金沢山岳会 会報 186
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
   

▲ 会館大掃除・納山会 ▲ 2014年12月6日(土)

参加者::藤村会長、池田副会長、池村、本田、村本、木谷、土本、坂田、流、
     田森、中村(久)、任田、正来、乙崎、井村、木南      計 16 名





▲ 高落場山 ▲ 2014年11月16日(日)

参加者::本田、流(記録)、任田、正来、乙崎      計5名

道の駅福光9:009:30林道高清水線登山口9:3510:15唐木峠→11:45高落場山山頂・昼食12:3513:15草沼山→14:00つくばね森林公園→14:30夫婦滝→14:45林道高清水線登山口 →15:15道の駅福光 

・数日前から雨天が続き、寒気も入っていて天候が心配されたが、この日だけは幸運にも晴れ。
参加者は5名と少なかったが、今年最後になるであろう紅葉の中の登山。
本田、流の車2台で出発。
9:30林道高清水線の登山口駐車場着。

9:35登山口出発、唐木峠までは旧五箇山街道、石畳の登り道。昔は人や牛がこの道を通って城端町若杉から平村まで荷物を運んでいたそうだ。
前日までの雨で石が濡れていて滑る。ミズナラ、ブナの茂る森の中の道、キノコを気にしながら左右をキョロキョロ、ゆっくりとしたペースで登って行く。


登山口

石畳の道由来

石畳の道

散居村と医王山

・唐木峠から先は石畳の道と分かれ、尾根伝いの登山道に入る。思っていたよりもきつい、ふくらはぎがつりそうな急登。
それでもナメコ、クリタケを採りながら頂上を目指す。
・標高900mあたりから登山道に雪が現れ、だんだんと深くなる。草沼山への三叉路あたりでやっと急登が終わり小休止。積雪は20cm位。そこから5分ほどで高落場山山頂(1122m)。


登山道に雪

三叉路

高落場山山頂

・山頂は雪が20〜30cmで真っ白、立山、剱、薬師、北アルプス、白山、散居村の向こうに医王山など素晴らしい景色が広がる。日が差していて暖かい、ここで昼食休憩。


剱・立山

山頂で昼食

山頂で記念写真

白山

・昼食休憩後草沼山に向かって出発。登って来た道より雪が深い。美しいブナの林の中を一たん下り、登りかえして草沼山山頂。


かなり雪が深い

奇妙な形のブナ

草沼山

・ここから下山、日溜峠下林道出合に出て林道を下る予定であったが林道に出る所を通過してしまう。猛烈に急で滑る登山道を尻もちをつきながらどんどん下る。キノコを探す余裕など無し、いつになったら林道に出るのやら。やっとのことで つくばね森林公園 に出た。縄ヶ池方面に向かうところをショートカットしてしまったようだ。


つくばね森林公園

・ここから舗装された林道高清水線を下る。終わりかけた紅葉が美しい。散居村、医王山も美しい。途中で夫婦滝が目の前に現れ、美しさに感嘆の声を上げる。


林道を下る

紅葉と散居村

夫婦滝

夫婦滝

高落場山

14:45登山口に無事帰着、15:15道の駅福光着、一旦解散。
・帰路、法林寺温泉で入浴。
なんとここで坂田さんが出てくるところにばったり出くわす。
友人とキノコ採りに行っていたそうだ。
      

          


▲ 天蓋山  ▲ 2014年10月26日(日)

   参加者:新、流(記録)、尾川、中村(久)、任田、正来      計6名

丸新ステン工業・出発7:00 → 金沢東IC→富山IC→ 9:25天蓋山登山口9:40 → 11:05雀平 → 11:40天蓋山山頂・昼食 12:35 → 12:55雀平 → 14:20天蓋山登山口 → 15:35楽今日館(温泉入浴)16:20 → 富山IC→森本IC→ 17:40丸新ステン工業・解散 

・天蓋山登山口は山之村キャンプ場にあるが、カーナビで導かれた所は谷を隔てた全く違う場所。土地の親切な人に誘導してもらい、やっとのこと登山口に着いた。
登山口周辺は赤、黄色、緑が混じった紅葉が盛り、白樺、ブナ、カエデなどの紅葉も素晴らしい。


駐車場

山之村キャンプ場

・沢沿いの登山道はしばらくは緩やか、道幅は広く明るい。
沢にはイワナが沢山泳いでいるのが見え、手でつかめそう。


登山口

沢沿いの登山道

広く明るい登山道

・沢を渡ってから急な尾根道となる。落ち葉をふみながら登る。
急登、緩やかな登りを繰り返しながら1380mの三角点が有る雀平に着く。
ここからは天蓋山山頂が見え、剱岳、立山、北アルプスの山々の景色が素晴らしい。


雀平

北アルプスの山々

天蓋山

・ブナ、カエデなどの茂る明るい登山道、いったん下ってから最後の急登を登りきると山頂。
広くて、眺望のよい山頂。歩いているときはそんなに人に会わなかったが、やはり山頂には人が多い。剣岳、立山はがくっきりと見えたが、乗鞍岳、御嶽山は雲の中で見えず・


平坦な登山道

天蓋山山頂

山頂で昼食

剱・立山

山頂で記念写真

・昼食をとった後、同じ道を下山。キノコを探しながらゆっくりと下るが、キノコが有りそうな枯木、倒木が少なく収穫は無し。


下山開始

キノコを探しながら

イワナがいる沢

・登山口のキャンプ場周辺はワラビの大きくなった葉っぱ密集、春になればすごい収穫が有りそう。


登山口近くの白樺

ワラビが一杯

駐車場周辺

・帰り道で道路に出出来たキツネに遭遇。人、車に慣れた様子で近づいてくる。真近にキツネを見るのは初めて。


キツネが現れる

逃げないキツネ

・途中で「楽今日館」という温泉入浴施設に立ち寄り入浴、さっぱりして帰途につく。



            


▲ 温泉山行(至仏山・尾瀬ヶ原・戦場ヶ原) ▲ 2014年10月17日(金)〜19日(日)
     

   参加者:池村、本田、村本、土本、宮岸、花池、坂田、流(記録)、尾川、
            中村(喜)、中村(久)、田森、任田、正来、乙崎、玉谷     計16名

10/17(金)
潟Eエダ700 → 740小矢部付近でパンク・修理 915出発 → 1400吹き割の滝・散策1535 → 1630尾瀬戸倉 旅館「禧楽」着 1800〜夕食
 ※(徒歩 130

10/18(土) 
「禧楽」 出発720 → 740鳩待峠755  900山の鼻925  120025至仏山山頂1255 → 150030鳩待峠1540 → 1700奥日光 湯元「釜屋」着  1900〜夕食 
 ※(徒歩 700

10/19(日) 
「釜屋」徒歩出発800 → 湯ノ湖・湯滝・戦場ヶ原  1020光徳バス停1030 → 1040湯元バス停 → 1050「釜屋」 →1100「釜屋」出発 → 1750潟Eエダ
 ※(徒歩 220


10/17(金)

・今回参加者は16名、本田さんの運転で出発、金沢東ICから北陸道に入ってしばらく、小矢部付近に来たところで路上に落下物が散乱しているのを発見したが避けきれずに踏んでしまう。左前のタイヤがパンク。道路に設置してある非常電話で道路管制センターに連絡、処理をお願いする。タイヤ交換し出発まで1時間半程かかってしまったが、スケジュールに余裕をたっぷり取っていたので予定変更なし。


タイヤのパンク

警察が来て調査

・吹き割の滝は高さ7m、幅30mの滝で、東洋のナイヤガラと言われているそうだ。遊歩道1周を1時間半程かけて歩く。奇岩と滝、紅葉はまだであったがなかなかの景色。


奇岩の連続

川沿いの遊歩道

吹き割の滝

吹き割の滝

遊歩道の上部の
展望台から

深い谷と紅葉

16:30 尾瀬戸倉温泉 旅館「禧楽」着。
旅館はお世辞にも綺麗とは言えない古い建物で民宿のようだが、朝夕2食付、さらに翌日の昼の弁当・お茶も付いて1泊7000円、あまり安いので旅館に入るまではちょっと心配。
宿泊者は我々のみで貸切状態。
風呂は100%天然温泉、すべすべした肌ざわりの良い湯、夕食前にゆったりと湯に浸かる。
食事の料理はイワナの焼き物、ニジマスの刺身、山菜の天ぷら、地物のコンニャク、キノコ汁・・・食べきれないほど。
商売っ気が無いのか、飲み物は旅館に無く、全て持ち込でお願いしますとのこと。おかげで料金を気にすることなく、持参したビール、ワイン、日本酒、にごり酒・・・を好きなだけ飲む。
大満足の夕食・宴会でした。


禧楽の外観

食べきれない程の夕食

夕食

部屋に帰って2次会

10/18(土)

・快晴、ひんやりとした朝。
6:30に朝食、昼の弁当(おにぎり)とペットボトルのお茶を受け取り、7:20宿出発。


出発前の
旅館「禧楽」前で

・尾瀬戸倉は尾瀬への起点となる場所で、シーズン中はここから鳩待峠へは交通規制がかかり一般車は通れずバスかタクシーとなるが、幸いなことに1週間前に規制が解除され、我々のマイクロバスで鳩待峠まで行けることになった。
鳩待峠の乗用車用駐車場は登山口から離れた所に有り、既に満杯。
バス、マイクロバス用の駐車場は登山口直近に有り、がら空きでそこにすんなりと止める。
雲一つない快晴、なだらかな山容の至仏山が青空にくっきりと映える。


鳩待峠駐車場

至仏山をバックに

尾瀬の玄関鳩待峠

・ここで 鳩待峠→山の鼻(尾瀬ヶ原入口)→至仏山→小至仏山→鳩待峠を歩く組と、鳩待峠→小至仏山→鳩待峠を歩く組(池村、中村(喜)、坂田)に分かれて出発。
・山の鼻への道はほとんどが木道の下り、日陰の場所が多く凍っていて滑る。慎重に、慎重にゆっくりと歩くが滑って転ぶ人が続出。


木道がどこまでも

木々の間から
至仏山がのぞく

ボッカと出会う

凍って滑りやすい
木道

山の鼻近くの
明るい樹林

山の鼻近くの
橋を渡る

・山の鼻ビジターセンターはこの日で店仕舞いとのことで人もまばら。ここの紅葉はすでに終わっている。尾瀬ヶ原の一面の草は茶色、遠くに燧岳、至仏山が青空に映え、なんともいえぬ美しさ。


山の鼻

山の鼻から望む
尾瀬ヶ原と燧岳

山の鼻から望む
尾瀬ヶ原と至仏山

・山の鼻から至仏山へは、美しい尾瀬ヶ原の木道を歩いてから、しばらく樹林帯の中の登山道を登る。1時間程登った所で森林限界となり、眼下に尾瀬ヶ原、燧岳が、前方には至仏山が姿を現す。尾瀬の案内写真に良く出てくる景色が展開し感動する。


尾瀬ヶ原と至仏山

尾瀬ヶ原と燧岳

登山道中腹から
尾瀬ヶ原と燧岳

登山道中腹から
尾瀬ヶ原と燧岳

・高度を上げていくにつれて登山道は蛇紋岩の道となる。蛇紋岩は表面がつるつるの茶色い岩で、滑りやすい。幸いこの日は晴れていて表面が乾いていたが、濡れていたりするととても危ない。
・どの場所で休んでも、遮るものが無い素晴らしい景色が広がっている。尾瀬ヶ原、燧岳、アヤメ平、遠くには7月に登った会津駒ヶ岳、日光白根山、男体山などなど。


つるつるの蛇紋岩

近くにアヤメ平
遠くに日光白根山

蛇紋岩の急登

岩陰に雪が見える

山頂近くになると、何日か前に降ったのであろう雪が日陰の所に残って見える。
・あそこが至仏山山頂と思ったらまだその先、その先と二度三度繰り返し12:00頃山頂に到達。


山頂近くに木の階段

やっと本当の山頂が

山頂は遠くから見たなだらかな感じと違い岩がゴロゴロ。
ここで昼食、旅館で渡されたおにぎりは程よい柔らかさの握り具合で旨いこと、旨いこと。


至仏山山頂

至仏山山頂

山頂から
アヤメ平と日光連山

・山頂を後に小至仏山経由で下山開始。荒々しい岩稜、草にはエビの尻尾のような氷が張りついていて、秋の終わりから冬に向かう姿が感じられた。
燧岳、笠ヶ岳、武尊山、日光連山を見ながらの快適な下山。

荒々しい岩稜

エビの尻尾のよう

手前に至仏山
遠くに燧岳

手前に至仏山
遠くに燧岳

小至仏山山頂

手前に笠岳
遠くに武尊山

15:00頃鳩待峠に無事下山。
小至仏山往復組はとっくに下山していて我々を待っていた。
・鳩待峠では路線バス、タクシーを待つ最後の秋の尾瀬を楽しんだ登山者(ほとんどが若者)で一杯。それを横目にマイクロバスに乗り鳩待峠を後に宿泊地の奥日光湯元へ向かう。


鳩待峠に無事下山

バスを待つ登山者

奥日光までの道は点在する湖と、紅葉が美しい。

17:00奥日光湯元「釜屋」着。湯ノ湖のほとり、湯けむりが立ち昇り、硫黄のにおいが立ち込める温泉地で、乳白色の硫黄泉。夕食前のひと時名湯に浸かり、湯上りのビールがうまい。
19:00から夕食・宴会
いつものような温泉旅館の料理、お酒が入って楽しい話が弾む。
旅館側のミスで茶わん蒸しの出し忘れがあり少々トラブル。


夕食の料理

宴たけなわ

宴たけなわ

10/19(日)

・この日も快晴
8:00旅館を出発、湯ノ湖湖畔の自然散策路を歩き湯滝に向かう。温泉が涌きだしているのか水面から湯気が立ち昇っている所が有る。周辺は紅葉の盛り、穏やかな水面の湯ノ湖越しに男体山大きく美しい。


湯気が立ち昇る湖面

早朝の湯ノ湖

宿を出発

湯ノ湖自然散策路

湯ノ湖の向こうに
日光白根の山々

・湯ノ湖から湯滝の滝壺までは滝の脇の階段を滝を見ながら下る。湯滝は湯ノ湖の水が斜めに一気に流れ落ちる落差45mの迫力のある滝。真っ白に泡立つ水と周りの黄葉がなんとも美しい。この水は湯川となり原生林、湿原、戦場ヶ原を抜け竜頭の滝、中禅寺湖、華厳の滝へと流れ込んでいる。


湯滝を横から見る

紅葉と白い湯滝

湯滝の滝壺にて

湯滝の全貌

・湯滝から小滝、小田代橋へ湯川沿いにほぼ水平な遊歩道、ミズナラ、ブナの美しい原生林の間をぬって気持ちの良い散策。
多くの木の幹には鹿害から守る防護ネットが巻かれている。
・小田代橋まで来たところで10時近くになり、これより先の竜頭の滝方面に行くことをあきらめ、戦場ヶ原を横切り、光徳バス停に向かう。


美しい原生林

原生林の中の遊歩道

小滝

小田代橋の分岐

・小田代橋から10分程歩いたところで戦場ヶ原に入った。あたり一面広々とした茶色の明るい草原、向こうには男体山が青空に映えて素晴らしい景色。木道を爽快な気分で歩き光徳バス停へ。
・宿へはここのバス停から路線バスで、幸い臨時バス何本も出ていて、あまり待つこともなく乗車できた。
・宿を11時に出発、途中道の駅で名産のリンゴなどを買い帰途につく。


戦場ヶ原と男体山

戦場ヶ原と男体山

戦場ヶ原と男体山

戦場ヶ原と男体山

バス停でバスを待つ

宿に帰着

※3日とも快晴、秋の爽やかな空気の中の楽しい山行でした。
※戦場ヶ原を抜け、竜頭の滝まで行きたかったが、時間の関係で行けず心残りでした。
※高速道で落下物によるパンク、大きな事故にならなくて幸いでした。本田さんの運転テクニックに依るところ大です。※参加者が16名と少なくやや寂しい、来年は多くの参加を期待したい。


         

▲ 別山・白山 ▲ 2014年10月4日(土)〜5日(日)

     参加者 : 本田、東川、流、川田、正来    計 5 名

10/4(土) 曇り
白山さん出発7:108:20市ノ瀬8:408:55別当出合9:009:40中飯場→10:25覗→11:05甚之助避難小屋11:25
11:50南竜分岐12:1012:35南竜山荘(宴会) 15:3016:10展望台16:2517:00南竜山荘(宴会) 泊

10/5(日) 雨 
※朝から雨のため別山をやめ下山
小屋発7:208:25甚之助避難小屋→9:00中飯場→9:35別当出合9:50→市ノ瀬10:05


10/4(土)

・曇り空、好天になることを期待して本田、流の車2台で白山さんを出発、8:20市ノ瀬ビジターセンターに到着、
車を置き、8:40発のバスで別当出合へ。


市ノ瀬バス停

別当出合

吊り橋

9:00別当出合を出発、砂防新道で登山開始。中飯場辺りまでは紅葉はまだ。
次第に雲が取れてきて青空がのぞくようになり、気持ちの良い登山。


砂防ダム

青空がのぞく

覗きから甚之助小屋あたりは紅葉の盛り、観光新道方面も青空に紅葉が映え美しい。
甚之助小屋で大休止。小屋の上の方では周辺整備工事中、かなり広い立派な広場になる模様。


観光新道方面

甚之助避難小屋

小屋裏を整備中

11:25甚之助小屋を出発、南竜山荘に向かう。ガスがかかって来てだんだんと厚くなり、別山は見えない。
南竜道の下りからは本来なら南竜山荘、別山のすばらしい景色が展開するのだが全く見えず、
去年が素晴らしかっただけに残念。


南竜道分岐

南竜道

南竜山荘近く

12:35に南竜山荘着。山荘辺りの紅葉はピークを過ぎていた。
(一週間前がピークだったようで今年は例年より早かったそうだ。)

小屋で久しぶりに村本さんに会った。とても元気そうで、いつもの笑顔で歓迎してくれた。
村本さんは明日で仕事を終え、下山するとのこと。
宿泊者は少なく、我々にはうれしいことに一部屋が与えられ、自由に過ごすことが出来る。
早く着いたが、小雨模様になって来たので、部屋で1度目の宴会を始めることにした。
村本さんからありがたいことにビール、ワイン、焼酎の差入れ、さらに坂田さんから中川さんの墓標にと預かった白酒を
少しいただき、村本さんも交えての楽しい宴会。

東川さんは用意してきた材料(赤ワイン、シナモン、ブラックペッパー、リンゴ・・・)を使いホットワインを作り、
皆にふるまう。


山荘内で宴会

ホットワイン

まだ2時で

15:30頃、雨が上がり空が明るくなってきたので宴会を中断、アルプス展望台へ出かける。
飲んだ後だけにかなりきつい登りだったが40分程かかって到着。
雲海の上に剱、立山、槍・穂高連峰、乗鞍、御嶽山、別山が姿を現し、特上の景色が広がる。
御嶽山は噴煙が立ち昇るのがはっきりと見える。大変な事態となり、亡くなられた登山者の冥福を祈る。
十分に景色を堪能して、山荘に戻る。


展望歩道から

雲に浮かぶ別山

噴煙を上げる
御嶽山

乗鞍・御嶽山

別山

乗鞍・御嶽山

立山・穂高連峰

南竜山荘近くの木道

・山荘に戻るとちょうど夕食時間、食堂で再度乾杯。外は今まで見たことのないような素晴らしい夕焼け、
うまく表現できるのか?しきりにシャッターを押す。


赤く染まる山

夕焼け

夕焼け

食堂から夕焼けに見とれる

日没寸前

・部屋に戻り、2度目の宴会。

10/5(日)

朝6時頃は曇り空、今日は別山登山と思っていたが、朝食が終わりいざ出発という時になって雨が降り出してきた。
そんなに強い雨ではなかったので行けないことはなかったが、
景色も何も見えない中で山頂まで行っても面白くないという事で、楽な方の選択、下山という事になった。

7:00小屋前で村本さんも入れて記念写真を撮り、出発。


朝の南竜山荘

山荘前で

雨具を装着して、昨日登って来た道を下って行く。


雨の中下山

雲の切れ間で
一息

小雨は続いていたが、下って行くにつれて雲が薄くなってきて、雲海の上に赤兎山などが浮かんで見えてくる。


不動滝

ブナの黄葉

赤兎山

9:35別当出合に下山。
9:50発のバスで市ノ瀬へ。ここで解散。本田、正来、川田3名は白山さんへ、
流、東川は白峰の「天望の湯」で入浴し白山さんへ。 


1週間前の山頂、南竜周辺の素晴らしい紅葉の写真が市ノ瀬ビジターセンターに貼ってあり、
今日はどうかなと思っていたが、やはり紅葉の盛りは過ぎていました。

※別山は雨のため中止となり、中川さんの墓標にお参り出来なくなりました。
※今回は南竜山荘に宴会をしに行ったようなことになりましたが、これはこれでまた楽しい。