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発行者:藤村 勇 編集者:流 豊秀 |
8:00 新さん駐車場を3台に分乗して出発
9:10 「国立立山青少年自然の家」着
登山届を出す。ポストに入れるだけかと思ったら事務所で登山の手続きをしなければならいようだ。
登山届け以外に施設の使用届けも出す。冬季は登山ルートも指定されているようで結構面倒だ。その分登山道や登山者をしっかり管理して事故防止をしていることかといることかとしぶしぶ納得。そんなことで当初の南尾根〜礼拝山〜東尾根〜城前峠の予定を変更し、指定された大丸山〜大日の森〜東尾根〜礼拝山往復のコースを採る。大幅な時間短縮でゆっくり登山となる。
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9:40 登山開始
ツアー登山か三十名弱の団体と一緒になる。彼等の5分位後をついて登山開始、除雪された林道を越え、しばらく歩いたところでかんじきを着ける。雪は絞まった粗目雪で歩き易い。
10:10 大丸山直下着。先行パーティーが頂上を小さな頂上を占領しているので、ここは山頂に登らず先行して山頂に向う。ルート指定だけあり、要所にピンクテープがしっかり付けられ迷うことはない。
10:20 大丸山を下ると大日の森までは緩やかな登りが続く。天気は最高、風なし。視線を上げると立山連峰が真っ白に輝く。足元はツリーホールが大きくなって春を感じさせる。私は○○症の影響か鼻水もタラタラ。なめこが在りそうなブナの木があちこちにあるが、残念ながら収穫なし。カモシカに齧られたのか幹が裸になった木々もがあちこちにある。冬は食べ物もなく、カモシカさんも生きるために必死のようだ。大日の森上部から夏道を外れ東尾根ルールとに直登。結構な急坂だ。新雪だったらストックを横にして漕ぐようなラッセルになるだろう。東尾根の稜線でるとがると美女平、阿弥陀ヶ原、雄山の稜線がくっきり見えた。絶景である。
11:10 礼拝山山頂
山頂から少し北側に下った広場で昼食。東に立山連峰、西に富山平野と富山湾、見晴らし最高で話も弾む。そんなことで、いつもより○○も多めで多少飲みすぎか。ポカポカ陽気で時間がゆっくり流れる至福の時であった。
12:10 頂上標識横にて記念撮影。頂上では多くの登山者があちこちで車座で昼飯を食べている。
12:15 しばし頂上からの景色を眺め、往路の逆順で下山開始。
12:25 東尾根を外れ急坂を降りる。大日の森で見落としたなめこがないか再度確認したが、やはり無し。(ネットで調べ時はあったはずだが。)
12:40 大丸山の裾を巻き、林道沿いに登山口へ
13:00 登山口着
下山後、立山吉峰温泉に向う。時間も早いのでゆっくり入浴。弱アルカリ温泉でヌルヌルする湯である。良い温泉であった。料金はよそ者につき、610円なり。
15:40(?) 新さん駐車場着
8:00 千丈温泉清流荘前駐車場に集合。
![]() 清流前駐車場 |
リフト管理所に登山届を提出、リフトに乗って楽々登山。
スキーを履いてなくてのリフトの乗り降りは難しい。3度もリフトを止めてしまったが第1、2リフトを乗り継ぎスキー場最上部へ。
ここから歩いて5分程で三雄山山頂着。山頂には展望台が有るはずだが雪に埋もれて見えず真っ白。
360度さえぎるものの無い大展望、口三方、奥三方、大笠、笈、白山・・・。
小休止後、カンジキを装着し松尾山に向けて出発。
誰も歩いた跡が無く、ラッセル。前日に降った雪がふわふわ、30cm以上も潜る。木々の枝には雪が着き美しい。
尾根伝いに小さなアップダウンを繰り返し進む。途中にあずまやが有るはずだが見当たらず、どうやら雪の下のようだ。
しばらく歩いて行くと、後ろからスキーを履いた2人の男性(富山からの登山者)が我々を追い抜いて行く。これ幸いにとスキーの後をたどる。
11:00 松尾山山頂着、昼食。大笠、笈が目の前に大きく美しい。
11:55 山頂を出発、来た道を戻る。踏まれた雪、気温も上がったせいか締まってきて歩きやすい。
スキーを履いた女性登山者1人、バックカントリーの人3名とすれ違う。
13:05 三雄山着。ここから先はスキー場の端を歩いて下る。
![]() 三雄山から下る |
ここで持参してきた子供の雪遊び用の尻に敷いて滑るソリ(ヒップソリというそうです)を使う。締まった斜面ではよく滑り、スピードも出て面白い。ただし方向を制御しにくく、先の方を注意しないと薮に突入、崖から転落などの危険が有る。雪山には面白い道具。
14:30 無事下山、リフト管理所に下山報告。
8:15 快晴。獅子吼ゴンドラ乗場を出発、夏道に沿って進む。積雪は70センチ程度だが、数日の雨で雪は締まっており歩きやすい、ツボ足で順調に高度を稼いだ。高度500m付近でワカンを装着。湿度が低くて海にそそぐ手取川がくっきり見てとれた。
10:30 ピーク734.5m。このあたりで剣岳が確認できた。しかし、犀川山系に隠れて立山連峰全体を望む事は出来ない。進路を南へ向けて尾根を下り、いっとき犀鶴林道を進む。林道が尾根を跨ぐ地点(690m)から再び尾根を進む。主稜線の積雪は1.5〜2.0m程度か、去年よりあきらかに多い。
12:15 樹木公園からの夏道が主稜線と交わる地点(750m)で昼食。風が無く、この上ない好天。単独の登山者を3名確認、登山日和なのだ。
12:50 行動開始。25000図とGPSを確認しながら750m地点の送電鉄塔を目指して進む。鉄塔から尾根を西へと下山した。白山御前峰の肩がわずかに望めた。この尾根、とても登りには使えません。傾斜がきついです。(だから雪山の下りは楽しい。)
私、この尾根の下りで、失敗してしまいました。標高450m地点で現在地を確認して、主尾根を下るべきだったのですが、目視で樹木公園に向かって進路をとった事です。山行計画の段階で気づいていたのですが、視界が良かった為に、かえって油断して最短距離に引っ張られてしまいました。よって、最後は渡渉をする事となりました。
雪の樹木公園を南から北へ横切って帰る。
3:45 ゴンドラ乗場、着。
14:00開会 ・議長 : 新耕一 ・会長挨拶 藤村勇会長 ・優良会員表彰 任田とも子 ・会員証授与 木南春興、渡辺隆(欠席) ・在籍15年表彰 該当なし ・還暦祝い 木南春與 ・一般経過報告 資料を基に平成26年度の活動を報告(流) ・一般会計報告 決算資料を基に平成26年度の一般会計報告(正来) ・・・了承された ・会館運営会計報告 決算資料を基に平成26年度の会館の会計報告(池田) ・・・了承された 議題 ・残雪の白山を5月末、納山会を12月第2週にしてほしい。(土本) →平成27年度の山行計画検討会(1/22の役員会、2/2の例会)で検討する。 ・今年度より例会、役員会の開会時間を20:00から19:30に変更する。 →了承 役員改選 ・会長 : 藤村勇 ・副会長 : 池田信夫さん退任、後任に本田克也さんが多数の賛成でで選任された。 ・企画 : 新耕一・村本健次・池田信夫・東川弘志・中村久子・乙崎千恵子 ・会計 : 正来敬子 ・総務 : 平富人・流豊秀 ・会計監査 : 土本毅 ・装備 : 村本健次・東川弘志 ・会館 : 池田信夫 ・登山技術指導 : 本田克也・平富人 ・県山協 : 村田信親・本田克也・平富人 ・市岳連 : 平富人 15:30閉会 |
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15:40より新年会。土本さんの謡、新さんの詩吟の後、池田前副会長の乾杯の音頭で祝宴に入る。 祝い膳、シシ鍋(イノシシの肉は新さんの差入れ)で食べ、飲み、新年を祝う。 17:30頃には村田会長も加わり楽しい宴は夜遅くまで続いた。 |