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発行者:藤村 勇 編集者:流 豊秀 |
9月29日(土) 15:00 先発隊 もりの里「やまや」に集合、酒、食材を購入後ビジターセンターへ向かう。 16:30 ビジターセンター着、早速月見の宴の準備にかかる。 メインは めった汁、焼肉、そして焼き芋。 キャンプファイヤーの準備も整い、後発隊も順次到着。 曇り空で「中秋の名月」は残念ながら見られず。 17:45 乾杯! 「月見の宴」開始。 ビールから始まり、ワイン、酎ハイ、日本酒、焼酎など月が無くても月見気分でどんどん進む。 めった汁、焼肉、焼そば何でも美味い。キャンプファイヤーの火で焼いた「焼き芋」は特に美味い。 アルコールは年齢、時代の流れか日本酒よりワインが好まれ、よく飲まれた。 22:00頃 お開き。 |
6:30頃〜 それぞれに起きだしキャンプファイヤーの残り火を囲んで朝食。 8:00 ひとまず解散、周辺を散策する人、帰る人に分かれる。 周辺を散策する人 池村、中村(孝)、木谷、土本、花池、東川、流、任田、正来、乙崎の10名。 大平池、三蛇ヶ滝を巡って戻ってくる初秋の医王山周辺散策。 天気に恵まれ気持ちの良い散策でしたが、三蛇ヶ滝に行く途中の下りで池村さんが石につまずいて転倒、頬のあたりを切り出血してしまった。幸い大事に至らずビジターセンターに戻った。 木谷、流はトンビ岩に登り、池の周りを周って戻った。 色ずき始めた木々、ススキの中のトレッキング爽やかでした。 11:00 解散。 |
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行 程
8月10日
丸新ステンレス工業→笹ヶ峰→高谷池ヒュッテ→火打山→高谷池ヒュッテ(泊)
8月11日
高谷池ヒュッテ→黒沢池ヒュッテ→妙高山→黒沢池ヒュッテ→笹ヶ峰→苗名の湯→丸新ステンレス工業
27日
丸新ステンレス工業→五竜エスカルプラザ駐車場(テント泊)
28日
五竜エスカルプラザ駐車場→八方駅→八方池→丸山ケルン→唐松山荘→唐松岳→唐松山荘→遠見尾根分岐
→五竜山荘(泊)
29日
五竜山荘→五竜岳→五竜山荘→遠見尾根分岐→白岳→大遠見山→地蔵の頭→アルプス平→とおみ駅
→五竜エスカルプラザ駐車場→エスカルプラザ(入浴)→丸新ステンレス工業
27日 21:00 丸新ステンレス工業に集合。 新さんと流の車2台に分乗し出発。 金沢東ICから北陸道に入り糸魚川ICで下り、国道148号線を走る。 24:00 五竜エスカルプラザ駐車場着。 広い無料駐車場に車はまばら、端の方に駐車しテントを張る。 明日明後日の好天と登山の無事を願ってビール、ワインで乾杯、明日は早朝発のためそこそこにしてお開き。 涼しいかと思いきや暖かく、寝袋なしで寝るも、朝方すこし寒くなった。 |
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4:45頃 起床。 朝食は八方池山荘あたりでとることにして早速テント撤収、登山の身支度をする。 車はここに置いたままにして八方ゴンドラ駅に行く計画で、予約しておいたタクシーを待つ。
5:30からゴンドラは動き始めていてかなりの人が集まっていたが、待ち時間なしで登山者、観光客に混じって乗車。 ゴンドラリフト、アルペンクワッドリフト、グラードクワッドリフトを乗り継いで花いっぱいのスキーゲレンデを上へ上へ。
乗り物を使えるのはここまで。 ここで朝食、腹ごしらえをし、きれいなトイレで用を足す。
花の八方尾根の名の通り様々な花々があたり一面、花の名前を書いた看板が主だった所に立ててありそれらを見ながら緩やかな登山道をゆっくりゆっくり歩く。 高い木もなく景色抜群、快適。
八方池の周りを一周。晴れた風の無い日には、池に後立山連山が映る絶景ポイントであるが、山々には薄く雲がかかっていて池に映る姿に出会えず残念であった。なかなか良い時期に当たらないものだ。
北アルプスらしい明るく見通しの良いい登山道を気持ち良く歩く。 見事なダケカンバの地帯を過ぎ、雪渓を横切り、段々と傾斜が急になってくる。 雲はほとんど消え、白馬、杓子、白馬槍、不帰ノ嶮が目の前に鮮やかに現われ、ますます北アルプスらしくなってきて素晴らしい、大感動。
絶景に一同感動、記念写真を撮る。
ハイマツと高山植物の中の登山道、後立山連峰を見ながら。
昼食を前に、山荘にザックを置き唐松岳を往復することに。 斜面にはコマクサの群生。
立山、剣の立山連峰、不帰ノ嶮、白馬槍が岳、反対側にはこれから登る五竜岳と飽きることの無い絶景にしばし見とれる。
山荘で冷えたビールを購入、昼食。ビールの味は格別。 つまみ類、果物、野菜類など皆沢山持って来ていて次から次と出てくる。 少し持って来すぎ。
乙崎さんは体調不良でこれより先に行くのを断念、唐松山荘の泊まることにして皆と別れる。(実際は下山して八方のペンションに宿泊) ここから先は岩稜の連続、クサリも所々に。大きく切れ落ちたやせ尾根、落石に注意を払い 足がかり、手がかりを選びながら慎重に大きく下る。 最低鞍部まで下りそこからまた岩稜の登り、ハイマツ帯のザレた広い斜面、ジグザグな登りを繰り返す。前方に五竜岳がすぐ近くにあるはずだが、白岳に隠れて見えない。 何度かピークを過ぎ、ザレた緩やかなハイマツの斜面を回り込むと、前方に大きく五竜岳、手前の下方に五竜山荘の赤い屋根と色とりどりのテントが目に入った。
しばらく休憩、五竜岳の景色を眺める。
ここも唐松山荘ほどではないが、登山者で一杯。 予約しておいた宿泊の受付を済ませ、部屋入る。 1泊2食付、9,000円、水は宿泊者は無料、どこも同料金のようで、高い。 定員300名、予約は240名入っていて、予約なしの客がどのくらい来るのか分らないが定員を超えるとのこと。いずれにしても来るものは拒まず、詰めるだけ。1畳に2人寝てくださいとのこと。 朝食は5:00から、夕食は我々は5交代目の19:40〜ということになりかなり時間がある。 夕食までの間、明るい外で宴会。 購入したビールと持参したワイン、日本酒、ウイスキーにつまみで長い宴会に入る。 山の話など他愛の無い話が楽しく、時間が過ぎていく。 その間も登山者がひっきりなしに着き、テント場も一杯、遅く着いた人は場所確保が大変。
我々の部屋は8畳位の広さに、我々5名、福島からの人3名、四国からの人6名の14名。 夕食までの間、登山者同士親しく話をする。
定番のカレーライス、煮物、味噌汁、福神漬けの簡単なもの。 カレーは塩分過多で私にはしょっぱ過ぎ、味付けの間違いか汗をかいた登山者を意識してのことか?
窓を開けてあるので風が通り涼しい。 窮屈であるが何とか寝れそう、知らぬ間に寝てしまう。 |
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5:00頃 起床。 外は晴れ、部屋の窓から五竜岳が鮮やかに見え、山荘前のテント場には色とりどりのテントが一杯。 夏山登山は早発ちが基本、6時ごろにはほとんどの登山者が出て行きザックで溢れていた廊下もすっきり。
焼き鮭、焼き海苔、梅干、味噌汁など定番の朝食。
出発の頃はくっきりと山頂が見えていたが、時間が経つにつれ雲がかかってきてなかなか山頂が姿を現さない。険しい岩稜、クサリ場の連続、信州側にすぱっと落ちた身が縮むような断崖、五竜岳は険しい山だ。 ゆっくり慎重に岩をよじ登る。
山頂の三角点の標柱は埋め込まれることなく立てかけられた珍しいもの。 雲がかかって遠くの山々が見えない。 鹿島槍方向にはキレットの凄まじい姿が見える。時おり雲間から剣岳、立山、鹿島槍の双耳峰、唐松岳が顔を覗かせ感動するが長く続かない。 持って来たコッフェルでお湯を沸かしコーヒータイム。どこで飲むコーヒーより旨い。 雲が晴れるのを期待ししばらく留まっていたが晴れる気配無く、やむなく下山することに。
山荘のシャッターに武田菱の図が描かれている。これは五竜岳の春先に現われる雪形の武田菱を表したものだろう。
山頂はイワギキョウや黄色い花など高山植物が一杯、唐松岳をバックにビールで乾杯。 各々ポーズをとって記念写真。
荒々しい鹿島槍、キレット、大雪渓など素晴らしい景色が続く。 八方尾根と違い、樹林帯が多い長い長い急な岩場もある登山道。 所々で雪渓を横切り、雪の残った道を歩く。
ここからさらに下り続け、小遠見山分岐へ。 この辺は五竜ゴンドラ駅からのトレッキングコースとなっていて、登山者に混じって一般の観光客のような身なりの人も多く見受けられる。 すっきり晴れていれば、後立山連峰が素晴らしく眺められるとても良い所。
今回の登山の実質最後となるケルン前で記念写真を撮る。 ここから先はなだらかな遊歩道を下り、スキーゲレンデの中の植物園を通って五竜ゴンドラ山頂駅へ。色とりどりの花が植えられた美しい所で、観光客で溢れている。 山頂駅付近で乙崎さんと合流。乙崎さんは八方のペンションに泊まり、この日は体調も戻り、五竜のトレッキングコースを散策していたそうだ。
エスカルプラザ内の温泉に入浴、汗を洗い流しすっきりさっぱりする。
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天気に恵まれ素晴らしい山行になりました。欲をいえば五竜岳山頂で雲が晴れてくれれば文句ないところでした。 ※
久しぶりの山らしい山、花も真っ盛りで、北アルプスの山の素晴らしさを感じました。 |
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咲いていた花々 |
徳光PA→上野登山口→三合目→九合目→伊吹山山頂(昼食)→九合目→三合目→上野登山口→徳光PA
7:00 徳光PA 車遊館駐車場に集合。 前日までの雨も上がり、好天になった。 新さんと流の車2台に分乗し出発。 9:00 上野登山口駐車場着。 登山口にある三宮神社周辺には登山者が一杯、人気の山を実感。 9:15 伊吹山山頂目指し出発。 当初の予定では、登山口から三合目まではタクシーで行く予定であったが、一般登山者が続々と歩いて登っていくのを見て、我々も歩いて登ることに変更。 前日までの雨のせいか所々ぬかるみがあったが、傾斜もゆるく歩きやすい。 うっそうとした樹林の中の広いゆったりとした登山道を歩くこと約30分。 9:45 一合目着。 ここはゲレンデ下部、これまでの樹林帯から抜け広々とした草原。パラグライダーゲレンデにもなっている。小休止後草原の中の登山道を登っていく。 三合目直前は広々とした草原、イブキトラノオ、ノアザミ、ハクサンフウロ、ウツボグサなどの花がポツリポツリと咲いてのどかな所、“やんすこんす音楽祭ツアー”という野外コンサートもやっていてなんとなく賑やか。 10:40 三合目着、小休止。 廃線となったゴンドラリフトの終点、タクシーが上がって来られる林道の終点。 この辺りから四合目にかけての一帯は“オカメガハラ”と言ってススキが原。小さな花々があちこちに見られる気持ちの良いところ。 10:50 出発。 気持ちの良い草原を登っていくとすぐに四合目に着いた、三合目から四合目まではいやに短い、何で? 登山道らしく傾斜のあるやや狭い道になってきた。 11:10 五合目着。 ここには古い小屋があり、ベンチのある休憩所で多くの人が休憩している。 晴れた日は景色の良いところのようだが、今日は霧がかかって視界不良。 我々も小休止、腹ごしらえもする。 11:20 五合目出発。 ここから頂上までは急傾斜、登山道は石ころ、岩の露出した道になりジグザグになって上へ上へと続く。 日陰となる物が無く、カンカン照りの夏場はつらい道。 出発してすぐの六合目あたりに立派な石造りの避難小屋がポツンと建っている。 暇があったら一日中ここでのんびりとしていたいくらいの明るく見晴らしの良い所。 八合目辺りは道幅も狭く傾斜も急、上り下りする人も多く所々で渋滞が発生、去年の雨飾山のよう。 12:40 九合目着 ここが山頂一帯の散策路の分岐点、山頂まで10分の所。 頂上付近が霧に霞んで見える。花畑の中を人が沢山歩いているのが見える。 12:50 山頂着。 下から登山道を登ってきた人、ドライブウェイを車で頂上まで来た人などで一杯。 売店、食堂も立ち並び山頂とは思えないくらいの賑わい。ビールも有ればラーメンもある。 全員揃った所で昼食、約30分の楽しい一時。 昼食後、一等三角点確認、記念写真を撮る。 14:00 下山開始。 頂上付近を少し遠回りして九合目まで行き、それから先は来た道を下る。 霧が晴れ下のほうが良く見えるようになってくる。 草原の中にジグザグの登山道、避難小屋、遠くに琵琶湖など素晴らしい景色。 景色に感動し、花を見ながらゆっくり歩いていく。下りは意外と長く、急に感じる。 15:20 三合目着。 16:15 登山口帰着。 ※
前日までの雨で心配された天気も当日は晴れに転じ、絶好の登山日和となり、気持ちの良い登山が出来ました。 ※
伊吹山は百名山ということもあって人が多く、登山道もよく整備されていて登りやすく、人気の山を実感。 ※
山全体に自生するお花畑は植物の宝庫とうたわれているようでしたが、白山のように花花花・・・とはいかないまでも、低山の花が多く見られた美しい山でした。 ※
今回は怪我人も出ず無事帰着できたことは何よりでした。 |
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伊吹山に咲いていた花々 |