなぎ。それを尻目に那須ICに向かって快調に下る。

13:30 那須ICで東北自動車道に入る。

佐野藤岡ICで降り、いったん一般道を走り、大田桐生ICから再び高速道路に入る。

16:00 渋川伊香保ICで高速自動車道を降りる。

16:30 伊香保温泉 雨情の湯「森秋」着。

夕食の時間までに少し時間があったので、温泉でゆっくり浸かる者、階段街を散策する者などそれぞれに過ごす。
階段街周辺は昔ながらの良き温泉街の風景(みやげ物屋、射的場、ストリップ劇場・・・)があり、古き良き時代を思い出した。

18:00 夕食、懇親会。

今日は畳敷きの宴会場での夕食、酒も進み得意の芸の披露に。
新さんの「打ち上げ花火」の芸、本田さんの「銚子(調子)に乗る」芸、村本さんの「酒が飲めるぞ」の歌、任田さんの歌などで大盛り上がりでした。










早朝 宿から朝日岳

早朝 宿から
茶臼岳・朝日岳

ロープウェイ山麓駅から
茶臼岳

ロープウェイ山頂駅から茶臼岳

茶臼岳を目指して

朝日岳

茶臼岳手前の
藤村さん・池村さん

茶臼岳を登る
池村さん

茶臼岳山頂

茶臼岳山頂の気温
5℃

茶臼岳から
峰の茶屋への下り

噴煙を上げる
茶臼岳山腹

峰の茶屋と朝日岳

朝日岳へ向かう

朝日岳手前の鎖場

朝日岳目前の登り

分岐

朝日岳山頂

朝日岳山頂の
村本・畑佐・正来

朝日岳から
峰の茶屋への下り

峰の茶屋にて

峰の茶屋からの下り
紅葉に見とれる

峰の茶屋からの下り
紅葉に見とれる

北アの山のような
朝日岳

茶臼岳とススキ

ススキ

山麓駅近くの紅葉

旅館「森秋」

伊香保温泉の
階段街


女将のご挨拶

宴会
ご機嫌な3人


金沢山岳会の歌の
合唱

10/17(日)

7:30 朝食。

8:00 宿出発、赤城山へ向かう。赤城山は上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の一つ。

9:20 黒檜山登山口駐車場着。

9:40 黒檜山に向け登山開始。

高度を上げるにつれて外輪山の駒ケ岳、地蔵岳などの山々、赤城大沼、小沼などの美しい姿を見せる。
荒々しい那須岳と対照的に、穏やかな優しい感じの山。
ブナ、白樺、つつじ、ナナカマドなどの紅葉する登山道を登り続けること約80分。

10:55 黒檜山山頂着。

山頂は東京近郊の人気の山だけあって人が一杯。
山頂はつつじ、白樺、笹などに囲まれあまり景色は良くなく、岩だらけの那須岳と対照的。
ビールで乾杯、大休止。

11:20 下山開始。

12:10 黒檜山登山口駐車場着。

赤城山神社に立ち寄りお参り。

12:45 赤城山神社出発、金沢に向かい帰路に着く。

17:55 金沢東ICを降りる。

18:20 潟Eエダ着。


※今回は日本百名山の那須岳(茶臼岳)、赤城山(黒檜山)の2峰無事登りました。

※好天に恵まれ、素晴らしい紅葉が彩る名山を登ることが出来、また那須、伊香保の名湯にも浸かることが出来とても楽しい山行でした。

※初参加の畑佐さんの健脚は既に知るところでしたが、アルコールの方もかなり行ける様で、この面でも金沢山岳会入会資格十分です。

※本田さんには、今回も運転を一人で引き受けてくれ、しかも山行計画の立案をしていただき、費用を含めて予定通りに遂行することが出来感謝しています。






登山口から見上げる
黒檜山

黒檜山中腹から
赤城大沼

紅葉の中
黒檜山へ登る

黒檜山山頂

紅葉の向こうに
赤城小沼・大沼

赤城大沼

なんの木?

赤城大沼越しに
黒檜山

赤城神社

赤城大沼の向こうに
地蔵岳







▲ 大門山 ▲ 2010年
10月3日(日)

   参加者 : 池田、流(記録)、畑佐(会員外)        計 3 名



6:30 もりの里「やまや」駐車場に集合。

7:45 ブナオ峠登山口着。
     心配された空模様はこの時点では晴れ。

7:55 登山開始。
     紅葉にはまだ早いブナの森が続く中を登る。
   大門山が近くに見える。

9:00 分岐点着。
     大門山は帰りに登ることにし、
   赤摩木古山へ向かう。

     小雨が降り始めたため、合羽や、傘を差しての
   登山になったが、登山道は木の枝、笹がきれいに
   刈られていて、快適な稜線歩き。

9:25 赤摩木古山着。
    360度の素晴らしい展望。
   大笠山、これから登る見越山、奈良岳、大門山が
   近くに大きく迫る。

    暫く展望を楽しんだ後見越山に向け出発、
   すぐに急な木の階段表れ一気に下る。

    そんなに下らなくてもと思うほど下って
   下り切った所がナタメ平。
   ここから今度は急な登りが続き、

    中高年の池田さん、流は息も絶え絶え、
   畑佐さんは涼しい顔。

10:50 やっとの思いで見越山着。
     今回の目標の見越山まで来れたので満足、
   一服後、ここで戻るか奈良岳まで足を伸ばすか
   相談、目の前に奈良岳があり、30分位で行ける
   ということで行ってみようということに。

    これも大変な下りと登りで大変な30分でした。

11:30 奈良岳着。
     目の前に大笠山が大きく、その奥に笈ヶ岳が
   雲間から見える素晴らしい景色。

     ここで昼食、大休止。
     時間もなく、この先また急な登り下りがある
   ということでビールも飲まず、
   早々に下山することに。

11:55 奈良岳発。
     今来た道を引き返すうんざりするような行程。
     暫くすると池田さんが持病の不整脈の症状が。
   少し歩いては立ち止まって呼吸を整える状態に。

12:20 見越山着。
     小休止後、赤摩木古山に向かって出発、
   依然として池田さんの不整脈は続き、
   数歩歩いては立ち止まる、呼吸を整える、
   を繰り返す。こんなに苦しそうな池田さんを見る
   のは初めてで心配。

     流も太腿がつり苦しい状態になったが、
   畑佐さんが持っていた漢方薬をもらって飲んだ
   ところ、これが即効いたのかどうか、
   つることがなくなった。

     暫くこの状態が続いたが、赤摩木古山への最後
   の登りのあたりから池田さんの体調が戻り始め、
   立ち止まって休むことがなくなった。一安心。

     遠くに立山、剣岳が曇り空の中に浮かんで
   見える、赤摩木古山までもう少しの頑張り。

14:40 だいぶ時間がかかったが、やっとの思いで
    赤摩木古山着。

      非常に苦しかった。
    畑佐さんは余裕の顔つきで、さすが大学の
    山岳部で鍛えた健脚は素晴らしい。
      ここからは、体調も回復し、いつもの歩様で
    順調な尾根歩き。

15:15 分岐点着。
     ここで池田さんは大門山には登らず下山、
   流と畑佐さんが大門山に登って引き返して来る
   ことになり分かれた。

     これが最後の登り、黙々と登る。

15:25 大門山着。
     やっと登りは終わった、万歳。
   持参した缶ビールで乾杯!
   体の中にビールがしみ渡った。

     金沢山岳会創立30周年記念事業で建立した
   三角錐の方位盤がやや傾いてはいるものの、
   しっかりと立っているのを確認。
   古い先輩たちはよくもここまで運び上げ
   設置したものだ。

     苦しかった登りは終わり、これからは下り、
   ザックも軽く感じられる。

15:45 分岐点着
     ブナオ峠登山口に向かってひたすら下る。
     下りも結構つらいもので、滑らないように、
   ひざを痛めないように、慎重に下る。

16:30 ブナオ峠登山口着。
     3人が合流、握手。お疲れ様でした。

17:30 もりの里「やまや」駐車場着、解散。

 

紅葉は1〜2週間先のようです。

出発点から縦走し、また出発点に戻る今回のコースは、途中同じ山を2度登ることになり大変きつい登山でした。

赤摩木古山からの景色は素晴らしく、ここまではそんなに苦労しなくて登れる山なので、今度来るときは、先まで行かずにここでゆっくりしたほうが、我々中高年には良いと思います。

あの健脚を誇る池田さんの苦しそうな顔は初めて見ましたが、体調が途中で戻りホッとしました。

畑佐さんは、華奢な体でありながら涼しい顔で歩き続け、素晴らしい健脚ぶりでした。

ブナオ峠登山口

美しいブナ林

余裕の休憩

分岐点

赤摩木古山の標識

赤摩木古山から見る
見越山

紅葉にはまだ早い
ナナカマド

見越山

奈良岳・大笠山

見越山の標識

見越山頂上の池田さん

見越山頂上の畑佐さん

見越山頂上の流

奈良岳の標識

奈良岳山頂で

奈良岳山頂から
大笠山を望む

見越山頂上直前の
池田さん

大笠山

赤摩木古山頂上

赤摩木古山頂上より
遠くに立山・剣岳

大笠山・笈ヶ岳

分岐点で

大門山頂上

金沢山岳会が建立した
方位盤

大門山の畑佐さん

大門山の流