金沢山岳会 会報 200
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
   




▲ 能郷白山 ⇒ 飯降山 ▲ 2018年6月30日(土)

参加者:新、木谷、桶川、流、花池、任田、正来、山本(幸)、
    井村、田森夫妻、木下、佐藤             ・・・ 計13名


白山さん7:009:25温見峠登山口→11:00飯降山登山口1011:35戌山城址分岐→12:45テレビアンテナ(昼食)13:3514:05飯降山山頂14:2014:45テレビアンテナ→15:45戌山城址分岐→16:30飯降山登山口→18:40白山さん

花池さんとは温見峠で待合せる。
この度山岳会に入会する佐藤朝子さんが初参加となり、合計13名の大人数になった。
集合場所を間違えた人が1名、出発時間30分遅れの7:00に白山さん出発。
温見峠に近ずくにつれ雨が強くなり、峠の登山口に着いても風雨が強く、とても登山する気になれず能郷白山は断念することになった。
協議の結果、大野市の近くの飯降山(884m)に行くことにした。


能郷白山登山口

摩耶姫湖畔に建つ
摩耶姫像に立ち寄る


飯降山は泰澄大師が開山した山で、大野の町から見ると三角錐の見栄えのする山。
11:00飯降山登山口着。
11:10飯降白山大権現の碑がある登山口から登山開始。唐松、杉の樹林が続く緩やかな尾根をしばらく行くと美しいブナ林に変ってきた。さらに急な岩混じりの道を行き
12:45テレビアンテナ着。ここで昼食休憩。


飯降山登山口

観音菩薩のお堂で
二礼二拍手

戌山城址の分岐

この山にも悪魔の手が
こちらは両手

杉の樹林を行く

13:35昼食後、荷物を置いて空身で山頂を目指し出発。
やや急な登り、御嶽神社を通り過ぎてしばらく行ったところで二等三角点と石仏が有る山頂に出た。荒島岳、経ヶ岳方面が開けた山頂、白山は雲に隠れて見えず。


アンテナ前で昼食休憩

空身で山頂を目指す

美しいブナ林

樹林の切れ間から
大野の町

お粗末な御嶽神社

ササユリ

飯降山山頂の三角点

山頂広場の奥の院

飯降山山頂で

飯降山山頂

山頂からの景色
荒島岳・経ヶ岳・・・

14:20山頂を後に下山開始、14:15ザックが置いてあるテレビアンテナ着。
ブナの林に癒されながら、荒島岳、経ヶ岳、大野市街の素晴らしい景色を見ながらの下山。
戌山城址分岐から寄り道し、戌山城址方面に行ってみたがどこが城址か全く跡形もなく、引き返した。


アンテナ前


戌山城址の分岐

戌山城址が有った辺り

観音菩薩のお堂前
全員揃って記念写真

16:30
登山口へ無事下山。花池さんとはここで別れ帰路につく。
途中、星山商店で目当ての物を買うために立ち寄る。
18:40白山さん着。解散。

※曇りの予報であったが、温見峠付近は強い雨と風で能郷白山は断念することになり、期待していた山頂からの景色や花々に出合えず残念でした。初参加の佐藤さんに見せたかった。
※春が終り夏になっていたため、花はササユリが少し、山菜も有りませんでした。
※国道157号線は別名“酷道157号線”と言われる危険な道とのことであったが、そんなに危険とは感じなかった。岐阜県側は通行止めになっていました。




▲ 金剛堂山 ▲ 2018年6月16日(土)

参加者新、木谷、桶川、流、東川、尾川、任田、井村  ・・・ 計8名

丸新ステン工業7:008:30栃谷登山口8:409:55 2K地点→11:55金剛堂山(昼食)12:3512:45中金剛→13:05奥金剛13:1513:45中金剛→14:10金剛堂山→15:30 2K地点→16:25栃谷登山口→16:40天竺温泉17:3519:30丸新ステン工業(解散)

7:002台の車で出発、心配された天気も晴れに変り気温も低めの絶好の登山日和。
8:30栃谷登山口着。この登山口は水有り、避難小屋有りのとてもありがたい場所。
8:40橋を渡り登山開始、美しいブナ林の中の登山道、ジグザグに登って行く。
登山口から1km毎に距離標識が建っていて、目安になり助かる。標高も書かれているともっと良いのだが。
1kmあたりまでにはササユリが見られたが、まだこれからのようだ。


栃谷登山口

ササユリ

登山口から1km標識

深いブナ林

ジグザグの登り

2km地点で休憩
3kmあたりからはゴゼンタチバナ、イワハゼ(アカモノ)が登山道両脇に群生、山頂付近まで続く。ネマガリダケを採りながら登る者約1名。
長い樹林帯を抜け、景色が開けてくるとやっと金剛堂山が姿を現す。

見事なブナ林

樹林を抜ける

山頂へ最後の登り

タニウツギ

登山道脇にイワハゼ

コイワカガミ

ゴゼンタチバナ
11:55明るい尾根を上り下りした後、金剛堂山山頂着。山頂には若い女性2名。
ここで昼食休憩。金剛堂山らしい風衝草原は雲がかかり全貌が現れない。
12:35ここに荷物を置いて奥金剛まで往復に出かける。
気持ちの良い風衝草原歩き、コバイケイソウが多く見られ、今年は当たり年のような感じ。
ニッコウキスゲはこれからのようで、小さな蕾をつけていた。
13:05奥金剛着。広々とした明るい草原、周りにはコバイケイソウ、ニッコウキスゲ・・・・。

金剛堂山山頂

中金剛へ向かう

草原にコバイケイソウ

広々とした風衝草原

前金剛に祠

中金剛

中金剛の標識

コバイケイソウ

ウラジロヨウラク

マイヅルソウ

奥金剛山頂

奥金剛山頂

水溜りにカエルの卵

金剛堂山
14:10金剛堂山着。大休止後下山開始。
美しいブナ林の中の下り、新緑がまぶしい。
登山口近くの川沿いの道はカタハが群生、採りながら下る。
16:25栃谷登山口着。

霧がかかったブナ林

新緑の美しい登山道

登山口の鉄の橋

天竺温泉で入浴
帰りに近くの天竺温泉で入浴後帰路に。
19:30丸新ステン工業着(解散)
 

※気温は高からず低からずの登山向きであったが、山頂辺りは雲が多くやや残念。
※花の多い山でこれから初夏にかけてさらに見事な花々が見られそう。





▲ 残雪の白山 ▲ 2018年6月2日(土)〜3日(日) 

参加者平、流、東川  ・・・ 計3名

6/2 晴れ
白山さん9:0010:00別当出合駐車場10:1510:24別当出合→11:18中飯場→12:20覗→13:25甚之助避難小屋(泊)
6/3 晴れ
甚之助避難小屋4:455:10南竜道分岐→5:25エコー登山口→6:55室堂7:158:00白山奥宮・御前峰8:259:00水屋尻雪渓室堂付近→9:15黒ボコ岩→10:25甚之助避難小屋11:2013:10別当出合→13:25別当出合駐車場→14:45白山さん(解散)

6/2

晴れ、参加者は3名、1台の車で白山さんを9:00出発、10:00別当出合駐車場着。別当出合までの道が通行止め解除となって最初の週末もあってか100台程の車が止っていて、既に登山に出発していて人けが無い。
この日の宿泊は南竜山荘冬季小屋を予定していたが、屋根が壊され部屋の中は雪が一杯との情報により甚之助避難小屋に変更する。
10:15登山開始、新緑がまぶしい。


別当出合

吊り橋

吊り橋から大長を望む

新緑の木道を行く

急な石段
11:18中飯場着。周辺の雪の状況は例年と変わらずであったが、ここから見る不動滝とその谷を流れる川は水量が多く見事。

中飯場

中飯場

不動滝
覗手前あたりから残雪が見られ所々で道を覆う。道の脇には白いニリンソウが沢山。
覗きを出て20分程登った所から道は完全に雪に覆われ甚之助まで続く。

雪が現れる

ニリンソウ


覗から観光新道方面

雪に覆われた登山道

遠くに別山


甚之助避難小屋直前

甚之助避難小屋
13:30甚之助避難小屋着。時間は早いが今日の行動はここまで。
これから室堂まで行く人、別当出合まで下る人達がベンチで休んでいた。
この時間には泊る人は我々だけ、小屋の中に荷物を入れ14:30頃からは早々に飲み始める。
4時過ぎになって、埼玉からの男女2名(親子では無いようだ)と単独の登山者1名が入ってきて、計3組が泊ることになった。
ワイン、焼酎、ウイスキーなどと東川さんの山料理、マタギ鍋などで延々と宴会が続く。
20:30頃宴会終了、寝袋に入る。気温は高く寒さは感じない。

甚之助に向かう2人

甚之助避難小屋前

早々に宴会

東川さん得意の料理

埼玉からの2人

    甚之助からの夕景(動画) 

6/3
4時頃には外は明るくなっていて、雲一つない快晴、小屋内の気温は約11℃。
同泊していた人は既に出発、我々も荷物は小屋に残し必要な物だけを持って4:45頃に出発。
雪の斜面のトラバースもあったがエコーの登り口まではアイゼンを履かず行く。
残雪をまとった御舎利、別山が青空の中に映え、雪の中の南竜山荘も美しい。


4時頃の小屋から

大長・赤兎

別山

埼玉の2人と一緒に

小屋を出発

トラバース

南竜道分岐

下に甚之助避難小屋

別山
5:30エコー登り口に来ると、雪面が凍ったようにテカテカと光っていて、アイゼン装着となった。
急斜面をアイゼンを利かせてゆっくりと登る。雪面は凍ってなく軟らかい状態。
広い雪面を登っているのは我々だけ、きつい登りだが気持ちが良い。
登りきると、御前峰が姿を現したが山頂部だけは白い雲に覆われなかなか見えない。
ここでアイゼンを外す。
雪に覆われた広大な弥陀ヶ原を横切り雪の無い五葉坂を登り室堂へ6:55着。
祈祷殿前の広場には雪は無い。

エコーの登り口

テカテカと光る残雪

アイゼン装着

エコーを登る

南竜ヶ馬場

御前峰が姿を現す

エコー上部

エコー上部から別山

弥陀ヶ原と御前峰

弥陀ヶ原を行く

五葉坂から別山

室堂山荘手前

室堂山荘

祈祷殿
祈祷殿から先は残雪が有りしばらく雪の上を歩き登りにかかると雪は無くなり、山頂まで雪の無い夏道。
8:05御前峰山頂着。奥宮でビールを供え2礼2拍手。山頂ではそのビールで乾杯。
相変わらず山頂部は雲がかかり大汝峰、剣ヶ峰も見えたり見えなかったり。
下方の室堂、別山は残雪の中素晴らしい景色。ここの雪渓を下ると思うとワクワクする。

室堂山荘

御前峰を目指して

奥宮

御前峰山頂

剣ヶ峰

御前峰から室堂
水屋尻雪渓を快調に下り、9:20黒ボコ岩着。
下からひっきりなしに登山者が登って来る。12曲りやその下の雪渓のトラバースでは通過待ちがしばしば。

六地蔵へ向かう

六地蔵

水屋尻雪渓を下る

水屋尻雪渓と御前峰

水屋尻雪渓を下る

弥陀ヶ原から御前峰

別山前方に下る

黒ボコから別山

黒ボコ岩

12曲りを下る

 水屋尻雪渓付近からの景色(動画)



10:30甚之助避難小屋着。昼食休憩をとっていると、なんと新さんが一人で上がって来た。
膝が痛いと2日は自重したが、やはり残雪の白山に登らなければと思ったのだろうか、ここまで来て我々と合流した。
また、埼玉からの2人も少し遅れて小屋に戻ってきた。
トンビ岩から室堂、御前峰、大汝峰をかなり頑張って廻ってきたとのこと。
11:20大休止した後4人揃って下山開始。
ニリンソウ、サンカヨウ、エンレイソウ、山桜、ミツバツツジなどの花々を楽しみながらゆっくりと下山。
13:30別当出合駐車場に無事帰着。

なんと 新さんと合流

甚之助前で記念写真

ニリンソウ

サンカヨウ

エンレイソウ

山桜

三つ葉ツツジ

別当出合に無事帰着

※天気に恵まれ、素晴らしい残雪の白山を楽しむことが出来ました。
※登山者数は例年と同じくらいで、ほとんどが日帰りのようでした。
※残雪の量は例年と同じくらいかやや多い程度。
※奥長倉避難小屋、南竜山荘冬季小屋の屋根が冬場に破られたようで使えなくなっていた。
誰が何のために?(奥長倉避難小屋は修理が済んだようです)
                       




▲ 鋲ヶ岳・烏帽子山 ▲ 2018年5月26日(土) 
   ※県道通行止めのため高頭山を変更
  

参加者新、流、尾川、任田、正来、乙崎、井村、田森夫妻、  ・・・ 計9名

丸新ステン工業7:00→金沢東IC→魚津IC→8:40嘉例沢森林公園(登山口)8:459:05鋲ヶ岳→11:25烏帽子山前衛峰→11:50烏帽子山山頂(昼食)12:5013:10烏帽子山前衛峰→15:00分岐→15:10登山口→くろべ牧場(休憩)→魚津IC→森本IC→17:25丸新ステン工業(解散)

・高頭山の予定が県道通行止めのため鋲ヶ岳・烏帽子山に変更した。
・参加者9名、新さん、流の車2台で出発。
8:40登山口である嘉例沢森林公園キャンプ場着。既に6台程の車が駐車。
登り始めは杉林の中の整備された木階段の登山道、5分程登ると綺麗なブナの樹林に変る。


登山口付近の駐車場

登山口の案内板

登山口

杉の樹林の中の階段
15分程で稜線に着き、分岐を左に鋲ヶ岳に向かい約5分であずまやのある鋲ヶ岳山頂着。
ここからは鹿島槍ヶ岳から朝日岳へ続く後立山連峰の山々の絶景、下方には宇奈月温泉街が良く見える景色の良い素晴らしい所。ここだけで満足感に浸れる。
十分に景色を堪能した後、分岐まで戻って烏帽子山に向かう。
左側に後立山連峰を見ながらのなだらかな尾根歩き、落葉の重なった土の道が心地よい。
コシアブラを採りながらの歩きで、なかなか先に進まない。

分岐

鋲ヶ岳山頂とあずまや

山頂からの景色

尾根歩き

新緑のブナの樹林帯

カタクリの花
海抜1100m辺りから残雪が現れ、烏帽子山前衛峰辺りは広く平坦な所に残雪がかなりあり登山道が切れ切れとなる。赤布や目印を頼りに方向を間違えないように慎重に先に進む。
ここを越えしばらく登ると雪が消え、30分程で烏帽子山山頂着11:50

前衛峰辺りの平坦地

残雪の中を歩く

僧ヶ岳

遠くに後立山連峰

後立山連峰

後立山連峰
山頂には10人程の登山者。
目の前に大きく堂々とした僧ヶ岳、駒ヶ岳、その先には黒部川を隔てて後立山の峰々が連なって見える絶景の山頂。あまり広くない山頂で、昼食。
採ってきたコシアブラのお浸しを皆でつまむ、嬉しいこの時期ならではの楽しみ。
いつの間にか、山頂は我々だけの貸切状態、約1時間山頂で過す。

烏帽子山山頂

山頂で昼食

後立山連峰

僧ヶ岳の奥に駒ヶ岳

烏帽子山山頂にて

     烏帽子山山頂からの景色(動画)


12:50下山開始。前衛峰付近の残雪の所は目印を頼りに慎重に下る。
なだらかな気持ちの良い尾根をコシアブラを採りながら下る。
15:10登山口に無事下山。

下山開始

残雪帯を慎重に下山

目印を頼りに

遠くに鋲ヶ岳

ブナの新緑

ブナの新緑

帰りは、「くろべ牧場」に立ち寄り、休憩。17:25丸新ステン工業着、解散。 

※比較的楽な上り下りで後立山連峰の絶景が味わえる素晴らしい山でした。
※まだ残雪期の山、道が切れ切れでルートを間違えないよう印を頼りに登りました。

                 



▲ 大倉山 ▲ 2018年5月20日(日) 

  
※5/19(土)予定を悪天候のため20日(日)に変更。

参加者:流、任田、乙崎、田森夫妻 ・・・ 計5名

丸新ステン工業7:008:20登山口8:409:20二本杉→10:551200m地点→12:00大倉山山頂(昼食)13:1014:001200m地点→15:10二本杉→16:00登山口→16:30大岩湯神子温泉(入浴)→18:30丸新ステン工業(解散)

・参加者は5名、1台の車で出発。
820登山口より手前の路上に駐車、身支度をして出発。午前中は曇り、その後晴れの予報を信じ、山頂からの剱岳の景色を期待しながら。
林道を約15分歩いて登山口へ。途中で良型のワラビ多数見付けたが、帰りに採ることにする。
・登山口(標高約600m)からいきなりの急登、前回の加賀高倉山のよりすごい急登が1時間程、標高1000m付近まで続く。100m毎に石の標識があり、これを目安に一歩一歩登るうちに高度を稼ぐ。


路上に駐車

登山口

いきなりの急登

二本杉で休憩

1200mの石の標柱
1000m付近から稜線に出ての緩やかな尾根歩き。1200mを越えるあたりから登山道に残雪が現れる。ブナの新緑、イワウチワ、カタクリに気が和む。
1300付近の急登を超えるとなだらかな台地になり、山頂まで続く。
ここ来て雲が消え青空が広がり、毛勝三山が目の前に姿を現す。

残雪の尾根歩き

山頂付近の台地

毛勝三山が姿を現す

毛勝三山

大倉山山頂



12:00山頂着。山頂はなだらかな広い台地状、残雪に覆われている。
大日岳、立山、剱、毛勝三山、僧ヶ岳、烏帽子山などの絶景に疲れが消える。
雲に覆われたり、晴れ渡ったりの繰り返し。
風もなく穏やかな山頂で昼食休憩を約1時間。

大倉山山頂

剱岳をバックに

剱岳

立山    奥大日岳

剱岳

剱岳

 奥大日岳 大日岳    

   剱岳   立山

剱岳

山頂付近の台地
      大倉山山頂からの展望(動画)


13:10
もっと長く留まって居たい気持ちであったが下山開始、登って来た道を下る。
急な所はロープにつかまりながら慎重に慎重に。

登山口付近の急な下り

登山口に無事下山
16:45登山口へ無事下山。ここから上物のワラビを採りながら車の停めてある所まで。
帰りに大岩湯神子温泉に立ち寄り入浴、18:30丸新ステン工業着。解散

※天候に恵まれ、山頂からの剱岳、毛勝三山、立山、大日岳など素晴らしい景色に感動。
これは無雪期には得られないご褒美。
※登山口からの急登はきつかったが加賀高倉山の経験からか、案外と楽に感じました。

                    




▲ 加賀高倉山 ▲ 2018年5月5日(土) 

参加者:新、桶川、流、任田、正来、乙崎、田森夫妻、山本夫妻、杉谷(山本さんの知人)・・・ 計11名
    
野々市市役所7:008:45登山口→9:45悪魔の手→10:40試練の木→11:00高倉山山頂→11:40真砂谷の頭(蛸坊主)昼食12:4013:30高倉山山頂→15:00登山口→16:00遊泉寺温泉(入浴)→17:45野々市市役所(解散)


・天気は晴れ、会員外2名を含め11名の参加、7:00に3台の車で野々市市役所を出発。
我谷ダムの富士写ヶ岳登山口には駐車する車が一杯。
ここを通過して8:40高倉山登山口着。
登山口には既に車が2台停めてあり、少し戻った道路脇に何とか停める。


道路脇に駐車
8:45登山開始、登山口から急登の連続、ほとんどが直登で特に急な所にはロープが張られている。この登山道は加賀山岳会がコツコツと整備したもので、感謝しながら登る。

登山口まで林道歩き

登山口 いきなり急登

ロープにつかまり登る
50分程登った所からシャクナゲの花が姿を現し始めたが、この辺りは咲き終わったものが多いがさらに登って行くうちにシャクナゲの花が増えてくる。
今年は去年に比べて花の数が少なく半分以下で、開花に何年かの周期があるようだ。

・きれいなブナ林の中の急登は山頂まで続く。途中には「悪魔の手」、「試練の木」、「縁結びの木」などと面白い名が付けられた木がある。

最初のシャクナゲ

最初のシャクナゲ

悪魔の手

試練の木

縁結びの木
・高倉山山頂は木が刈り取られていて、大日岳、加賀甲、富士写ヶ岳、鞍掛山、日本海などの景色が素晴らしい。

加賀高倉山山頂

山頂からに景色
・この先の真砂谷の頭(蛸坊主)まで行って昼食にすることにして山頂を出発。大きく下って登り返す、シャクナゲの群落、タムシバ、新緑のブナ林の中に作られた道を行く。
11:40真砂谷の頭(蛸坊主)着、今回の山行はここまで。タムシバ、シャクナゲに囲まれた山頂は景色も素晴らしい。
時間と体力があれば行こうとしていた小大日は目の前。
山頂は狭く、道にめいめい腰を下ろして昼食。暖かな山頂で賑やかな食事はいつも楽しい。

踊るエイリアン の木

瑞々しいブナ林

山頂のシャクナゲ

真砂谷の頭(蛸坊主)

蛸坊主山頂で昼食

山頂からの景色
手前の山が小大日

山頂のシャクナゲ

山頂のシャクナゲ
        真砂谷の頭(蛸坊主)からの景色(動画)

・ここから来た道を引き返す。コシアブラ、タカのツメを採りながらの下山。
水を含んだ急な斜面に滑って尻もちをつく者も続出。  
15:00登山口に無事下山。

蛸坊主からの下山

クマの爪痕

シャクナゲの群落

シャクナゲの群落

無事下山
帰りは遊泉寺温泉で入浴後、野々市市役所へ 17:45解散。 

※好天に恵まれ、瑞々しい新緑、シャクナゲの赤、タムシバの白が美しい良い山行でした。
※今年は花の少ない年のようであったが、それでも十分にシャクナゲの多い山であった。
※836mと低い山であったが、急登の連続で足を痛めた者も出る手強い山であった。

   昨年 高倉山〜蛸坊主 間のシャクナゲ (動画) 


                       



▲ 奥獅子吼山 ▲ 2018年4月28日(土) 

参加者:新、桶川、木谷、東川、尾川、流、
      任田、田森、中村(久)、小川、三浦(小川さんの知人)、玉谷 ・・・ 計12名

パーク獅子吼8:109:25月惜小屋→10:15犀鶴林道の峠→10:35林業試験場分岐→11:40奥獅子吼山山頂(昼食)12:3013:20林業試験場分岐→13:40犀鶴林道の峠→14:30月惜小屋→15:20パーク獅子吼(解散)

・久しぶりに12名という多くの参加者、カタクリの花が咲いていることを期待しながらパーク獅子吼登山口から登山開始。
・いきなり杉の樹林帯の中の急登、所々にカタクリの花が姿を現す中、1時間少々で月惜小屋着。下にはカタクリの花、上にはモミジなどのみずみずしい新緑がまぶしい。


パーク獅子吼出発

いきなりの急登

中腹で小休止

新緑がまぶしい
・ここから先は緩やかな登りの続くカタクリロード、道の両脇に隙間なく咲き誇るカタクリの花。まだ咲き始めたばかりのようで瑞々しく、枯れた花はほとんどない。

カタクリロード

カタクリロード

カタクリ
10:15 犀鶴林道峠着、大休止。林道は開通しているようだが、止っている車は1台も無い。
・林業試験場への分岐を越えるあたりから雪が現れ始めた。今年は雪が消えるのが遅いようだ。
雪の消えた登山道脇にはカタクリが咲き始め、カタクリロードが現れた。
山頂近くでは山桜、イワウチワ、タムシバ、キクザキイチゲなど早春のいろどり。

犀鶴林道峠

月惜山の看板

池に残る雪

登山道を覆う雪

カタクリ

イワウチワ

キクザキイチゲ

山桜
11:40 山頂着。山頂には雪が無く、沢山の登山者が昼食休憩中。
この山頂は白山、笈、などの景色が素晴らしい。
我々も一角に陣取り、昼食休憩。穏やかな天気の山頂での昼食は何にも増しておいしい。
昼食をとっている間にも山頂には人がどんどん増え、30人はいただろうか溢れんばかり。

山頂着 雪は無し

昼食 前方に白山

昼食休憩

山頂で集合写真

山頂からの展望(動画

12:30 下山開始、林業試験場へ下るのをやめ、来た道を引き返すことにした。
田森さんに教えてもらった白いカタクリの花を月惜小屋近くで発見、初めてのこの花に感激。


雪の残る道を下山

寄り道した 御堂山

白いカタクリの蕾?

白いカタクリ

・この後黙々と杉の樹林帯を下り15:20パーク獅子吼登山口着。解散。


※12人という久々の大人数、好天に恵まれた楽しい登山でした。
※カタクリの花もちょうど良い咲き具合で、期待通りのカタクリロードでした。




▲ 医王山 ▲ 2018年4月8日(日) 

  
    悪天候のため中止               



▲ 会館大掃除 ▲ 2018年4月7日(土)

    参加者:本田、池田、村本、平、桶川、新、木谷、流、東川、尾川、
          任田、正来、田森、中村(久)                    

    9:00から作業開始、会館内の掃除、側溝の掃除、雑草取り等々。
    雨天のため外壁の防腐剤塗布は中止。