6:00　白山比�盗_社に集合、曇り空だが雨の心配はなさそう。

市ノ瀬側の三ツ谷から越前禅定道→小原峠→赤兎山に到るコースにし、２台の車で出発。

市ノ瀬登山センター手前の三ツ谷川を渡った所を右折（ロープが張ってあるが、外して進入）、川沿いにどんどん進んでいく。途中にもう１箇所ロープが張ってある所があったがここも外して進入、どんどん行くと工事現場の所で行き止まり、ここが登山口。

7:35　出発、川を渡り対岸の登山道を登ってしばらくすると「越前禅定道」の立派な標柱が立っているところを通過、意外とよく整備された緩やかな登山道を進み川上御前社跡に着き、一休み。

川沿いの登山道は立派なブナの森が続き、新緑がみずみずしい。

8:55　小原峠着。

意外とあっさりと峠に着いた。

道中誰とも会わなかったが峠には小原口からの登山客が沢山、人気の山を実感した。

ここで池田、新、流の３人は大長山を往復してから赤兎山に向かうことにし、他の４人はここから直接赤兎山に向かうことにし、分かれた。

大長山へはコケモモ、タムシバ、ツツジなどの花々の咲く道をアップダウンを繰り返しながら登る。

10:15　大長山着。

山頂はコバイケイソウが盛り、見晴らしのよい気持ちの良い所。

白山は雲の中。取立山、赤兎山、三ノ峰などの山々はくっきりと見え素晴らしい。

10:25　急いで小原峠へ向け引き返す。

11:15　小原峠着。

ここから赤兎山への登り、以前登った印象と違ってかなり急で苦労した。

12:05　赤兎山着。

当然ながら先に登った４人はここには居ず、小休止の後この先の避難小屋へ向けて出発。

ここからが赤兎山のハイライト、花が咲き乱れる高原散歩と思いきや、まだ花はほとんど咲いていず（ニッコウキスゲが３本ほど）、緑の草原に木道が続いているのみ。

12:20　避難小屋着。

丁度昼時で、人が一杯。

ここで全員が合流。そこに山本幸美夫妻と娘さん夫婦４人が昼食休憩しているのに出会った。

皆で乾杯、楽しい昼食の始まり。山本幸美夫妻からすき焼き、ワインをご馳走になりとても美味しく頂いた。

13:15　避難小屋発、下山開始。

赤兎山山頂で記念写真を撮り、今朝登ってきた道を引き返す。

この「越前禅定道」はブナの森が美しく、春の緑、秋の紅葉の素晴らしいとても歩きやすい良い道である。

15:10　三ツ谷登山口着。

１７日（金）

7:00　丸新ステンレス工業に集合

北陸地方もつゆ入り、曇り空の中、車2台で出発。

北陸道、東海北陸道、中部縦貫道から一般道を通り松本から長野道に入り、中央道と高速道を利用。諏訪湖ＳＡで花池さんと合流。雨はまだ降らず、このまま降らずにいければと願う。

諏訪南ＩＣで高速を降り入笠山へ向かう。心配された雨が降り出し、山の方は雲に隠れて見えず。

この時期の入笠山は観光客が多く訪れるためマイカー規制がしかれ、予定していたマナスル山荘駐車場まで入れず手前の沢入登山口まででストップ。

さすがに平日で雨の中、我々の他に２台が駐車してあるだけで閑散としている。

12:20　雨が激しくなってきたが、雨支度をしてここから登山開始。

よく整備された緩やかな登り、唐松の林を歩くこと約１時間で入笠湿原入口に着く。

入口にはシカ除けのネットが張られ、人間はここをくぐって湿原に入る。

木道が敷かれた小じんまりとした湿原には、お目当てのスズランはまだちょっと時期が早くちらほらと白い可憐な花を付けている程度、白樺の木、小梨の花が霧の中に美しい。

スズランの大群落は見事で、花を付けたときにはさぞ素晴らしいことだろうと思われ、マイカー規制がしかれるのも無理からぬことかもしれない。

湿原を１周した後、入笠山に登ることに。

14:15　山彦荘前を出発、入笠山へ向かう。

道端にクリンソウなど点々と現われる気持ちの良いなだらかな道をマナスル山荘まで歩く。

ここからやや急な登りとなる。右手に緑の牧草と唐松が美しい入笠牧場は広がる。

雨はほとんど止んだが深い霧の中、時々近くの山が見える程度。

14:50　入笠山山頂着。

相変わらず霧に覆われ、売り物の３６０度の大パノラマは残念ながら見えず。

我々以外誰も山頂には居ず、最後に西野さんが登りきり全員が揃ったところで記念撮影。

15:15　下山開始。

来た道を引き返す。

意外と長く感じたが16:40頃車が置いてある沢入登山口に着く。

マイカー規制の影響で1時間ほど余分に時間がかかってしまったが全員無事下山。

西野さんは最後の下山道で一人になったが必死に歩き（道を間違えたのではと心配だったそうです）、この無理？が後の行動に影響を与えてしまう。

17:30　宿泊する昭和フロント研修所着。

夕食が18:00からということで慌ただしく入浴したり、着替えたり。

18:00　夕食、宴会。

長い一日お疲れ様、カンパーイ！

ビール、日本酒（真澄）が身に沁みる。そばが旨い。

今日1日を降り返って話が弾み、ここでも西野さんが話題の中心。

ほんとに必死に下山したそうです。

20:00　食堂での宴会はお開き、部屋に移って2次会。

１８日（土）

当初の予定では蓼科山に登ることにしていたが、今日は雨、明日は晴れの予報となったため急遽入れ替え、白駒池、八千穂高原、他八ヶ岳周辺散策にした。

8:30　宿出発、白駒池に向かう。

八ヶ岳山麓の雄大な景色を見ながらのドライブのはずが、雨、霧のため見通しが悪い。

蓼科の高級別荘が点在するメルヘン街道を走りこの街道の最高地点の麦草峠着、小休止。

ほとんどの人が以前に来たことがあり、当時を思い出しながらのびやかな景色を楽しんだ。

少し下ったところの白駒池駐車場に５００円を払って駐車。（以前は無料のはずだった）

9:25　白駒池散策に出発。

北八ヶ岳らしい苔むしたコメツガ、シラビソの林を通り、湖畔の白駒荘に出る。

ここから白駒池を左回りに一周、もう一つの山小屋の青苔荘前に出る。

リスの餌づけがされていて、沢山のリスが見られるはずでしたが、この時は食事済みなのか？一匹も見ることが出来なかった。

10:20　駐車場に帰着。

10:30　八千穂高原自然園へ向け出発。

白樺林が美しいメルヘン街道を快適なドライブ。

10:50　八千穂高原自然園着。

八千穂高原の白樺林は日本３大美林の一つに数えられているそうで、とても素晴らしい景観です。

入場料３００円を払い自然園の中へ。

園の中はとても綺麗に整備されていて、お年寄りにも歩きやすい。

園内は川あり、滝あり、湖ありで、白樺の木々の中に、オレンジ色のレンゲツツジ、クリンソウ、ベニバナイチヤクソウなどが至るところに咲いていて素晴らしい自然園、心が洗われるようでした。

12:20　八千穂自然園出発、清泉寮へ向かう。

途中、街道沿いのレストランで昼食。何故かすぐに出てくると思ったカレーライスが最も遅くイライラ。でも出てきたカレーライスはとても旨かった。

野辺山のＪＲ最高地点に立ち寄ったところ、ちょうど列車が通過、写真撮影には間に合わず。

14:00　清泉寮着。

お目当てのソフトクリームを食べ、みやげ物を買う。

花池さんは生まれて初めてソフトクリームを食べたという珍しい人で、こんなに旨いものかと感激。

14:40　八ヶ岳倶楽部（柳生博の店）着。

八ヶ岳山麓の雑木林に、柳生博さん一家がレストラン、ギャラリー、みやげ物やなどを営んでいる八ヶ岳倶楽部という素敵な名の店です。

雑木林の中の散策路はこつこつと柳生一家が作ったそうで、とても感じの良い心癒されるところでした。

皆でレストランに入りコーヒーでしばし一服、そこに柳生博さんと奇抜な帽子を被った奥さんも現われました。

奥さんはいつも奇抜な帽子を被っているようです。柳生博さんはテレビで見る人と同じでした。

15:30　八ヶ岳倶楽部出発、宿へ向かう。

途中、ウエスターン牧場という乗馬倶楽部に立ち寄り、馬を見てから宿へ。

16:30　宿に帰着。

今日は夕食までに時間の余裕があり、ゆっくりと入浴、ビールを飲んで夕食に備える者も。

18:00　夕食、宴会。

前もってバーべキューでなく年寄り向きに和風にとリクエストしていたので、すき焼きとなりました。すき焼きにビールがとても合います。

今日は、登山でなく八ヶ岳山麓をぐるっと一周する自然散策コースといったところで、こんな事も楽しい山行の一つでしょう。

西野さんは足が痛いといいながらも何とか1日歩きとおせましたが、明日が心配です。

１９日（日）

今日はいよいよメインの蓼科山登山です。

天気予報では晴れるとのことでしたが、曇り空で山の姿は見えません。

7:30　宿を出発。

白樺湖、蓼科の高級別荘地帯を通り抜け、蓼科山7合目登山口駐車場へ。

8:30　蓼科山7合目登山口駐車場着。

ここで西野さんは、やはり入笠山の頑張りが災いして足が痛く登山は無理となり、一人御泉水自然園を散策することになった。

登山組み9人は蓼科神社の鳥居をくぐり、蓼科山に向って登山開始。

最初なだらかな登山道もだんだんときつくなる。周りは木々に覆われ見通しも利かない。

依然として曇り空であるが、暑くなってきて汗が滴る。

9:55　蓼科山荘着。

かなりの人が山荘周辺で休憩している。

やはり中高年の女性が多く、元気である。

１０分ほど休憩し頂上に向け出発。

ここから大きな岩が折り重なったガレ場の急な登りになり、人も多くなってきた。

岩に書かれた矢印に従い上へ上へと登る。ストックを突くより手で岩をつかんで登るほうが楽である。

10:40　やっとのことで蓼科山頂ヒュッテ着。

山頂はすぐそこであるが、霧に覆われどこが山頂か分からず。

矢印に従いガレ場を進んでいくと霧が少し晴れ、山頂付近に多くの人影が現われた。

10:45　蓼科山山頂着。

山頂には木は一本も無く、岩が折り重なった広い平地であるが、霧の中、３６０度の展望はゼロ。

しばらく休憩し、霧の晴れるのを待つも一向に晴れず。

はるばる石川から来て、天気予報に従い日にちをずらしてまでして登った蓼科山であるが無常！

11:05　諦めて下山開始。

来た道を引き返す。

下るにしたがって霧が晴れてきて登山口に着くころには蓼科山がくっきりとその姿を現した。

遠くの山々は相変わらず雲の中。

12:30　7合目登山口駐車場着。

西野さんはすでに戻ってきていて、皆を待っていた。

御泉水自然園を散策、十分堪能した後時間が余ったので昼寝をしていたそうで、昼寝をして皆の帰りを待つなどめったに無いことでとても良かったと喜んでいた。

12:45　7合目登山口駐車場出発、金沢に向け帰路につく。

蓼科周辺は白樺林が続き快適なドライブ。

小諸ＩＣで高速道に入り、一路金沢へ。

休日高速１０００円の最終日とあってか上信越道の妙高高原付近で大渋滞にはまりイライラ。

２車線になったり１車線になったりの道路の構造も問題。予定を１時間程オーバーしてしまった。

19:30　丸新ステンレス工業着。

※ ちょうど梅雨入りと重なり、３日とも晴れ間は現われず。

※  例年だと、この時期の入笠山はスズラン、その他の高山植物が咲き乱れ美しい盛りのようであるが、今年は雪が多く寒かったせいか1週間位遅れているようです。

※  八千穂高原、蓼科高原など八ヶ岳山麓は白樺の美しい高原らしい高原でとても気持ちの良いところでした。

スケジュール

　２８日　金沢→マンズワイン勝沼ワイナリー→雲峰寺
　　　　　→上日川峠（遊歩道散策・テント場で幕営）

　２９日　大菩薩嶺登山→嵯峨塩鉱泉入浴→金沢

２８日

7:00　丸新ステンレス工業に集合

台風接近で雨、風が心配される中、車2台で出発。

北陸道、上信越道、長野道、中央道と高速道を利用、松本あたりから雨がちらほら。

勝沼ＩＣで高速を降り、花池さんとの待合わせ場所「ほうとうの店　一味屋」へ。

12:20　「ほうとうの店　一味屋」着、花池さんはすでに着いていて無事合流、昼食に。

皆ほうとうを注文、出てきた物を見てびっくり。径２５ｃｍ位の鉄鍋に、かぼちゃ、きのこ、野菜類、平たいうどんがたっぷり。本場のほうとうは旨かったが、食べ切れずかなり余ったので持っていたコッフェルに入れて持ち帰ることにし、キャンプの食材にすることに。

満腹になったところで、店を出発、次の目的地へ。

13:05　マンズワイン勝沼ワイナリー着。

ワイン工場を見学後、お待ち兼ねのワイン試飲コーナーへ。

運転手以外は色々なワインを何度も試飲、任田さん、正来さんなどはご機嫌。

誰もワインを買わず、30分位ワイナリーで過ごした後、スーパーで幕営の食材、酒類を購入した後、幕営地への通り道にある武田信玄ゆかりの雲峰寺に立ち寄る。

武田家の家宝である日本最古の「日の丸の御旗」、戦場で用いられた軍旗「風林火山の旗」などが奉納されていて、貴重なものを見ることが出来、歴史好きの本田さんは大喜び。

15:15　幕営地の上日川峠着、雨は断続的に降り続いたまま。

幕営地を管理しているロッジ長兵衛で利用料10人分3000円を払うと、ロッジのご主人が「おめでとう」と言うので何のことかとキョトンとしていたところ、奥から地元産のワイン（１升壜入り）を持って出てきて「どうぞ」と。１０人でワイン１本サービスということになっているそうで、ラッキー。

早速近くの幕営地でテントを張り１段落。

15:45　夕食までに時間が有ったので、近くの遊歩道を散策に出かけた。

この遊歩道の終点には富士山の絶好の展望台が有り、ほとんど水平の木道が林の中に敷かれていてとても気持ちの良い道でしたが、小雨が降っていて見通しが利かず富士山は見えず。

晴れた日の富士山の看板の前で記念写真を撮り引返す。
往復で約40分。

16:30　夕食の準備開始。

ロッジ前の屋根付の休憩所を快く使わせていただき、雨の中とても助かりました。

スーパーで購入した食材、酒類、うどん屋で余ったほうとう、ロッジからサービスでもらったワインなど豪華な食事にが出来上がり、乾杯！明日雨が上がりますように淡い期待をこめて。

大いに飲み、食べ、盛り上がった。

1次会が終わり、テントに戻ってまた飲む者、寝る者それぞれ夜を過ごす。

22時頃　お開き、消灯。

雨は夜中じゅう降り続き、悪いことにテントの中ほどから雨漏りが始まってしまった。

雨受けに鍋を置いてしのぐも、しずくが飛び散り寝場所を確保するのに一苦労。

２９日

5:00頃　起床。依然として雨。

我々の他に若い人たちのパーティーが近くに幕営していたが、早々とテントをたたみ、山には登らず引返して行った。台風接近のため天候の回復が望めず、懸命な判断。

根性ある我々は登るのをやめると言う声が誰からも出ず、予定通り登ることにし、朝食をとり登山の準備に取りかかった。

6:25　大菩薩嶺に向け出発。

予定コースは、テント場→福ちゃん荘→唐松尾根→大菩薩嶺→賽の河原→大菩薩峠→福ちゃん荘→テント場。

皆レインウェア、傘の雨仕度で出発。福ちゃん荘までは舗装道路、そこから先はよく整備された登山道。

雨はそれ程でもなく、風もほとんどなく歩くのに問題なし。

針葉樹林と笹に覆われた明るい尾根道をたどり、8:00頃最後尾の藤村会長が雷岩に到着。

ここから大菩薩嶺まで10分。

8:10　大菩薩嶺（２０５７ｍ）到着。

木々に囲まれた頂上は、景色はゼロ。

この時点では雨はほとんどやみ、記念写真を撮る。

8:15　頂上を出発、大菩薩峠に向かう。

雷岩を通り笹に覆われた明るい（晴れた日には）尾根を下る。

ここから大菩薩峠にかけては富士山の景色が素晴らしい所であるが今回はまったく見えず。

所々に岩が露出したところを通り下って行くと、今まで何も見えなかった視界が突然かすかに開け、雲の間から大菩薩湖方面が見え出した。

なんとも素晴らしい光景に歓声が上がる。

これも束の間、以後景色はまったく見えず、小雨の中を下る。

8:45　賽の河原の避難小屋着。

立派な避難小屋で小休止、エネルギー補給後出発。

小説「大菩薩峠」の記念碑の所で記念写真を撮り、大菩薩峠へ向かう。

9:10　大菩薩峠・介山荘着

大菩薩峠は多摩地区と甲州を結ぶ甲州街道の裏街道といわれる青梅街道の難所で、かってはたびたび遭難者を出したそうだ。

峠の風情を感じながらしばし休憩。晴れていれば富士山が大きく目の前に見えたはず、残念！

9:25　大菩薩峠を後にテント場まで下山開始。

舗装された立派な道を下り、福ちゃん荘を経由テント場へ。
道中木々の新緑と笹が素晴らしい。

10:10　テント場着。

この時点になると雨が激しくなり、大急ぎでテントの撤収にかかるが、雨に濡れて畳むのに一苦労。

11:15　テント場出発、嵯峨塩鉱泉へ。

11:50　嵯峨塩鉱泉「嵯峨塩館」着。

武田信玄の隠し湯といういわれがあり、古風な趣のある建物。

立ち寄り湯は500円（1時間）、ヒノキの内湯、露天風呂があり渓流と新緑を眺めながら至福のひと時。
すっかり気持ち良くなり、疲れも癒されて「嵯峨塩館」を後にした。

12:20　「嵯峨塩館」出発、金沢に向かって岐路につく。

花池さんとは諏訪湖ＳＡで別れる。

雨、風は金沢に近づくにつれ激しくなり、ハンドルを取られそうになる。

必死に、慎重に運転

18:00　円新ステンレス工業着。解散。

※  今回は台風接近ということで雨、風が心配でしたが、登山中は支障の出るほどのことも無く歩き通せました。

※  悪天候のため、最も期待していた富士山がまったく見えず残念でしたが、よく整備された登山道、新緑の大菩薩は素晴らしいかったです。

※ ８０歳になる藤村会長も皆と同じに歩き通し、年を感じさせない健脚ぶりでした。

※　嵯峨塩鉱泉「嵯峨塩館」はまた行ってみたい素晴らしい宿です。秋の紅葉の時期は特に素晴らしいのではないかと思います。

※ 「ほうとう」「ワイン」「信玄ゆかりの寺」「信玄の隠し湯」「大菩薩峠」と山梨を満喫する楽しい山行でした。

スケジュール

　２３日　後藤山・伊掛山・観音崎灯台・健康の森（泊）
　２４日　板ノ丹山・高塚山・太平山

２３日

8:00　�潟Eエダ集合

早速ハプニング発生。

その１　任田さんギックリ腰で不参加、バスの中の主役西野さんも食あたりで不参加となった。

その２　マイクロバスの後輪がパンクしているのが出発前に発覚、急遽近くのガソリンスタンドに修理に出すことに。

このようなことがあり、35分遅れで小雨の中出発、前途多難の予感。

9:35　後藤山（84.41ｍ）近くに到着。

カーナビと登山用GPSで山頂の位置を確認、近くに車を止めたが登り口が見当たらず、道路脇の法面を強引に登る。山頂に挑んだのは7人。

とげの有る木などを払いのけながらの藪こぎに悪戦苦闘、周辺で最も高いところを目指す。

9:55　後藤山三等三角点発見。

写真撮影後下山、次の伊掛山に向けマイクロバスで出発。

村の人に道を聞きながら、目的地探す。

伊掛山への道をどんどん進んでいったが、だんだん細くなり急カーブのところで曲がりきれず、左前車輪がぬかるみにはまり動けなくなる。

運転手以外の全員下車し、車を押してやっとのことで脱出。バンパー破損。

11:00　車はここまでとし、伊掛山（252.25ｍ）へ向かい歩いて登る。

依然として小雨の降る中しっかりとした登山道を歩き三角点を目指す。

途中の杉林、雷か？激しく割れ、辺りに飛び散っているのが見える。

11:25　伊掛山頂上（二等三角点）到着。

石のベンチ、テーブルがあり、スイセンなどが植えられていてよく管理されている山であった。

下山は登り口と反対側の伊掛山神社跡側へ下る。

２０分程で伊掛山神社跡に到着、そこの大銀杏（高さ45.6ｍ、周り8.8ｍ）は石川県１だそうで大変立派。

一服後本田さんがマイクロバスを回してくれている場所に向けて下山。

水田、農家越しに七尾湾を見ながらの下山はのんびりとしてなかなか楽しい。

またこの道は山菜の宝庫、コゴメ、ノブキ、フキノトウ、・・・、夕食の材料がたっぷり採れた。

12:25　観音崎に向け出発。

12:55　観音崎灯台近くに到着。

雨をしのげる昼食の場所を探したところ、村本さんの交渉により龍燈山自在寺所有の観音崎会館を快く借してくれることになり、ここで昼食にすることとなった。お寺さんに感謝。

13:30　観音島を散策、燈台へ向け出発。

観音島には立派な観音堂があり、お参りしてから散策路を一周。観音崎灯台に向かう。

なだらかな燈台への道をのんびりと歩く。

13:50　観音崎灯台着。

観音崎灯台は全国に沢山あり、「俺ら岬の灯台守は・・・」の灯台は神奈川県の三浦半島の観音崎灯台です。七尾の観音崎灯台は無人の燈台で、塔高11.83ｍ、灯火標高32.30ｍ。天気の良い晴れた日は立山連峰が海の向こうに素晴らしく美しく見えるそうですが、今回は雨のため見えず残念でした。

14:05　観音崎出発。

16:30　健康の森着。

去年と同じキャビン２棟を借りる。早速山菜取りと夕食の準備。

今年は雪が多く、寒かったせいかワラビはほとんど無く、ある一箇所だけ有って夢中になって採った。

17:00〜　夕食・宴会開始。

刺身、山菜料理、焼肉等盛り沢山。田森さんの料理が素晴らしく、どれもとても旨い。

山行の食事としては質、量とも贅沢なもので、酒がどんどんと進み、宴会は大いに盛り上がり夜遅くまで続いた。

２４日

5:30頃からそれぞれ起上り、散歩する者、朝食の支度をする者それぞれ過ごす。

6:40頃から朝食。

前日採った山菜のてんぷらなど朝からボリュームたっぷり。

7:55　出発に先立ち、ここ健康の森にある三角点（238.8ｍ）を確認。

その後管理事務所が入っている総合交流センター内を見学、子供達を連れて来るには良い所。

8:15　健康の森出発、板ノ丹山（296.43ｍ）を目指す。

道路からそれらしい山は見えるが登り口を見つけるのに苦労する。

8:45　板ノ丹の山付近に到着。

道路脇に車を止め、三角点を目指し登り始める。

道らしい道が無く、藪こぎを強いられ、意外と苦労する。

9:20　悪戦苦闘の末、三等三角点を発見。

タラノメ、コシアブラなどを採りながら下山。

9:50　次の目的地高塚山（239.99ｍ）に向け出発。

10:30　高塚山付近に到着。

方向を定め登り始める。

最初はゆるい林道、途中から道が無くなり、すごい藪こぎと急登。

どの方向が山頂か分からない状態であったが、上へ上へと登り、山頂らしい所を見つけ登りきる。

会長、池村さんも頑張って上りきる。

11:10　山頂着、高塚山三等三角点を発見。

山頂は電波塔が立ち並ぶ所で、タラノ芽がかなり有る明るいところであった。

11:30小休止後下山開始。登って来た反対側にしっかりとした林道が有り、その道を下れば元の場所に楽に行けると思い、歩き始めたが、とんでもないことに。長い林道を下り終えたが山の反対側に下りたようで、ここから平坦な一般道、のどかな田舎の風景が心地よかったが、とてもとても長い時間歩いたが中々車を止めた場所にたどり着けない。分かれ道が現れ、どちらに行ったら良いものか？先を歩いていた人の中で右の道を行った人が遠くに見えるが、立ち止まって休んでいるがどうも違うらしい。左の道を行った本田さん達が相当歩いてやっとマイクロバスの所にたどり着いた。

12:35マイクロバスが皆を迎えに来てくれやっと高塚山登山が終了、かなり歩き疲れました。

高塚山に来る道中に村の人に聞いた立派な山モミジが近くにあるということでここで昼食にすることにし、そこに向かった。

12:50　山モミジのある西慶寺に到着、この隣にある下本郷農村公園の芝生にシートを広げ昼食。

高塚山で想定外に長く歩いた為かお腹がすき、のどが渇いてビールがとても旨い。

西慶寺の山モミジは石川県指定の天然記念物となっていて県内最大級、樹齢約５００年、樹高２０ｍ、樹冠の幅２５ｍの大木。紅葉の時期にまた観てみたい立派なモミジでした。

13:40　出発、最後の目的地太平山に向かう。

15:00　大平山付近に到着。

今回参加できなかった山本さんの実家が営んでいる農園で太平山の三角点の場所を聞き、そこに向かう。平らな所にぽつんと小高い山が有ったので、そこが三角点の場所かと思い登ってみたが三角点無し。

15:25　村本さん達が周囲より低い窪地にある二等三角点を発見、何でここが？

以前は高い所であったが削ってしまい、このような窪地となってしまったが三角点はその位置に置かれたとのこと。不思議な三角点を確認した後、帰路についた。

16:00　�潟Eエダに無事帰着。

※    今回は出発からハプニングがあり前途が思いやられましたが、目標の三角点６箇所全て確認することが出来ました。

※    ２３日は小雨でしたが２４日は気温は低いながら快晴で良い山行となりました。

※    能登にはまだまだ楽しい山がありそうです。

※    本田さんには今回もマイクロバスの運転を一人で引き受けてくれ一同感謝です。