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発行者:藤村 勇 編集者:流 豊秀 |
・部子山登山口へは国道476号から池田町水海川沿いの道を行く。途中に大きな案内看板が有り、それに従い東部農道に入る。この東部農道が部子山山頂近くまで延びていて、終点まで行くと、そこから歩いて10分そこそこで山頂に着く。我々は5キロ程手前の能楽の里牧場ゲート(登山口)で車を止め、登山道を歩く。
![]() 登山口 |
![]() 始めは車道を歩く |
・雨が心配されたが、登り始めはまだ降っていない。ガスがかかって見通しが利かず遠くは何も見えない。登山道とはいえ古い車道のような道で、牧草地の中をを上へ上へと伸びている。人があまり通っていないのか草が覆いかぶさって薮コギ状態。水を含んだ草でズボンが濡れる。
・1時間程歩いたところで、ついに雨が降り出し、雨具を着けての登山となった。
![]() 車道のような道 |
![]() 草をかき分け |
・登山道中頃、霧の中に展望台が突如姿を現す。何のために作ったのか、立派な展望台であるが鍵がかかっていて中に入れない。晴れた日には牧場や福井の山々の景色が素晴らしいそうだが、霧で何も見えない。ここには大きな駐車場も有る。
![]() 立派な展望台 |
![]() 能楽の里牧場 |
・さらに20分ほど歩いたところで部子神社跡に着、あたり一面マーガレットの花。
![]() 一面マーガレット |
![]() 部子神社跡 |
・ここから5分ほどで農道の終点に合流、さらに10分程登って部子山山頂に到着。
山頂には二等三角点と小さな祠、昭和10年に建てられた皇太子誕生記念碑が有る。
大きな木が無く、展望は素晴らしいそうだがガスっていて何も見えない。
晴れていれば、白山、御嶽、乗鞍、大野盆地、九頭竜川から日本海まで見えるそうだ。
・昼食は農道終点の所にある避難小屋で摂ることにする。
新しいログハウス風の立派な小屋、備え付けのゴザを敷いて昼食。しばらくして外は激しい雨が降り出した。短時間で止んだが小屋の中にいてラッキーでした。
・下りは東部農道を歩く。雨は止んだが依然として霧の中、道端のヤマボウシ、ササユリ、アジサイを見ながら舗装道をゆっくりゆっくり下る。
・14:20牧場ゲート(登山口)到着。
※去年からずっと天気に恵まれた山行が続いていたが、今回はついに雨に降られました。
景色の良い山とのことで楽しみにしていましたが、雲の中を歩いているようでした。
▲ 籾糠山 ▲ 2014年6月15日(日)
参加者 : 新、流(記録)、任田、中村(久)、乙崎、玉谷 計 6 名
8:00丸新ステン工業 集合・出発。金沢東IC →白川郷IC → 9:50天生峠駐車場(登山口)9:55登山開始
→ 10:25天生湿原・匠神社分岐 → 10:45木平湿原分岐 → 10:50カラ谷分岐 → 12:00籾糠分岐
→ 12:30籾糠山山頂(昼食)→ 13:20下山開始 → 14:30木平湿原 → 15:05カラ谷分岐
→ 15:25天生湿原・匠神社分岐 → 15:45天生峠登山口着 → 17:30丸新ステン工業着、解散。
・乙崎さん、流の車2台で出発、東海北陸道白川郷ICを下りて国道360号線を天生峠へ向かう。
見事な合掌造り家々を車窓から見ながら、高度をぐんぐん上げる。曲がりくねった道だが、良く舗装され、
広く走りやすい。峠近くに来たところの道路脇に見事な滝。展望所では雪を頂いた岐阜県側からの白山の
素晴らしい姿を見ることが出来た。
・天生峠駐車場は設備の整った広い立派な駐車場で、沢山の車が止まっている。
大型バスで来る人たちも多いようで、人気の山を実感。
![]() 道路脇の見事な滝 |
![]() 岐阜県側からの白山 |
![]() 天生峠駐車場 |
・9:55登山開始、登山口には登山指導所のテントが有って、ここで協力金500円/人を払いう。
これは任意という事だが、自然公園内の環境保全等に使われるとのこと。
・雑木林の中の登山道は良く整備されていて歩きやすい。緩やかなアップダウンの後、天生湿原が現れた。
水芭蕉の時期は終ったが、コバイケイソウが咲き誇る美しい湿原。
・カラ谷分岐からはカラ谷登山道を上ることにする。登山道の両脇にはサンカヨウ、ツマトリソウ、キヌガサソウ、
タテヤマリンドウなどがいたるところに咲いている。
カツラの木、ブナ、ダケカンバの木が美しい沢沿いの登山道。
・籾糠分岐からは少しの急登の後、12:30籾糠山山頂着。狭い山頂に人が一杯、ごったがえしていたが、
しばらくして団体が下山して行ってがら空きになった。山頂を我々が占め、昼食に取りかかる。
山頂から御嶽山、乗鞍岳、北アルプスが霞んでいたが景色は素晴らしい。
・下りは木平湿原を通り木平探勝路を行く。川沿いのカラ谷登山道と違ってこの道は尾根伝い。ダケカンバ、
ブナの森が続く美しい登山道。カラ谷登山道に比べかなり急。2時間ほどの下りで天生湿原に着く。
咲き残った水芭蕉が2,3株。木道を通って登山口へ。
![]() ダケカンバ |
![]() |
![]() 木平湿原 |
![]() ブナ・ダケカンバの中の登山道 |
![]() 天生湿原 |
![]() 天生湿原 |
![]() 水芭蕉 |
![]() 天生湿原のコバイケイソウ |
※湿原は春の花から夏の花への変り目で咲いている花は少なかったが美しい所。ブナ、ダケカンバの樹林の美しさ
など素晴らしい山でした。
比較的楽に登れる山で、秋の紅葉の時期にもう一度来てみたい。
※要所要所に監視員が配置されていて、山菜採取は無理、秋のキノコ採りも無理。
■Anker:184-1087 山行リストに戻る 過去の記録に移動
▲ 残雪の白山 ▲ 2014年6月7日(土)〜8日(日)
上りは砂防新道、下りは観光新道を歩く 6月7日 6月8日 |
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6月7日 ・薄曇りの中、平さん、流の2台の車で出発、別当出合の路上には何故か多くの車が停まっている。
・中飯場、覗には雪は全く無く、不動滝辺りにも雪が無い。今年は雪解けが早いようだ。
・12:05甚之助小屋着、小屋の前にも雪は無い。別山の残雪期らしい姿が美しい。 外のベンチで昼食。思い思いに休んだ後、12:35アイゼンを装着せずに今日の宿泊場所の南竜山荘に向かって出発。
・13:10頃から雨がパラパラと降ってきたが、大したこともなく、見通しも良く利く。しばらくして南竜ヶ馬場、別山が姿を現す。南竜道からのここの景色はいつ来ても素晴らしい。残雪を踏みながら快適に南竜ヶ馬場へ下って行く。 ・13:45南竜山荘冬季小屋着。例年に比べ雪が非常に少なく玄関口は地肌が出ている。 ・小屋内には7,8人位の先客の荷物がすでに置いてあったが、全員出ているようだ。 時間は早いが、今日の行動はここまでにして、14:30頃から宴会に入ることにした。 各々が持ち寄った沢山の酒類、食物を食べながら、お茶屋の芸者遊び、カサブランカなど新さん得意の話で宴は盛り上がる。東川さんの作るチーズホンデュー、クマ鍋缶詰めは最高でした。 ・宴を始めてしばらくしたところで音を立てて雨が降り出した。早く小屋に入っていて幸運。 雨の中、出ていた先客がずぶ濡れで戻って来た。中高年の様で、どこに行っていたのか皆ヘルメットをかぶり相当な重装備をしていた。関西からの団体で、ガイドに引率されて来たとのこと。 19:30頃お開きとなり、早めに寝ることになった。 |
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6月8日 ・5時ごろ起床、薄曇り、雨の心配はなさそう。
出発してから1時間ほどでトンビ岩に到着。ここまで来れば室堂までは急な所はない。アイゼンを外し、ハイマツ帯の中を室堂へ向かう。ハイマツ帯を抜け広い雪渓に入って行くと青空が出始め、雪渓の先に御前峰が美しい姿を現す。これぞ残雪の白山。 ・7:10室堂着、山小屋オープンに向けヘリで運んだ物資が小屋の前に置かれている。
・白山神社にお参りしてから、空身で御前峰へ向かう。雪の無い、岩がむき出しの登山道を登ること50分、御前峰に到着。青い空、真っ白な雲、岩と雪渓、素晴らしい白山山頂だ。 ・しばらく山頂で景色を堪能してから、下山開始。
・室堂、弥陀ヶ原、黒ボコ岩と快適な下山。
・黒ボコ岩からは観光新道を下るコースを行く。1,2カ所雪で危ない所は有ったがアイゼンをつけるまでもなく快適。 ・14:30別当出合に無事下山、16:20白山比盗_社着・解散。 |
8:00 徳光PAに集合。天気予報が雨から晴れに変わり絶好の良い天気になった。 本田さん、木谷さんの2台の車で出発、敦賀ICで高速を下り、市橋登山口へ。 9:30 市橋登山口着。石のベンチが所々にあり、トイレもある広い駐車場。 9:40 登山開始。 非舗装の林道、両側は雑草の茂った昔の畑の跡。林道の終点から山道になり川沿いに緩やかに登って行く。やがて岩だらけの川を何度も徒渉しながら高度を上げる。次々に現れる小さな滝、新緑、爽やかな風が心地よい。 沢から離れてブナの林の中のジグザグな急登に変わり、喘ぎ喘ぎ登る。意外ときつい登りだ。 11:35 やっと稜線に出、夕暮山と岩篭山との分岐に到着。 ここはブナ林の新緑が美しい所。一休みし岩篭山へ向かって出発。 急登は終わり、尾根伝いに緩やかな緑のトンネルの中の道が続く。 12:10 岩篭山山頂に到着。 敦賀の街と敦賀湾、若狭湾が眼下に、遠くに白山は雪を被った白山、すぐ目の前に笹原の中に大きな岩が点在するインデアン平原など素晴らしい景色が広がる。 景色を満喫してから昼食場所のインデアン平原に向かって下る。 12:25 インデアン平原先端に到着。ここからの景色、特に敦賀湾の景色が素晴らしい。 既に4組ほどの登山者がいて、全員が座って昼食をとれるようなスペースが無く、風も強かったため少し戻って風の弱い笹薮の中に移動、ここで昼食。清々しい空の下ビールがうまい。 13:15 インデアン平原を後に夕暮山に向かって、来た道を引き返す。 13:35 分岐着。正来さんは夕暮山に行くのを断念、正来さん一人をここに残して夕暮山に向かう。 13:55 夕暮山三角点に到着。ここからの景色は岩篭山が良く見えるだけ。断念した正来さんが正解かもしれない。記念写真を撮り分岐へ引返す。 正来さんと合流し、朝登って来た道を下る。新緑、清らかな沢、下りは楽だ。 15:35 登山口に到着。 17:10 徳光PA着、解散。 ※好天に恵まれ、新緑の中の楽しい登山でした。 |
今回は池洞新道を上りにして 大日小屋→大日山→小大日山→徳助ノ頭→徳助新道 を下る周回ルート。 7:00 白山比盗_社駐車場に集合、出発。 山中温泉を通過し我谷ダム湖を右に見ながら進む。 富士写ヶ岳登山口付近の駐車場は車で一杯、車道に溢れている。この時期の富士写ヶ岳は人気がある。 8:35 真砂集落跡着。柔らかな新緑が美しい。 8:45 登山開始。池洞新道はいきなりの急登。新緑を楽しむ余裕なく登る。 尾根沿いの登山道をひたすら登る。 9:25 中又谷覗着、小休止。 小休止後出発、美しいブナ林と杉林が交互に現れる急な尾根道、所々で富士写ヶ岳方面の山々がくっきりと見えホッとする。この辺には食べごろのコシアブラが沢山、袋に詰めながら登るので遅れ気味になる。 標高1000mあたりから残雪が現れ、雪に抑えられた木の枝が道をふさぎ歩きにくい。 登るにしたがってだんだん雪が深くなり、まるで残雪の白山を登っているようだ。枝をかき分けかき分け道を間違えないように登る。 11:30 大日小屋のある加賀甲のピークに到着。 ピークの向こう側は遮るものの無い絶景、白山、別山、三の峰、大長、赤兎、荒島岳、などなど思わず歓声が上がる。 11:35 昼食は大日山で(鬼の田森リーダー)という事で小休止後大日山に向け出発。 ササのしげるカタコガ原、ここは雪が無くなっていたがカタクリはまだ咲き始めたばかりで少しだけ、その代わりにザゼンソウが道端のあちこちに。 カタコガ原を下った先に大日山が大きく構えている。 近いようで結構遠い。なだらかな雪面を登って行くとひょっこり大日山山頂。 12:25 大日山山頂着。山頂には雪が無く、広い。 鈴が岳から来たと思われる登山者が6,7人。 やっとここで昼食。 採ってきたコシアブラを茹で、中村久子さんが持っていた塩で味付けして皆で食べた。とても旨かった。山には塩が必需品です。 ここからの眺めも加賀甲と同じような絶景、白山がさらに大きく雄大。 13:10 徳助新道を下山開始。尾根伝いの登山道となっているが、そこだけが雪が沢山残っていて結構歩きやすい。正面に尖った小大日山を見ながら尾根を上り下りする。 14:10 三角点のある小大日山着。 ここからまたアップダウンしながら下る。 シャクナゲの群生地を通り、美しいピンクの花に歓声が上がったが、まだほとんどが大きな蕾、あと1週間もすれば見事な花を咲かすのではと思われる。 14:55 徳助ノ頭着 手彫りの愛嬌のある木の看板に癒される。山中山岳会の太田さんという方が作ったそうだ。 10分ほど休憩を取り下山、ここから先は美しいブナ林の中の急な下りが延々と続く。ロープの張ってある所も有り、うんざりするほどの長い急な下り。 16:05 登山口着。 18:00 白山さん着、解散。 ※好天に恵まれた気持ちの良い山登りでした。 ※白山をはじめ加賀、福井の山々が見事でした。 ※1000mあたりから残雪が見られ、カタクリ、シャクナゲはまだこれからというところ。 ※徳助新道の長い急な下りにはまいりました。登りには使いたくない道です。 |
当会は 旧街道まちなみコース(約16km) に参加。 中央公園 8:30 スタート →金沢城公園→9:10梅の橋→ひがし茶屋→9:30東山河岸緑地CP→浅野川河川敷→常磐町緑地→10:05卯辰山公園(四百年の森)→11:00若松せせらぎ公園CP→浅野川緑道→11:30浅野川すずかけ公園(昼食) 12:20浅野川すずかけ公園出発→兼六あゆみ橋→12:35天神町緑地→賢坂辻→兼六園下→13:10中央公園(ゴール) 13:40〜 四高記念館前で打上げ ※心配された雨はほとんど降らず、楽しい16kmの長いウォーキングでした。 ※卯辰山の四百年の森から若松せせらぎ公園までの卯辰山の森の中を歩くコースはめったに歩くことのない所で新発見でした。 ※先頭を行く本田さん達のスピードが速く、途中休憩もほとんどなく歩き続けました。もっとゆっくり、休憩を取りながら歩きましょう。 ※天神町緑地は良く管理された綺麗な公園、新発見でした。 ※今回の打上げは四高記念館前の芝生で、椅子にテーブルで大和で購入した缶ビールで乾杯! 運動した後の大和のビールは格別、最高! |
4/26(土) 晴れ 8:00潟Eエダ→9:35別所岳駐車場→9:50別所岳→10:40河内岳登山口→12:00河内岳→13:05河内岳登山口(昼食) ・別所岳は駐車場から舗装道路をゆっくり歩いて10分、山頂は春の雰囲気が漂う広い公園。七尾湾の景色が素晴らしい。三等三角点で記念写真。 ・一等三角点のある河内岳登山口は集落の中、立派な標柱が有り分かりやすい。 ・健康の森に行く途中、能登我山キリシマツツジの原木を観に行く。 ・健康の森には15:20着、夕食の食材としてワラビ、コシアブラなどを採りに各々周辺の餅の中へ。今年はワラビ、コシアブラはちょうど良い時期で沢山採れ、食卓をにぎわした。 |
4/27(日) 晴れ 7:30出発、管理所へ。8:00まで管理所が開くのを待つ→8:20鷹ノ巣山登山口→9:05鷹ノ巣山→10:30毛勝山登山口→10:40毛勝山→12:10屏風岬公園(昼食)13:00→13:15屏風岬取り付→13:40屏風岬→14:30赤蔵山取り付 ・6時頃から朝食、前日採った山菜、昨日の余り物など盛り沢山、朝から皆食欲旺盛。 ・7:30にコテージを歩いて出発、近くの三角点に触れてから管理所に向かう。管理所にはまだ職員が来ておらず、来るまで周辺でワラビを採りながら待つ。かなり良型のワラビが沢山。 ・鷹ノ巣山は歩き始めは山裾のなだらかでのどかな道、しばらくして急な登り、薮コギとなる。 ・次の毛勝山は、登り口まで林道はあるものの、荒れた道で、倒れ掛かった木の枝や草が覆いかぶさっていたりしていたが強引に車を走らせ、何とか登り口と思われる所にたどり着いた。車の両横、屋根部分には無数の擦った跡。(補修費として2万円取られる) ・屏風岬に向かう前に屏風岬公園で昼食。屏風岬公園は芝生が美しい広い公園で、能登大橋が目の前に見える景色のとても良い所。 ・屏風岬には車で少し移動し、岬入口付近の空き地に車を止め、歩き出す。 ・赤蔵山は展望台やせせらぎ公園、憩いの森などが有る整備された所であるが、三角点のある場所は全く違ってヤブの中、登り口を見つけるのにも苦労したが、歩き始めて10分程で三等三角点を発見。 ・最後の鞍馬山は山頂と三角点が道路を隔てて分かれている珍しい山。GPSで三角点の方向を見つけそこを目がけて道路脇の斜面を登る。尾根伝いの急斜面を15分程、すごい藪コギの末、四等三角点を発見。 ・17:00潟Eエダに無事帰着。 ※2日とも天気に恵まれ、山菜も沢山採れて楽しい山行でした。 |