金沢山岳会 会報 193
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
   




 観月会 ▲ 2016年9月17日(土)〜18日(日)

  参加者名新、池田、本田、桶川、村本、流、東川、山本夫妻
       任田、正来、中村
()、乙崎、メル夫妻(山本さんの知人)    計 16 名

/17(土) 曇り
15:00 先発隊「もりの里やまや」に集合、酒、食材を購入。
16:15 栃尾集落跡着。
既に老夫婦カワバタさんが会場の準備をしてくれていて、人数が多いということでテントも用意してくれ至れり尽くせりです。
我々は炭をおこし、宴会の食材を準備するだけ。
今回は山本さんの知人のメル夫妻(スイス人の男性と日本人の女性)も特別参加。
17;30頃から宴会開始。
今日は満月の日であったが、あいにくの曇り、雨で月は無し。
めった汁、バーベキュー、焼き芋、などなど用意した馳走が沢山。
さらに山本(幸)さんから昆布じめ、なす、カボチャ、・・・、中村()さんから厚揚げ、ピーマン、・・・、栃尾集落の人から茗荷の差入れなど食べきれない程並ぶ。
ビールで乾杯、その後ワイン、焼酎、日本酒・・・。
東川さんから差し入れの「電気ブラン」、めずらしい酒ですぐに750mlは空に。
月は無くても楽しい月見の宴会でした。
寝る所はカワバタさんの別荘というようなログハウス風の立派な建物。雨の心配せずにゆっくり快適に寝ることができ感謝感謝。

/18(日) 雨
朝から激しい雨、奥医王の登山、倉ヶ岳のクライミングは中止。
早々に朝食をとり、8:00ごろ解散。



          


 薬師岳 ▲ 2016年9月3日(土)〜4日(日)

  参加者名:桶川、土本、流、尾川、山本    計 5 名

/3(土) 晴れ
丸新ステン工業6:008:00折立登山口8:1510:15三角点→11:20五光岩ベンチ(昼食)→12:40太郎平小屋→13:20薬師峠→14:15薬師平ケルン→15:15薬師岳山荘(泊)

/4(日) 晴れ後雨
薬師岳山荘6:206:50避難小屋跡→7:10薬師岳山頂→7:40避難小屋跡→8:05薬師岳山荘→9:00薬師平ケルン→9:45薬師峠→10:10太郎平小屋→11:10五光岩ベンチ(昼食)11:5012:45三角点→13:45折立登山口14:1515:00亀谷温泉160017:45丸新ステン工業(解散)

/

・北陸道立山ICで下り、折立登山口へ。駐車場は一杯、手前の車道脇に止める車が多数有ったが、我々は駐車場のわずかな隙間を見つけ何とか止める。


折立登山口駐車場

8:15折立登山口を出発、すぐに愛知大学生遭難慰霊碑 十三重之塔が有り、手を合わす。


折立登山口

遭難慰霊碑

・よく踏まれた登山道、樹林帯の中の急登。空は青空、木々の緑は濃く夏から秋の様相。
・2時間程の急登が終わると1870m三角点。ベンチで一休み。高い木も無くなり視界が開け景色が一変、なだらかな広々とした草原がどこまでも続く。
・登山道は木道、砂地の道、広い石畳が交互に現れ太郎平小屋まで続く。
緩やかに見えて結構きつい登り。
11:20五光岩ベンチ着。広い草原、太郎山、薬師岳、鍬崎山など素晴らしい景色。
ここで早い昼食をとる。


樹林の中の急登

大日岳   剱岳

広々とした草原と木道

石畳の道

秋の気配の草原

五光岩ベンチ
・ここから1時間程の草原の中の気持ちの良い尾根歩きの後、太郎平小屋着。
さすが人気の山小屋、広い小屋前の広場には人が一杯。
ここから初めて黒部源流の山々が姿を現す。太郎山、黒部五郎岳、雲ノ平、鷲羽岳、水晶岳・・。槍穂高は雲の中。

太郎平小屋に続く木道

太郎平小屋前

黒部源流の山々

太郎平小屋
景色を十分堪能した後薬師岳山荘に向け出発。
・薬師峠のキャンプ場にはテントが10張ほど、シーズンが過ぎたのだろう少ない。
・薬師峠からしばらく沢沿いの急登、冷たい水でのどを潤す。

太郎平小屋を出発

太郎平の湿原

薬師峠のテント場

沢沿いの急登
沢を抜けしばらく平坦な道を行くと広々とした景色の良い薬師平。ここは高山植物の宝庫のようだがシーズンが過ぎ、咲いている花はなし。ここにも愛知大学大遭難の慰霊碑である大きなケルンが。
ここから薬師岳山荘へは尾根の右側の登山道を約1時間、ガレ場のやや急登を喘ぎ喘ぎ登る。薬師岳、カールが美しい。

緩やかになった沢上部

薬師平のケルン

広い草原

薬師の東南尾根

リンドウ

ガレ場の急登

ホシガラス

薬師岳を見ながら

ハイマツ帯の道

薬師岳山荘
15:15薬師岳山荘着。早速冷たい缶ビール(700円)を購入、乾杯。夕食までの間、薬師岳を望める山荘前広場で小宴会。
小屋は大幅な改装がなされていて綺麗。宿泊者はそれほど多くなく、1人布団1枚でゆとりがあった。
・夜、空には満天の星、天の川、遠くに富山の街の明かり。

山荘前で小宴会

山荘前で小宴会

山荘の夕食

夕焼け

白い薬師岳

綺麗な小屋内部

/                                        
・宿泊者の多くは朝4時頃山荘を出て薬師岳へご来光を見に出かける。我々は山荘から空が赤くなるのを待つ。
6:20山荘を出発薬師岳に向かう。薬師岳はなだらかで白くて大きな山。
青空が広がり、絶好の登山日和。
前日は雲に隠れて姿を現さなかった槍・穂高が鮮やか。

朝の槍・穂高

朝焼け

山荘の朝食

薬師岳手前のピーク

鍬崎山

薬師岳に向かって

黒部五郎岳笠ヶ岳
乗鞍岳御嶽山

黒部源流の山々

岩屑だらけ
・薬師岳手前のピークに避難小屋跡と愛知大学生遭難慰霊碑。なだらかで広いこの一帯は景色抜群だが、ホワイトアウトとなった時は方向を失う危険な場所。今日は快晴で見通し良好。

避難小屋跡

遭難慰霊碑

槍ヶ岳方面

白山方面

後立山方面

水晶岳・槍ヶ岳方面
・ここから薬師岳山頂までは15分程の快適な稜線歩き。
7:10薬師岳山頂着。岩が重なり合った山頂には薬師如来の祠が。ご来光を仰ぎに来た人達が戻った後で、人はまばら。ここからは遮るものが無い360度の大展望。金作谷・北薬師岳越しに望む大日岳、剱岳、立山方面の景色が素晴らしい。遠くに白山、御嶽山、乗鞍岳も。
いつまでも此処に居たい気分。

薬師岳山頂が見えた

薬師岳山頂の祠

薬師岳山頂

北薬師岳のカール
遠くに剱・立山

水晶・槍・穂高

黒部五郎岳・笠ヶ岳

白山
・薬師岳山荘に戻りコーヒータイム。

薬師岳山荘への下り

山荘前でコーヒー
長い休憩の後下山開始。前日歩いた道を引き返す。

薬師平

薬師平

冷たい湧水

太郎平の木道
10:10太郎平小屋着。この頃から雲が厚くなり始める。なだらかな草原の中の下りは快適。花が咲いていれば天上の楽園といったところだが、もう秋の気配で花は無し。

太郎平小屋

太郎平

太郎平
12:451870m三角点着。少し休んだところでいよいよ雨がポツリポツリ。雨具を着けるまでもないかと歩き出したが、だんだん激しくなって雨具装着。

三角点で雨になる
急な所を過ぎ登山口に近づく頃には雨は止み、
13:45登山口に無事下山。

折立登山口に帰着
14:15折立登山口を出発、帰途につく。
帰り道に亀谷温泉に立ち寄り入浴。
17:45丸新ステン工業着、解散。

※夏の花の盛りは過ぎ秋の気配が漂う静かな山行でした。
※天気は2日目の下山途中で雨に会ったが、それまでは晴天で素晴らしい景色を堪能できました。黒部源流の山々、槍・穂高が印象的でした。
※今回の参加者は5人、比較的楽な山で景色抜群、もっと多くの参加者があれば良かったなと思う。

 

               


大日岳・奥大日岳 ▲ 2016年8月20日(土)〜21日(日)

   参加者名:新、流、東川、尾川、山本、井村    計 6 名

/20(土) 曇り晴れ
丸新ステン工業6:007:45称名滝駐車場8:008:12大日岳登山道入口→9:35牛首→10:50大日平山荘(昼食)→14:35大日小屋→15:10大日岳→16:00大日小屋(泊)

/21(日) 曇り晴れ
大日小屋6:006:23七福園→755奥大日岳→9:30新室堂乗越→10:35雷鳥平→11:25みくりが池温泉(昼食)→12:00室堂バスターミナル12:2012:45弘法バス停13:00八郎坂下山口→14:20八郎坂入口→14:43称名滝駐車場⇒グリーンパーク吉峰(入浴)⇒17:45丸新ステン工業(解散)

/20
・牛首まで樹林帯の中の急登、ハシゴ、ロープ。


大日岳登山道入口

鉄の階段

急登の連続
・牛首から先しばらく急登の後、傾斜が緩くなり笹薮の中の木道歩きになり、視界が開ける。
・花は白い花(イワショウブ)が咲いているのみで、花の時期が過ぎた感じで秋の様相。

木道

大日平

大日平の木道

大日平中間点

イワショウブ
10:50大日平山荘着。時間が早いが昼食休憩。

大日平山荘で昼食
・大日平山荘から上の最後の水場で休憩、冷たくまろやかな美味しい水で一息つく。
・大岩辺りから急登が続く。眼下に弥陀ヶ原、その向うに薬師岳、鍬崎山。どれが薬師岳か鍬崎山か大論争、生ビールをかけ結論は小屋の人に聞くことになった。(結果尾川さんの負け、何のための地図とコンパスか)
14:35大日小屋着。

湿原と池塘

最後の水場

冷たくて美味しい水

イチゴ

弥陀ヶ原を望む

大日小屋が見えた

大日小屋からの眺め
毛勝三山と剱岳

大日小屋
受付を済ませ、荷物を置いて大日岳に向かう。
周辺はチングルマ、チングルマ(綿毛)の大群落。
15:10大日岳山頂着。高い山の上部は雲に覆われていたが、360度の大展望が素晴らしい。

大日岳

大日岳を目指して

大日岳山頂

山頂に雷鳥

山頂に大日如来様

ビールで乾杯

雲に覆われた剱岳

左薬師岳 右鍬崎山
・小屋に戻り、小屋の前で夕食前の宴会。毛勝三山、剱岳を眺めながら生ビール(負けた尾川さんのおごり)で乾杯。

前方に
大日小屋と中大日岳

大日小屋の居候?

小屋前で小宴会

大日小屋の夕食
雲で姿を現さなかった剱岳上部が時間が経つにつれ雲が無くなり、素晴らしい姿を現す。宿泊者も外に出てきて絶景に見入る。大日岳に沈む夕日も素晴らしい。

毛勝三山

姿を現した剱岳

姿を現した剱岳

剱岳をバックに
この日は宿泊者が多く収容人員36名のところ80名近くの宿泊者があり我々は食堂に寝ることを選んだ。部屋では1畳に2人位、食堂では1畳に1人ぐらいの広さで、ゆとりがあって選択は正解。
夜中外に出てみると満天の星

食堂で寝る

ランプの山小屋

/21
・食堂の準備のため4時に起床、寝床をたたみ食堂をあける。
5時半の朝食までの間、外でコーヒーなどを飲みながらご来光を待つ。
ご来光の時間は5時半ごろであったが、時間が近づくにつれ雲が山を覆い始め、期待していたご来光を仰ぐことは出来ず。

夜明け前の剱岳

出発前
・6時小屋を出発、七福園で雷鳥の家族ずれと出会う。岩の上でキョロキョロ、人を恐れる気配なし。
・朝露にしっとり輝く綿毛状になったチングルマの大群落がどこまでも続く。
ミヤマリンドウ、タテヤマリンドウ、ハクサンフウロウ・・・などもすがたをあらわす気持ちの良い稜線。岩場のアップダウンの後、
7:55奥大日岳着。狭い岩場の山頂、うっすらと雲がかかっていたが、ラッキーにもブロッケン現象に遭遇。

雷鳥

七福園

遠くにツバクロ滝

チングルマの大群落

鎖につかまり急降下

鉄の階段を登る

ミヤマリンドウ

奥大日岳山頂
・奥大日岳を後に雷鳥沢に向かって尾根の称名川側を花を眺めながらゆっくりと下る。花の稜線歩き、お花畑が次々と現れる花の大日岳。
・室堂乗越手前の登山道の真ん中で雷鳥の家族4羽が砂浴びに夢中、退く気配なし。しばらく可愛らしい様子を眺め、迂回してここを後にする。

朝露に光るチングルマ

タテヤマリンドウ

雷鳥沢に向かって

雷鳥の砂浴び
10:35雷鳥平着。色とりどりのテント、最盛期よりは数が少ない。観光客も数多く現れ雰囲気が変わる。
・気が緩んだ後の急登、やっとの思いで「みくりが池温泉」着、昼食。

雷鳥沢とテント場

みくりが池温泉で昼食
・室堂12:20発のバスに乗り弘法で下車、ここから最後の歩き。「八郎坂」を下る。
女性2人はこの急坂をすごいスピードで下って行く。男達はゆっくり、ゆっくり慎重に下山。
この道を歩かないと称名滝の全貌を見ることが出来ない。上から見る称名滝は迫力満点、感動。

大分待たせて無事下山。


八郎坂を下る

称名滝上部

称名滝全貌

八郎坂を無事下山

・グリーンパーク吉峰で温泉入浴、汗を流しさっぱりとする。
17:45丸新ステン工業着、解散。


                         
                  
   

 燕岳 ▲ 2016年8月5日(金)〜6日(土)

   参加者名:花池、流、尾川、山本、玉谷    計 5 名

/5(金)
丸新ステン工業6:00⇒金沢東IC⇒糸魚川IC9:40合戦橋駐車場9:50→中房温泉燕岳登山口10:1011:25第2ベンチ(昼食)→13:20合戦小屋→14:45燕山荘→15:30燕岳山頂→16:05燕山荘(泊)

/6(土)
燕山荘5:456:25蛙岩→7:20燕山荘7:408:20合戦小屋→9:55第2ベンチ→10:55中房温泉燕岳登山口→11:05合戦橋駐車場11:1011:15有明荘(入浴・昼食)12:30⇒糸魚川IC⇒森本IC16:15丸新ステン工業(解散)

/5(金) 曇り晴れ
・車1台に4人が乗り出発、流杉PAで花池さんを乗せ5人乗車で向かう。
・登山口に一番近い合戦橋駐車場にぎりぎり1台分のスペースがあり駐車が出来た。
・車道を10分ほど歩き、中房温泉燕岳登山口へ。売店脇から登山開始。
いきなり合戦尾根の急登が始まる。カラマツの樹林の中の良く整備された登山道。アルプス屈指の急登だが約30分ごとに休憩できるベンチが設けてあり、休みやすみ登る。第三ベンチ辺りまでは下山してくる人と多数すれ違う。


中房温泉
燕岳登山口

カラマツ林

第二ベンチ

急な所には階段
・第三ベンチ辺りから木々が低くなり大きな岩の中を歩く道になってくる。
13:20頃合戦小屋着。多くの登山者が休憩、名物のスイカを食べている。1/8800円、我々も2個買い、小さく切ってもらい食べる。冷たくて美味しい。ほとんどの登山者はスイカを食べているようだ。

急登の連続

岩の溝の中の道

大きな岩

合戦小屋

冷たく美味しいスイカ
・合戦小屋を出発、燕山荘まで1時間余り、傾斜も緩くなって楽々稜線歩きと思いきや、スイカを食べ休みすぎたのか足が重い。私だけかと思いきや他の者も同じ。
1時間程登った所で、燕岳、燕山荘が姿を現す。燕山荘は岩の上に建つチベットの寺院のよう。山荘近くの斜面にはトリカブトをはじめ白、黄色の花々が一杯。

ハクサンフウロウ

明るい稜線

燕岳が姿を現す

岩の上に燕山荘

山荘直下のお花畑
14:45燕山荘着。燕岳がすぐ近くに見える大きく綺麗な山小屋。外には多くの登山者。
時間があるので今日のうちに燕岳を登ろうと山頂を目指し出発。
山頂は雲がかかったり、晴れたり。白い砂礫の道、斜面のいたる所にコマクサ。
花崗岩の岩の間を抜け15:30燕岳山頂着。
百名山に入っていないのが不思議な素晴らしい山容と景色。

燕山荘到着

コマクサ

燕岳に向かって

岩が林立する燕岳

メガネ岩

燕岳山頂

山頂標識

燕岳山頂にて

花崗岩の山頂周辺

山頂を後に

燕岳をバックに

砂礫にコマクサ

砂礫にコマクサ

砂礫にコマクサ

キキョウ
・小屋に戻り寝場所を確保してから、夕食までの間まだ明るい外で飲食。生ビールで乾杯。

部屋の窓から燕岳が

生ビールでカンパーイ

小屋の外でしばし飲食

夕暮れ直近
18:45〜夕食。南竜山荘の食事よりはるかに良い。食事が終わる頃に小屋のご主人が山の話とアルプホルンの音色を聴かせてくれた。山小屋ならではの楽しみ。

小屋の夕食

主人のアルプホーン

夕焼けと燕岳
暗くなってから、雲一つなくなって空には満天の星。
宿泊者は多かったが金曜日ということで、まだゆとりがあって快適に寝ることが出来た。

/6(土) 晴れ
・早く目が覚め、外のテラスに出てみると雲一つない空に槍ヶ岳、穂高連峰、燕岳・・・・
・日の出は5時頃、小屋のテラスからご来光を仰ぐ感動的な瞬間に立ち会えた。
明るくなるにつれ、雲海の上に360度の大展望。剱岳、立山連峰、裏銀座の山々、黒部源流の山々、槍、穂高連峰、表銀座の山々、遠くに富士山、南アルプスの山々、八ヶ岳、越後の山々など本当の360度の展望に大感動。

八ヶ岳方面の朝焼け

日の出前の小屋

日の出前の
大天井・槍・穂高

ご来光
5:45朝食後空身で小屋を出発、表銀座コースの蛙岩(げえろいわ)までの往復に出かける。
前方に槍、穂高、大天井などを見ながらの快適な稜線歩き。途中にはコマクサの群落、奇岩群。

蛙岩までの散策へ

槍・穂高連峰

ハイマツ、砂礫帯

燕岳
遠くに立山・剱岳

裏銀座コースの山々
水晶・鷲羽・双六・・・

蛙岩で槍をバックに

大天井・常念

槍・穂高連峰

蛙岩付近を通過

蛙岩の先に槍ヶ岳

コマクサの群落

コマクサ

7:40燕山荘出発、上りと同じ道を下る。
昨日の上りでは雲に隠れて見えなかった槍ヶ岳、有明山が合間合間に姿を現す。

燕山荘出発前

トリカブト

小屋直下のお花畑

小屋直下のお花畑

有明山

大天井の先に槍ヶ岳

燕岳
合戦小屋までは順調に歩けたが、次第に登って来る人が増えすれ違うのに苦労する。
山本(幸)さんが数えたところ400人以上の人数。若者が意外と多く、ブーム再来かと思われるほど。小屋は大混雑に違いない。
・第一ベンチの所に有る水場(湧水)でのどを潤す。冷たくまろやかで旨い。

合戦小屋のスイカ

第一ベンチの水場
10:55登山口に無事帰着。

登山口に無事下山

中房温泉を後に
近くの有明荘の温泉で入浴と昼食をし帰路につく。
16:15丸新ステン工業着、解散。
 

※好天に恵まれ楽しい山行でした。
※アルプス屈指の急登であったが、いい間隔に設けられたベンチで休みが取れ、大変さをそんなに感じずに登れました。
※燕岳は表銀座コース入口の山、360度の大展望、花崗岩の白い岩山、コマクサの群落など魅力いっぱいの山でした。
※この時期は登山者が多く、金曜日宿泊のスケジュールで行ったのは良かった。
 

                      
            


 夏山合宿(苗場山) ▲ 2016年7月22日(金)〜23日(土)

   参加者名:土本、花池、流、山本夫妻、任田、正来、乙崎、井村、木下  計10名

7/22(金)
丸新ステン工業(出発)7:15⇒金沢東IC⇒8:15有磯海SA9:50豊田飯山IC⇒11:30かやの平高原(昼食)12:10→かやの平散策14:3014:50大滝→滝散策⇒16:40のよさの里オートキャンプ場(テント泊)

7/23(土)
キャンプ場6:156:40三合目登山口→9:30九合目→10:20苗場山山頂(昼食)11:0011:50九合目→14:10三合目登山口⇒14:50のよさの里(入浴)⇒17:45上越IC⇒18:40有磯海SA19:40森本IC⇒19:50丸新ステン工業(解散)

7/22
・参加者が10名と多くなり、車3台で行くことになった。
・朝いきなりのハプニング。土本さんが集合場所に来る途中スピード違反で捕まり集合時間に遅れる。7:00出発のところ7:15になった。
・有磯海SAで花池さんと合流、上信越道豊田飯山ICで下りてから飯山市内のスーパーで食糧、酒類を購入。
ここでまたハプニング。花池さんが登山靴を持ってくるのを忘れたのに気づき、急遽スーパーに有る靴を購入することになった。
・予定外の出来事で時間がかかり、「かやの平」に予定より1時間程遅れて到着。明るい爽やかな案内所前のベンチで、散策前に昼食をすることにした。
・案内所の管理人に散策路の情報を聞いてから散策に出発。
2〜3時間のコース、今年は花が全く咲いていないと気の毒そうに話してくれた。
例年ではニッコウキスゲが咲き乱れ、一面黄色に染まるそうです。
日本一美しいブナ林と言われる林の中の快適な散策路を周回。湿原は話の通り花がほとんど咲いていない。


かやの平高原

案内所前で昼食

散策路入口

ブナ林

北ドブ湿原入口

北ドブ湿原

ブナ林

かやの平高原

エゾハルゼミ
・オートキャンプ場に行く途中、大滝(おおぜん)を見物。雑魚川にある落差25mの美しい2段滝。

大滝(おおぜん)

大滝(おおぜん)
16:40「のよさの里オートキャンプ場」着。キャンプ場にはイベントの準備の7,8人の達のみ。
・隣接の「牧之の宿」にある温泉(内湯、露天湯)に入ってさっぱりしてから夕食の準備に取り掛かる。
17:30頃から夕食開始。山本さんから手作りの昆布じめ、芝茸などいただき夕食が賑やかになった。恒例の土本さんの野点も。
お開きの後、テントに入ってから2次会、23:30頃やっと就寝。

鳥甲山が目の前の
露天湯

露天湯に続く渡り廊下

キャンプ場での夕食

野点

テント内で2次会

7/23
・朝食をとり、テントをたたみ6:15キャンプ場を出発。


朝食
6:40三合目登山口着。広い駐車場には既に20台程の車。
・小赤沢コース登山道は最初の頃は緩やかな登り、木に覆われて見通しが利かない。
所々ぬかるみが有ったり、木の根が縦横に出ていたりで歩きにくい。
高度を上げていくにつれ傾斜が急になって、岩場も現れるようになる。

三合目登山口

ぬかるんだ登山道

木に根で歩きにくい

クサリ場

八合目付近の急登
・樹林帯を抜け九合目に出ると景色は一変、広々とした湿原が現れた。
池塘が点在、まさに雲上の楽園。ここから先は木道歩き。
花はワタスゲが少し咲いていた程度であまり多くない。

視界が開けた九合目

木道歩き

池塘

快適な木道歩き

ハート形の池塘
苗場山頂上まで湿原の中の緩やかな登りの木道が続く。
苗場山山頂は木に覆われた見通しのきかない地味な所。
山頂から少し外れた見晴らしの良い所で昼食。どこまでも続く広い湿原、爽やかな風が心地よい。

広大な湿原

広大な湿原

苗場山山頂手前

苗場山山頂

山頂付近でカンパーイ

昼食
・下山は同じ道を下る。

下山開始

クサリ場を下る
14:10三合目登山口に無事下山。
「のよさの里」に寄り入浴、その後秋山郷を経由して上越ICから北陸道に入り金沢に戻る。

 

※出だしからハプニングが有り、どうなるかと思いましたが、その後順調に行きました。
物忘れの多くなる年齢です、事前準備をしっかりとし、急がず余裕を持って行動しましょう。
※かやの平、苗場山いずれも咲き誇る花を期待していましたが、今年は咲かない年のようでした。
苗場山は百名山にふさわしい高層湿原の美しい山でした。
※「のよさの里オートキャンプ場」は2,000円/人とやや高かったたが、虫もいなく静かな環境の良い所でした。何と言っても温泉入り放題、翌日も入浴ができて最高でした。
※花池さんの車 ダイハツの軽スポーツカー「コペン」 格好よかったです。  


        


 沢登り(不動沢 大門山) ▲ 2016年7月10日(日)

  
参加者名:平、新、桶川、流、井村  計5名。  宮保さん他KCW 5名

6:15 「ロードパークしらさぎ」に集合、平さんの車に5人が乗って出発。刀利ダム、南砺市、五箇山を経由してブナオ峠へ。
7:45 ブナオ峠着。既に到着していた宮保さん達KCWのメンバーと合流。

8:00 出発、廃道となっている刀利ダムへの道を下る。
8:20 不動滝着。ここから入渓、いきなり腰まで水に浸かる。
いくつもの滝が現れ、シャワーをたっぷりと浴びながら登る。
暑い下界とは別天地、濡れた体はひんやりと寒いくらい。
登れそうにない滝ではKCWの若きクライマーがスルスルと登り、上からロープを垂らしてくれる。(ロープの使用3度)おかげで高巻きすることなく、シャワーを浴びながら滝を登る面白さを感じることが出来た。
12:00頃 沢から薮へ。約20分の薮コギで登山道に出る。
ここから大門山へ急な登山道を歩き、12:35山頂着、昼食。
晴れて暑く、濡れたシャツ、ズボンの乾きが早い。
山頂では青空に無数の赤トンボが飛び交い、のどかな雰囲気。
13:20 下山開始。
14:35 ブナオ峠着。

16:15 「ロードパークしらさぎ」着。解散。