金沢山岳会 会報 176
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
  
 




 
▲ 米山 ▲ 2012年6月17日(日)

参加者 :  池田副会長、新、本田、平、木谷、流(記録)、任田、正来、中村(久)、乙崎、

          会員外:玉谷、浅田、福島                     計 13 名

行 程

大平登山口→二の字→711m峰→米山山頂(昼食)→711m峰→二の字→大平登山口


7:00 丸新ステンレス工業に集合。

今回は新さんの知人の女性2名が初参加、全員で13名と大人数になった。

雨模様の天気、現地に着くまでに雨が上がるのを期待して出発。

9:30 大平登山口駐車場着。

雨はほぼ上がってはいたが、霧がかかっていて遠くは見えない。

9:40 米山山頂目指し出発。

大平集落を通り過ぎ登山道に入りしばらく登ると林道に入り、林道をしばらく行く。

9:50 本当の登山道入口に着く。

登り始めしばらく行くと、良く整備された階段が上へ上へと続く。1000mに満たない山であるが円錐形の山の形の通り、かなり急な登りが延々と続く。

10:55 二の字着。歩くのが速い本田さん達は10:40頃には着いていたのでは。

大休止。初参加の女性はかなりばてたようで頂上まで登れるか心配顔。

11:05 出発。はしごの階段、土の道、また階段を繰り返す。

11:15 711m峰着。

標高を安易に?山の名前にするとは珍しい。

晴れていれば妙高山・火打山・焼山などの大展望が得られるそうだが、今回はまったくだめ。

小休止後、頂上を目指し本格的な登りに。

相変わらず急な階段と岩の道をひたすら登る、所々にロープが張ってある。

周りは立派なブナ林がどこまでも続く。霧に霞むブナの林、幻想的で素晴らしい。

11:55 ガンバレ岩を通過、相変わらず急登。

12:05 シラ場跡着。

シラ場の説明書きは次の通り 

米山は明治5年の女人結界禁止まで女人禁制の山でした。女性はここ「シラ場」までしか登れませんでした。

「シラ」とは「戒」を意味する仏教用語で仏教に帰依した者が守るべき行いの規則」を意味する。従って「シラ場」とは「戒場」(戒めを受ける場所)で、この場合、女人禁制という規則(戒)を受ける場所ということになる。米山には四箇所の「シラ場」があります。

下牧:水野−女シラバ  谷根−熊野権現  吉尾−女人堂跡  大平−この地点

一息入れて最後の登り。分岐を過ぎ急登を続けしばらくしてひょっこり山小屋が姿を現す。

山小屋の脇を通り薬師堂のある山頂へ。

12:30 米山山頂着。早い人はとっくに小屋に入って食事を摂っている。

山頂は霧がかかり見通しゼロ。晴れていれば360度の絶景のはず。

小屋に戻り皆に合流。あらためて乾杯。

小屋は大変立派な建物で広い。きれいに掃除された木の床、柱時計も有る。

30分位の昼食休憩後、山頂の一等三角点の所で記念写真。

ここには現在日本では3個しか現存が確認されていないという「原三角点」がある。

これがその三角点だろうと写真を撮る。

他の2箇所は

 雲取山:東京都西多摩郡奥多摩町

 白髭岩(白髭山):群馬県甘楽郡下仁田町

13:15 下山開始。

登ってきた道を引き返す。

雨にぬれ滑りやすく歩きにくい。

下り始めてしばらくして、福島さんが脚を滑らせ転倒、右足首を痛めてしまった。

とても痛そうであったので背負って下ることも考えたが、歩けるということで何とか歩いて下る。

16:30 皆から大分遅れて登山口までたどり着く。

登山口に着いてみると、木谷さんも足首を痛めてしまったということを知らされびっくり。

何とか全員揃い、登山口を後にする。

19:00 丸新ステンレス工業着、解散。

    天気が悪く楽しみにしていた景色も見えず残念であったが、素晴らしいブナ林が続く大変良い山でした。

    1000mに満たない山であったが、なだらかなところが少なく急登が続くきつい山でした。

※ 2人の怪我は、翌日の病院での診察の結果、骨折という重大事となってしまいました。早い回復を祈っています。

※ 木谷さんは、翌日には奥さんと北海道旅行に出かける矢先の出来事で、中止をせざるを得なくなったそうで、気の毒で(特に奥さんには)何とも言いようがありません。


大平集落を通り過ぎる

珍しい花

長い長い階段

二の字で小休止

711M峰の標識

ブナ林とつつじ

ブナ林

ブナ林

ブナの大木

ガンバレ岩

シラ場跡

シラ場の説明書き

頂上手前の山小屋

薬師堂のある頂上

頂上で記念写真

山小屋で昼食

山小屋で昼食

山小屋で昼食

一等三角点

原三角点

全員の記念写真

下山開始

幻想的なブナ林

登山口に帰着

                       





▲ 第39回残雪の白山 ▲ 2012年6月2日(土)〜3日(日)

   参加者 :  新(CL)、平、木谷、土本、流(記録)    計 5 名
         

スケジュール

6/2(土)

白山さん→別当出合→甚之助避難小屋→南竜ヶ馬場冬季小屋(泊)

6/3(日)

南竜ヶ馬場冬季小屋→トンビ岩→室堂→御前峰→千蛇ヶ池方面→水屋尻雪渓→室堂→トンビ岩→南竜ヶ馬場冬季小屋→甚之助避難小屋→別当出合→白山さん

6/2(土)

8:00 白山さん駐車場に集合。
天気は晴れ、明日も晴れの予想で絶好の登山日和に楽しみ大。
平さんの車1台に全員が乗り出発。

9:15 別当出合駐車場(川の方に下りた所)着。
残雪のチブリ尾根が美しい。

9:25 避難小屋泊まりということで、大きくて重い荷物となったが、気合を入れて出発。

9:35 別当出合着、軽く腹ごしらえをし、身支度を整える。

9:40 いよいよ出発、吊り橋は板が架かっていて助かった。

10:20 急な石の階段を汗びっしょりになって登り、やっとのこと中飯場着。
雪解け水を集めて流れる幾筋の滝が圧巻。
小休止の後、出発。覗近くになると登山道にも残雪が現われてきた。

11:15 覗着。
残雪をまとった観光新道方面の尾根が美しい姿を現す。
ここから先登山道は湿った残雪に覆われ、残雪の白山らしくなってきた。残雪が美しい別山を横に見ながらゆっくりゆっくり登る。

12:20 新装成った甚之助避難小屋着。
休憩している人が数人、外国人のカップルも一組、若い登山者が意外と多い。
昼食休憩をとる。
別山をバックに各々写真を撮る。新さんの来年の年賀状はここの写真かも。

13:00 アイゼンは着けずに出発、南竜ヶ馬場冬季小屋へ向けて最後の登り。
雪は湿って柔らかい。何箇所か危険なトラバースもあり慎重にゆっくり歩く。
一面の雪の中に南竜ヶ馬場の小屋が視界に入り出し、あと少しで冬季小屋だ。
白山側の斜面には竜に似たようにも見える雪形、反対側には南竜ヶ馬場と別山が何とも美しい。

14:05 南竜ヶ馬場冬季小屋着、お疲れ様でした。
入口のドアは雪に覆われていることはなく、たやすく入ることが出来た。
小屋には誰も居ない、我々で独占。(後になって三重県からの登山者一人が入ってきた)
まだ十分に明るい時間ではあるが早速宴会に入ることにした。

14:30 まずはよく冷えたビールで乾杯。

(缶ビールを早く冷やす方法:雪の中(家でやる場合は氷)に缶ビールを横にして置き、手でクルクルと1〜2分くらい回し続けるとみるみる冷たくなります)

その後は、新さんが持参の“とんちゃん”やその他各々が持ち寄った食材で日本酒、ワインを飲み続ける。
小屋の中はゆったりとしたスペースが確保でき、寒くもなく快適。
19:00頃外に出てみると星は見えなかったが月が出ていて、明日の好天が期待された。

19:30頃 就寝。



               
                  就寝前の小屋の外

別当出合出発

分岐
右側が登り

中飯場

中飯場周辺散策


登山道に雪が現われる

覗で小休止

残雪を行く

別山を前方に見ながら

別山をバックにポーズ

別山をバックにポーズ

甚之助小屋直前

新しい甚之助小屋前で

甚之助小屋を後に

前方に南竜ヶ馬場

南竜ヶ馬場直前の
トラバース

竜?のような雪形

南竜ヶ馬場への下り

冬季小屋

乾杯
とんちゃんその他の
ご馳走





6/3(日)

5:00頃 バラバラと起床。外は晴れ、素晴らしい山の朝。
今日の行程は小屋から山頂まで行き、また小屋に戻ってくる予定。

6:30 アイゼンを装着、荷物はここに置き最低限の物だけを持って出発。
トンビ岩を目指しルートを選びながら登っていく。
残雪は多く、柔らかく湿っている。
段々と傾斜がきつくなり、危険なトラバースも何箇所かあり慎重に慎重に進む。
大阪から来た男性の2人連れが急な斜面のトラバースで四苦八苦、進みが遅い。
後方から行く我々は新さんの判断で危険なトラバースを避け、上のハイマツ帯の方向に登り、その脇に沿って登って行く。クレバスなども何箇所もあったか比較的楽に歩ける。
新さんが大阪の連中に我々の歩いたコースを来る様に声をかけると、それに従って登って来た。
あまりこのような状況は経験が無いようで、感謝される。

7:45 トンビ岩に到着。
ここから先しばらくは雪の無いハイマツ帯、アイゼンを外し室堂を目指す。
ハイマツ帯を抜け万才谷雪渓に入ると、素晴らしい残雪の白山の絶景が広がる。
前方に丸く大きな白山御前峰と室堂の小屋、後に別山が青空の中に映える。
緩やかな雪渓の気持ちよい登りを楽しむ。

8:20 室堂着。
室堂の小屋はまだ雪に半分埋まっている。
積雪は2m位か?重機がすでに小屋前に有り、オープンに向け準備は始まっているようだ。
白山神社にお参りし、鳥居前で記念写真。

8:25 小休止の後、いよいよ御前峰めざし登山開始。
しばらくは雪の中を歩き、後は雪の消えた石の夏道を登る。

9:13 奥宮、御前峰到着。
ビールと日本酒を備えお参りし、乾杯。
青かった空は雲がかかってきて遠くの景色は見渡せない。

9:25 頂上を出発。
六地蔵経由、水屋尻雪渓を下り室堂を目指す。
水屋尻雪渓は室堂、弥陀ヶ原まで続いる。
快適な雪渓下り。緩やかなのでグリセードは出来ず、シリセードする。
夏のハイマツの中の石ころ道を歩くのと違い、何とラクで楽しいことか。

10:15 あっという間に室堂着。
室堂の小屋では、2人の男が小屋内の毛布、ゴミなどをヘリで運ぶための荷造りの真っ最中。
この人たちが居るおかげでまた小屋がお客を迎えられることになると思うと感謝一杯である。

10:20 雲行きが怪しくなってきた、急いで下山にかかる。
登って来た時と同じ万才谷雪渓を横切り、ハイマツ帯を通りトンビ岩へ。
さらにここから雪渓を下り南竜山荘へ向かう。
傾斜が急な所では、平さん、木谷さんは見事なグリセードで快調に下る。
雪が湿っていてやわらかく滑りが良くなかったようだが、これを楽しむために残雪の白山に来たような感じで楽しそう。
私はピッケルを持って行かなかったのでグリセードが出来なく(持っていてもやり方を教えてもらわないと出来ませんが)、尻セードや靴を滑らして下る。
雪渓の下りはラクで楽しい。

10:55 あっという間に南竜ヶ馬場冬季小屋着。
小屋に着いたと同時に心配していた雨がポツリポツリ。
ここで昼食。

11:35 小屋を出発、下山にかかる。
雨はまだポツリポツリで合羽を着るほどではない。
霧がかかり、周りの地形が分らない。
雪に付いた踏み後を辿って歩いて10分位して、小屋を出てからしばらくは登って行かなければならないところ谷を下っていることに気付く。
方向違いに気付き、少し引き返してから上へ上へと雪の斜面を登って行き正規の南竜道に出る。
しばらくして雷が鳴り出し、そのうち雨が激しくなってきたので急いで雨具を着る。
雨の中をほとんど雪に覆われた夏道に沿って順調に下って行く。

12:25 甚之助避難小屋着
小屋の中には雨宿りの登山者が10名程、ここでも若い人が意外と多い、我々もしばらく休憩する。

13:00 雨は小降りになり、小屋を出発。
歩いているうちに徐々に雨が上がり、周りも明るくなってきて景色が見えるようになった。
山つつじ、山桜が美しい。

14:15 別当出合駐車場に無事下山。
さあ車に乗って帰ろう としたところ「なな何と、エンジンがかからない」 
バッテリーが上がり、ウンともスンとも言わず。
結局、JAFに電話、助けてもらうことになったが、サービスカーの到着が約1時間30分後とのことであったが、仕方なく待つことに。
それまでどうやって時間をつぶすか?
とりあえずお湯を沸かし、コーヒーブレイク。
その後辺りをぶらぶらしたり、昼寝したりしているうちにサービスカーが到着、ブースターケーブルをつなぎエンジンスタート、万歳!これで帰れる!

16:00 別当出合駐車場出発。

17:00 白山さん駐車場着。
ここでまたまたハプニング。
何と、新さんの車の後ろのドアが開いているではないか、しかもエンジンキーが挿したまま。
うっかりしてキーを挿したまま、ドアを開けたままにして平さんの車に乗って出発してしまったようだ。
2日間盗まれることもなく、そのままであってラッキー!白山さんの御加護か。

 
    3日の午後雨に降られましたが、それまでは好天で、気温も低くなく素晴らしい登山が出来ました。

    残雪はたっぷり、白山、別山は素晴らしい山でした。

    最後になってハプニングが2件あったが、登山は素晴らしかったと思います。

 次、残雪に行くときにはピッケルを持ち、グリセードを試みたい。







朝の南竜ヶ馬場

出発準備
アイゼン装着

出発前
冬季小屋前で

出発して間もなくの
トラバース

振り返ると
別山と南竜ヶ馬場

トンビ岩へ向かって

別山をバックに
雪渓を登る

トンビ岩着

ハイマツ帯の向こうに
御前峰

万才谷雪渓から
別山を望む

室堂を目指しざし
万才谷雪渓を行く

雪渓と白い雲

万才谷雪渓と御前峰

室堂が現われる

白山神社前で

御前峰目指し雪渓を行く


御前峰中腹から望む
室堂と別山

白山奥宮

水屋尻雪渓を下る

室堂前
オープンに向け準備中

万才谷雪渓を下る

木谷さんの
見事なグリセード

平さんの
見事なグリセード

木谷さん、平さん
二人揃って楽しそう

冬季小屋を出発、下山

雨の中の南竜道
甚之助小屋着

山つつじ

山桜







▲ 荒島岳
  2012年5月27日(日)

   参加者 : 
村本(CL)、本田、木谷、土本、流、

             任田、正来、乙崎(記録)、井村、藤村(会員外)   計 10 名


コースタイム(勝原コース)

登山口8:46 → リフト終点9:15 → しゃくなげ平11:2011:30 → 頂上12:4013:20→ しゃくなげ平14:3014:40 → 登山口16:20

( 登り 約4時間  下り 3時間 )

 

駐車場に有るトイレの横からゲレンデを登り始める。夏を思わせる暑い日だ。

小石の多い登山道は歩きにくい。最初からのきつい登りだが健脚組みはハイペース。

スキー場を登りきると登山口の標識がある。ここからが本当の登山コースかな?

雑木林の中は木漏れ日が射し歩きやすいがゆるい傾斜が続いている。

820m地点“トトロの木”あたりからブナ林である。緑も濃く力強さを感じる。

白山展望台を通過し、200段もあろうかと思う階段を登りきるとしゃくなげ平。

花は見当たらない。

ここは中出コースとの合流地点だ。

つかの間の休憩をとり、また歩き始める。暫く歩くと“もちがかべ”である。

鎖もあり階段もあるが段差もあるので思わず「よいしょ」との声が出る。

疲れている脚と心臓にはとてもつらい。

ゆっくり、ゆっくり歩く。

休憩していた登山者に「しゃくなげの花が咲いているよ」と教えられ、振り返るとピンク色した大きな房の見事な花が咲いている。感動!

やがて頂上が見渡せる尾根道に出る。遥か山々の稜線は細い細い糸のようだ。ぼんやりとしている。

最後の力を振り絞り頂上に到着。先着組が迎えてくれた。

高度差1000m以上もある山はやはりきつい。頂上からは360度のパノラマ、登れて良かった。

 花 : ギンリョウソウ、キスミレ、ミヤカタバミ、しゃくなげ、ショウジョバカマ、カタクリ、コバイケソウ、サンカヨウ、イワカガミ、他。



ゲレンデの先の山の
その奥に荒島岳

コースマップ

単調なゲレンデ内を
登りはじめる

小石の多い登山道
ウツギが満開

遠くに法恩寺山

道端にフジの花

リフト終点

ここからが
本当の登山道

”トトロの木”と新緑の
ブナ林
の中の急登

見事なブナ林

しゃくなげ平

もちかべの急登

遠くに荒島岳

白山は雲がかかって
見えず

頂上には登山者が一杯


頂上の標識と
一等三角点

頂上の祠

頂上で昼食

頂上で記念写真

笹の中を下る

急な階段の下り

明るいブナ林

カタクリの花

しゃくなげの花

サンカヨウ


ゲレンデ上部
遠くに三の峰

無事下山






▲ 干支の山A 雲龍山
  2012年5月13日(日)

   参加者  :  池田副会長、新、本田、村本、木谷、坂田、流、(記録)、

        正来、乙崎、井村 
            計 10 名

9:00 白山さん集合、出発。

久しぶりの青空、ひんやりとした空気が心地良い。

9:20 吉野工芸の里着、ふるさと工房脇の駐車場に車を置く。

9:25 雲龍山に向け出発。

今回は釣堀がある側の登山口とは反対側の登山口から登り、釣堀側に下るルート。

山裾の舗装された道路を金沢方向へ少し戻り、登山口を捜す。

廃屋の辺りに登山口を捜し当て、登り始める。

今はほとんど使われていないような道で、よく見ないと登山道とは分りにくい。

かってはよく使われたのだろうか、鉄の杭が細かいピッチで打ち込んである。

猛烈に急な斜面で、ジグザグに上へ上へと続いている。

藪を払い、倒れた木を乗り越え、鉄の杭を手掛かりに喘ぎあえぎ登る。

10:30頃 急登は終わり尾根に出る。

やっと周りの景色を見る余裕が出たが、深い木々の中遠くは見えず。

新緑がとても美しく、つつじも所々に見られる。

細い尾根を上り下りしながら進み、

11:00 一つのピークにたどり着く。

ここが雲龍山山頂と思い込み記念写真を撮る。

ここは木々に覆われて見通しが利かず、昼食場所として不適。

見晴らしのよい場所を捜して先に進む。

白山がくっきり見える場所が1箇所だけあり、ここを通過してしばらく上り下りするうちに

11:30 もう一つのピークに達する。

携帯のGPSで確認すると、ここが雲龍山山頂であることが分った。

見晴らしは良くないが、ここで昼食。

12:30 下山開始。

釣堀側への登山道は急ではあるが、登って来た道に比べれば良く踏まれた分りやすい道。

新緑と森の香りがとても爽やか。

12:40 中腹にある東屋着、小休止。

ここから急な道を一気に下り

12:55 釣堀側の登山口に無事下山。

帰りにパーク獅子吼に立ち寄り、コーヒーでしばらく談笑。

14:20 白山さんへ帰着、解散。

 

 

       急登の連続で低い山とはいえかなり手ごたえのあるいい山でした。

       天候に恵まれ新緑あふれる春の山を楽しむことが出来ました。

       坂田さんは、当初は見送りだけとして白山さんに顔を出したところ、皆に誘われてしぶしぶ(?)同行することになったが、登山を楽しめたのではないかと思います。

       井村さんは初参加でしたが、我々の会としては若い方で歩行もしっかりとしていて、これからも山行にご一緒できるのが楽しみです。

 




「吉野工芸の里」から
出発

登山口付近 
田圃に映る白山

登り口を捜す

やっと見つけた登り口
いきなりの急登と藪

猛烈な急斜面の
登山道

登り始めて間もない 
 笑顔と余裕

中腹で小休止

やっと尾根に出て
急登は終わり

みずみずしい新緑

芸術的な枯れ木

雲龍山手前のピーク

木々の間から
やっと見えた白山

本当の雲龍山頂上

雲龍山山頂の表示

山頂から下り

中腹にある東屋で
小休止

つつじ

川を渡って登山口
(釣堀の駐車場)へ

反対側の登山口へ
無事下山

右側が雲龍山

工芸の里への
のどかな散策

何という花?

御仏供杉

パーク獅子吼で
コーヒー










 ▲ 第17回グリーンウォーク  2012年4月29日(日)

   参加者  :  藤村会長、池田副会長、中村(孝)、新、本田、村本、木谷、
        流、(記録)、任田、正来、中村(久)


                               計 11 名 



金沢見晴らし健脚コース(約21km)に参加。
8:00頃 金沢城公園新丸広場に集合。

9:00スタート

金沢城公園石川門口→金沢くらしの博物館
→天徳院→辰巳用水遊歩道→寺津用水遊歩道→

10:50頃 末浄水場園地(チェックポイント)着、小休止 →

11:40頃 内川スポーツ広場着、昼食。

12:30頃 内川スポーツ広場出発→

13:40頃 大乗寺丘陵公園(チェックポイント)着、小休止。→金沢外環状道路→W坂→桜橋→金沢21世紀美術館→金沢城公園石川門口→
15:10頃ゴール 

15:40頃解散

快晴の春の暖かな日差しをうけ、のんびり、
一生懸命に歩く。


辰巳用水遊歩道から寺津用水遊歩道にかけてはよく整備されたとても素晴らしい道でした。

かなりの長い距離でしたが脱落者も無く、全員完歩できました。

解散後、土本、木谷、流の3名は しいのき迎賓館1Fのカフェの屋外で、生ビールで打上げを行った。
爽やかな風に当たり、お城の石垣や兼六園の緑を見ながらの生ビールはとてもとても旨かった

次回のグリーンウォークでは、皆さん車で来るのをやめて、ここで打上げをしましょう。


打上げ
生ビールが沁みる〜

コース図

出発前

金沢市長の挨拶

辰巳用水遊歩道

寺津用水遊歩道

寺津用水遊歩道

寺津用水遊歩道の
看板

寺津用水遊歩道

末浄水場園地
(チェックポイント)

末浄水場

春の犀川

内川スポーツ広場で
昼食

大乗寺丘陵公園内の
モニュメント

W坂

ゴール

ゴール

全員ゴール
お疲れ様







 ▲ 能登の山 ▲  2012.年4月21日(土)〜22日(日)

  参加者 : 藤村会長、池田副会長、池村、中村(孝)、新、土本、本田、
        平、花池、村本
木谷、東川、流、江口(新さんの知人)、
        正来、任田、中村(久)、中村(喜)
                            計 18 名

スケジュール

21日(土) 潟Eエダ⇒舞谷御前山(367.8m)⇒鞍坪山(365.8m)
       
⇒平時忠の墓所⇒健康の森(泊)

22日(日) 健康の森⇒城ヶ山(258.4m)⇒三蛇山(371.9m)
       ⇒佐比野山(387.8m)
⇒ごねんごろ山(390.7)⇒潟Eエダ

21日(土)

8:00 潟Eエダに集合、出発。

今回も全工程本田さんが運転を引き受けてくれて、大変ありがたい。

快晴、能登自動車道を通り最初の目的の山「舞谷御前山」に向かう。

車に搭載のカーナビと、平さん、東川さん持参の登山用GPSを頼りに目的の「舞谷御前山」に最も近い場所を探し、駐車。GPSの威力は素晴らしい。

10:25 目指す頂上に当たりをつけ、田んぼの畦道を進み、舞原神社の脇の道らしき所から登り始める。

すぐに道は無くなり藪こぎ、頂上近くになると藪が薄くなり、植林帯、雑木林の中を登る。

11:15 「舞谷御前山」の三等三角点発見。

頂上からは穏やかな春の能登の海が眺められた。

記念写真を撮り、すぐに下山にかかる。

途中珍しいものを目に。なんと太いケヤキの木の窪みにエンレイソウが生えている珍しくも微笑ましい光景。

途中我々の登った跡を頼りに登ってくる中高年の2人連れに会う。

この2人連れが今回2日間の能登の山で出合った唯一の登山者でした。

コシアブラの木は沢山有ったが、芽はまだまだ小さく採ることが出来ず。

ワラビもまだ時期が早いようで少なかったが、太い立派な物が生えている所があり夕食の食材として採取しながら下った。

12:00 全員車の場所に帰着、ここで昼食。

屋外での一汗かいたあとのビール、最高です。

12:35 出発、新さんの能登の知人のお宅へ向かう。

ここで能登の海で取れたワカメと栽培している椎茸“能登155”を沢山いただく。

大変ありがたく、感謝感謝しながら次の目的の山「鞍坪岳」へ向かう。

13:45 風力発電機の林立する所のすぐ脇の道端が「鞍坪岳」の近くと当たりをつけ駐車、

頂上はすぐそこのはず。

背丈ほどのものすごい藪こぎをすること約5分、「鞍坪岳」の三等三角点発見。

記念写真を撮り下山、楽しい藪こぎでした。

14:10 出発、次の目的地「平時忠とその一族の墓所」へ向かう。

14:20 「平時忠とその一族の墓所」着。

県指定史跡として保存されているところで、NHK大河ドラマ「平清盛」の放映中で、一躍注目の場所になっている。

見学していたところ、見知らぬオジサンが墓のところでこの場所の説明をはじめ、一同聞き入った。

このオジサン(大変失礼しました)は何と平時忠の末裔で27代目とのこと。

14:40 墓所を後に今回の宿泊場所の「健康の森」に向かう。

15:40 「健康の森」着。

夕食の準備する人、食材の山菜を採りに周辺に出かける人それぞれに動く。

今回は山菜がほとんど採れず、今年の冬が長く寒かったことを実感する。

事前に購入しておいた食材の刺身、魚、野菜類に、新さんの差し入れのワカメ、能登155、村本さんの差し入れの銀杏、私が前日採って来たコシアブラなどの多彩な料理が並び、メーンイベントの豪華な宴会になった。

アルコールはビールに始まり、日本酒、焼酎、ワインと続く。

部屋での宴会が一段落して、外に出てファイヤーを囲み山の歌をうたう。

22:30頃就寝。


本田さんの運転で出発

別所岳PAの展望台

舞谷御前山の登り口

池村さんも頑張って

中腹から
能登の海を望む

頂上近くの雑木林


舞谷御前山
三等三角点

ケヤキの窪みに生えた
エンレンソウ

エンレイソウ

舞谷御前山からの下り

下山した所で昼食

垂水の滝

鞍坪岳の登り口
らしき所に駐車

鞍坪岳への登り

鞍坪岳
三等三角点

ものすごい藪こぎ

平時忠及び
その一族の墓所

墓碑

平時忠の子孫
という方の説明を聞く

平家の家紋(蝶紋)
のある家の前で

健康の森の
ログハウス前

宴会

宴会

ログハウス前で
火を囲み山の歌を歌う

ログハウス前で
火を囲み山の歌を歌う

22日(日)

6:00頃起床。

薄曇りだが、ひんやりとした空気が気持ち良い。

朝食に銀杏の炊き込みご飯、ワカメ、山菜料理がとてもおいしい。

7:50 出発、最初の目的地「城ヶ山」へ向かう。

林道をどんどん登って行き、ついに倒木等でそれ以上車では行けない所まで来て駐車。

8:25 車から降りて、ここから林道を上へ上へと歩く。

15分ほど歩いて行くと広い舗装道路に出た。通り過ぎる車にも出会う。

GPSに従い舗装道路をしばらく歩いて行くと、「城ヶ山」登山口にたどり着いた。

この登山道には「猿鬼街道」の標識があり、しっかりとした道になっている。

8:55 「城ヶ山」の頂上着、三等三角点発見。

能登の山と海がよく見え景色の良いところである。

三角点発見で気分よく下山。

9:40 車の場所に帰着、次の目的地三蛇山に向かう。

三蛇山に行く途中で、輪島駅の跡地に出来た道の駅「ふらっと訪夢」に立ち寄る。

次の駅シベリアの看板の前で記念写真。

10:55 「三蛇山」頂上近くを道路が通っていて、頂上近くに車を駐車。

当たりをつけて道路脇の土手から笹薮をかき分け登る。

11:00 あっけなく「三蛇山」頂上着、登ること1,2分。

何とここの三角点は一等三角点であった。

木に「下山村 一等三角点 372m」の看板が掛けてあり、訪れる人も多いようだ。

下山後、すぐ近くに三角点の山「佐比野山」があることがナビで分り、おまけとして立ち寄ることにした。

11:20 ナビに従い「佐比野山」近くの道路脇に駐車、道路脇の土手から薮をかき分け登る。

11:22 ここもあっけなく「佐比野山」頂上の三等三角点発見、登り1,2分であった。

下山後、アテの元祖のあるあすなろ公園に行き、ここで昼食とすることにした。

桜が満開でとてもいい感じの所であった。

12:30 あすなろ公園を出発、最後の目的の山「ごねんごろ山」に向かう。

この頃から弱い雨が降り出す。

13:10 登り口らしき所に到着、駐車。

雨の支度をして登り始める。

始めは小さな沢沿いを登って行ったが、途中で道が無くなり、道無き急な尾根を登る。

藪はそんなに深くなく、木々の間を布の目印を所々に付けながら登って行くと、頂上近くの小さな舗装道路に出た。

GPSで頂上位置を探し、それに従って登って行く。

13:50 間もなく「ごねんごろ山」山頂の三等三角点に到着。

小雨の中の登り40分、今回の山で最もキツイ登山であった。

木々に付けた目印を頼りに急いで下山。

14:20 目的をすべて果たし、満足感一杯で岐路につく。

16:00 潟Eエダに無事帰着。

 

    今回は初日は快晴で暖かく快適、2日目は曇りから弱い雨とあいにくであったが、目的の5つの山とおまけに1つの山の三角点を制覇することができ、とても良い山行でした。

    今年は寒い日が長かったのか、山菜はまだ早い段階で、ほとんど採れなかったのが残念でした。

    今回の山行ではGPSの威力によるところが大、地図と磁石の時代は終わったのか?

    2日間運転していただいた本田さんに参加者一同感謝感謝、有難うございました。




朝のログハウス前

城ヶ山の登り口
奥に猿鬼街道の標識

城ヶ山頂上付近

道端の
ショウジョウバカマ

城ヶ山
三等三角点

道の駅 ふらっと訪夢
(旧輪島駅)

三蛇山
一等三角点

佐比野山の
三角点発見

佐比野山
三等三角点にて

桜満開の
あすなろ公園

あすなろ公園で昼食

元祖アテの木の前で

ごねんごろ山への登り

ごねんごろ山
頂上付近

ごねんごろ山
三等三角点