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発行者:藤村 勇 編集者:流 豊秀 |
■Anker:175-3067 山行リストに戻る 過去の記録に移動
▲ 医王山(雪洞) ▲ 2012.年2月4日(土)〜5日(日)
行程 |
9:00 もりの里 イオン集合。天気は曇り。 4日、5日の食料、酒類を購入し10:10もりの里イオン出発。 10:25 見上峠着。 駐車場には他の車なし、出発の準備の間に3、4台の車が来る。 10:50 見上峠出発、西尾平まで行き、そこで近くの適当な場所に雪洞を作る予定にする。 スコップは会保有の物、平さん、東川さん持参の物各1個の計3個を持ち、スノーソー、銀マット等雪洞に必要なものを各人分担して担ぐ。 雪がかなり深くトレースも無かったが、他の登山者2名が我々より先の出発し、しばらくしてそのトレースに従って歩く。かなり楽ができ感謝。 11:35 医王の里着、東屋で休憩。 東屋はひさし近くまで雪で埋まっている。後続の6、7人のパーティーも東屋で休憩。 11:50 医王の里の東屋出発、西尾平に向け出発。 12:50 西尾平着。 避難小屋はほとんど雪に埋まっている。 13:10 西尾平出発、覗方面へ向かう。 ここからは踏み跡なく、ラッセルしながら進むことになった。 膝の上まで雪に潜り、一歩足を前に出すのが大変。 膝を使って前の雪を押しのけてから足をあげて前に出すと良いとの平さんの助言に従い一歩一歩ゆっくりと歩く。汗びっしょりとなる。 平さんが先頭に立つとやはり速い。 13:50 西尾平を出てから500m位行ったところで雪洞に適当な場所を見つける。 道の真ん中、誰も通っていない場所で、左が谷、右が尾根に向かった林の斜面。 ここでの雪の深さは2m以上はある。 早速スコップで雪をかき、排出スペースを確保してから雪洞堀を開始。 黙々と雪をかき、穴を掘り進むものすごい重労働。 ここでも平さんの大活躍、すごいプレーイングマネージャーぶり。 17:15 3時間半の重労働の末、4人が入れる立派な雪洞がようやく完成。 ランタン、ロウソクで明かりを確保、ビールで完成祝いの乾杯!喉に染み渡る美味さ。 その後今回のメインディッシュのおでんでお楽しみの酒宴。アルコールはビール、ワイン、焼酎。 「日本の防衛問題と今後の日本」??について夜遅くまで話がはずむ。 寒さを感ずることなく過ごせる雪洞は楽しい、22時頃就寝。 |
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6:15 起床、外はどんよりとした曇り空、時折雪、夜の間にかなりの積雪があった模様。 天井の何箇所から解けた水滴がポタポタと落ち、湿っぽい状態。 寝袋も湿っぽく、私はあまりよく寝られなかったが、皆よく寝ていられたなと感心する。 カップライス、味噌汁などの簡単な朝食。 今日は白兀山まで行き、又ここに戻る予定にし、出発の準備に取り掛かる。 雪洞内の物は全て撤去し荷物をまとめ外に置く。 8:10 必要な物だけを持って出発。 西尾平まで昨日歩いた道を戻るが、夜の間の積雪で踏み跡が消え、またラッセルを強いられる。 天気も回復し、青空がのぞく絶好の登山日和になってきた。 西尾平には既に2名の男性がいて、我々より先に白兀山に向かって林道を出発した。 おかげで楽ができ、感謝。 8:50 しがら首着。案内板は雪に埋もれて見えず。 ここから林道から分かれ、尾根道を行くことになる。 深い新雪に覆われた5m位の急斜面を登るのが大変、ここが今回一番悪戦苦闘した所。 登りきったところから先は2名の男性の他に、別ルートで登ってきた元気な若者らしき4名のスノーシューを履いたパーティーが作ったトレースもあり比較的楽に歩くことが出来、大変助かった。 高度を上げるに従い雪もしまってきて潜ることもなくなり、歩きやすくなってくる。 9:20 小兀着。 真っ白な頂上、白兀山が目の前、素晴らしい景色。 9:45 白兀山山頂着。 方位盤は辛うじて一部がのぞくほどの深い雪に埋もれ、近くの木には“えびの尻尾”が出来、このところの雪の多さと寒さをものがたる。 晴れた雪山の景色をしばし堪能、方位盤を足元にして記念写真を撮る。 10:05 下山開始。 久しぶりの好天に誘われてか、登山者が続々、あえぎあえぎ登ってくるのを横目に、わざわざ踏み跡の無いふわふわの斜面を腰の辺りまで潜らせ滑るように真直ぐに下る。下りは何とも気持ちが良い。 10:45 雪洞着。 前日苦労して作った雪洞を壊してから下山することに。 そのままにして来週も来て泊まりたいくらい、ああもったいない!。 デポしておいた荷物を持って下山開始。 12:15 見上峠着。 ※
天気に恵まれ、雪も多く、雪洞作りには好条件であった。 ※
平さんの指導の下、立派な雪洞が出来、楽しい酒宴が出来たことに感謝。 |
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▲ 2012年総会・新年会 ▲ 2012年1月8日(日)
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