金沢山岳会 会報 203
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
   



▲ 取立山 ▲ 2019年3月9日(土)

参加者名本田、平、桶川、東川、流、任田、正来、佐藤  ・・・計8名 

7:00白山さん→7:50国道いこいの森駐車場→9:00取立山夏期駐車場→10:50取立山→11:15取立山避難小屋(昼食)12:0012:17こつぶり山→13:45護摩堂山→15:30国道おいの水谷駐車場→15:55国道いこいの森駐車場→16:55白山さん

9日は奥獅子吼を予定していたが、今年は雪が少なく取立山に変更。
7:50国道脇のいこいの森駐車場着。既に車が30台程で一杯、路上に駐車する。
・舗装された林道を歩いて上を目指す。キャンプ場までは路上に雪は無く春の気配。
キャンプ場から上は雪道となるが硬く締まっていて歩きやすい。曲りくねった林道をほとんどショートカットなしに上って行く。無理してショートカットしなくてもさほど時間的に変わりない。
・夏期駐車場は一面雪に覆われていたが、電話ボックスはほとんど顔を出していて、この時期としては雪が少ない。


いこいの森駐車場
満杯の車

いこいの森登山口
林道に雪無し

キャンプ場より上は
雪道に

夏期駐車場

ここから上はやっと雪の登山道らしくなったが、踏み跡がしっかりと付いていてカンジキ無しでも歩きやすい。

尾根に出ると景色が一変、越前大日山、経ヶ岳、法恩寺山など福井の山々が広がる。
雪はたっぷり有り、明るく気持ちの良い尾根歩き。頂上近くになると白山が前方に現れ、それを眺めながら登って行く。


振り向くと越前大日山


雪庇

広い尾根道

山頂直前

山頂」の向こうに白山
取立山山頂へ
(動画)


10:50取立山山頂着。山頂には7〜8人が思い思いにくつろいでいる。
山頂からは白山、別山、三ノ峰・・・青空に映え、この時期の景色は本当に素晴らしい。


山頂からの白山

山頂で白山をバックに

ここから護摩堂山への縦走路に入る。新しい踏み跡がなく、この日は我々だけのようだ
11:15取立山避難小屋着。小屋の中に入って昼食。


山頂から取立平へ

山頂から取立平へ

避難小屋付近の林

取立山避難小屋

12:00
護摩堂山へ向け出発。ここで初めてカンジキ装着。
真っ白なこつぶり山山頂からの白山も素晴らしい。
護摩堂山へ先頭を交代しながら、白山を右に見ながら明るい尾根を辿って行く。
頂上直下でやや急な所があったが、全体的になだらかで景色の良い素晴らしい尾根歩き。
13:45反射板のある護摩堂山着。


カンジキ装着して

こつぶり山から
白山

こつぶり山から
越前大日山

護摩堂山への尾根

護摩堂山からの
白山・別山

護摩堂山山頂

護摩堂山山頂

真っ白な白山を十分に堪能してから下山開始。

平さんを先頭に樹林の中をほぼ真直ぐに下る。GPSを頼りに雪の時期ならではの下山。
15:30国道おいの水谷駐車場付近へ無事下山。国道を約30分歩いていこいの森駐車場へ。


護摩堂山を後に

護摩堂山から下る

杉林の中を下る

国道に無事下山


※例年より積雪量は少ないものの、天気に恵まれた素晴らしい雪山縦走でした。

※佐藤さんはカンジキは初めてとのことでしたが、雪山の楽しさを味わえたのでは。



▲ 松尾山 ▲ 2019年2月24日(日)

参加者名:新、東川、流、乙崎、乙崎さんの友人  ・・・計5名

8:00白山比盗_社南参道駐車場→8:25セイモアスキー場駐車場8:35⇒(リフト2台乗継)9:00リフト終点→9:05三雄山展望台→9:35あずまや→10:35松尾山山頂(山頂部散策、昼食)12:2013:40三雄山展望台→15:00セイモアスキー場駐車場→15:10千丈温泉「清流」(入浴)→16:10白山比盗_社南参道駐車場(解散)

23日は天気が悪いとの予報で、1日ずらしての雪山ハイク、予想通りの好天に恵まれた。
スキー場の駐車場は日曜日のため8:30前にもかかわらずかなり多くの車が駐車している。
登山届けを出してからリフト2本を乗り継ぎスキー場最上部へ。
ここから目の前の小高くなった所が三雄山、松尾山へ続く尾根の出発点である。
白山、笈ヶ岳、大笠山、奥三方山、口三方山・・・、360度の絶景にしばし見惚れる。


リフトで最上部へ

前方に三雄山

大笠山  笈ヶ岳 

白山

烏帽子山  口三方山
積雪は180cm程、固く締まっていて潜ることも無くつぼ足でも歩きやすい。
今日は誰も歩いてないようで、新しい踏み跡はなし。
松尾山に向けて出発、なだらかな尾根、真っさらの雪面、ブナの木、青空に映えて美しい。
途中のあずまやはこの時期は完全に埋まっているところだが、今年は半分から上が出ていて雪の少なさが見てとれる。

明るい尾根を行く



大笠、笈を見ながら


あずまや
松尾山直前の短い急登を経て、どこが山頂か分からない平坦な山頂に10:35着。
白山、笈、大笠が近くに大きく見え素晴らしい景色。
昼食には時間が早すぎるため、山頂付近を散策することに。
奥三方山に続く尾根を少し行ってみたが、今の時期なら尾根伝いに歩いて行けそう。
松尾山山頂に戻り、白山を正面にした風の無い日当たりのよい場所で昼食。

1117m付近を上る

1117mピーク

頂上直前

松尾山頂上
木に架った看板が目印

山頂周辺

山頂周辺

山頂からの景色
白山

山頂からの景色
笈ヶ岳

山頂からの景色
大笠山

山頂で昼食

下山前の山頂で
12:20頃下山開始。午前中に比べやや雪面は柔らかくなってきたので、念のためカンジキを履いて下ることにした。
登山者は誰も居ない白く明るい尾根、ゆっくりゆっくり雪山を堪能しながら下る。
13:40三雄山展望台着。ここでカンジキを外し、スキーゲレンデの脇を歩いて下る。
朝はリフトを使い20分程で三雄山まで来たが、下りの歩きは1時間20分程かかった。
15:00駐車場へ無事着。近くの温泉「清流」で入浴後帰路に。

カンジキを着けて下山

明るい尾根を歩く

三雄山に帰着

スキーゲレンデを下る

駐車場に帰着


※好天に恵まれ白山、笈、大笠・・・の素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。
※松尾山は金沢から近くて、楽に登れて、素晴らしい雪山気分を味わえる良い山です。  




▲ 西山 ▲ 2019年2月9日(土)

参加者名:本田、桶川、木谷、東川、流、任田、正来  ・・・計7名

8:00白山比盗_社南参道駐車場→9:00望岳苑→9:50西山山頂→11:00平谷の頭(昼食)
12:10西山山頂→12:40望岳苑→13:30白山里(入浴)→14:30白山比盗_社南参道駐車場

・今季最強寒波が日本を襲うこの日、石川県内は気温が低いながらも雪は降らず一日曇り空。
今年は雪が少なく道路には全く雪が無い。
900望岳苑着。車は1台も留まっていない。


望岳苑前駐車場
クロスカントリーコースを通ってから踏み跡の無い斜面を直登。雪は締まっていて潜ることなく、カンジキを履かずに登って行く。

クロカンコースを歩く

斜面を直登

何もない所を登る

稜線までもう一息

稜線に出て山頂へ
950西山山頂、意外に早く到着。晴れていれば白山の絶景が見られたところであるが、中腹から上は雲の中で見えず。

西山山頂

山頂で一休み
小休止の後、平谷の頭に向け出発。雪の有るこの時期だけのルート。尾根沿いに景色を楽しみながら歩く。ここでもカンジキは履かず。
1100平谷の頭着。谷の向こう側下方に西山山頂が見える。ここでも白山は見えず。
風の当たらない場所を選んで昼食休憩。

尾根伝いに行く

尾根伝いに行く

平谷の頭直前の上り

山頂で昼食休憩
1150下山開始、快調に雪の中を下る。西山山頂手前を右折して植物園方面に下る。
踏み跡は無く、何処を下っても自由。あっという間にクロスカントリーコースに出て一休み、全員で写真を撮る。
1240望岳苑に無事帰着。下りは1時間足らずで、予想よりもかなり早く戻った。

広々とした雪原

西山山頂部

植物園方向に下る

植物園内を歩く

クロカンコースに出て
全員で記念写真

クロカンコースを下る

望岳苑に無事帰着
帰りに「比唐フ湯」で入浴する予定であったが、2時のオープン時間より早すぎてしまい「白山里」に場所を変えることに。

※一日中曇り空で、楽しみにしていた白山の展望が見られず残念であった。
※雪は締まっていて歩きやすく、予想より早く歩けた。
※時折クロスカントリーの練習をする人が見えたが、それ以外誰にも会うことも無く静かな雪山ハイクでした。




▲ 大倉岳 ▲ 2019年1月26日(土)

      悪天候のため中止



■Anker:203-3067   山行リストに戻る   過去の記録に移動

▲ 医王山 ▲ 2019年1月13日(日)

参加者名:東川、流、任田、正来、乙崎  ・・・計5名

8:35見上峠出発→医王の里→9:35西尾平→10:00しがら首→前山→10:40白兀山(昼食)11:35→前山→しがら首→西尾平→13:10医王の里→13:50見上峠着(解散)

・見上峠には20台以上の車が駐車、久しぶりの登山日和で多数の登山者。
・見上峠からの林道は積雪が少なく、一部凍った所も有ったが、雪の多い所は先行の登山者によって踏み固められて歩きやすくなっていた。
・西尾平で一休み後、更に林道をしがら首まで。しがら首では積雪は1m以下、案内板が顔を出している。


医王の里付近の林道


西尾平

しがら首
・ここから登山道に入ったが、しっかりと踏み固められた夏道が山頂まで続いていてカンジキを履かずに登れる。気温は低くなく風もなく快適。
例年に比べ雪少なく、小さな木の枝が出ていて、枝をかき分けながらの登り。
真っ白な雪の世界をゆっくりゆっくり登る。
11:40白兀山山頂着。積雪は6070cm位、展望台の足が半分以上出ている。
方位盤の保護カバーはしっかりと着いているのを確認。
遠くの白山、立山、剱などは薄らと見える程度。
山頂近くで昼食。

前山付近

前山付近

前山

白兀山手前

白兀山

白兀山山頂

展望台
・下りはしがら首まで同じ道を、そこから見上峠までは林道を避け山道を歩く。
ここもしっかりと踏み固められた道が出来ていて快適。
残りのキノコが有るか少々の期待を持って雪の林をキョロキョロしながら歩く。
13:50見上峠着。
車は朝よりさらに増えていて50台程あったろうか。駐車スペースに入りきれず、程路上に止めている車が沢山見られた。

白兀山から下山開始

白兀山から下山開始

西尾平付近

医王の里付近の杉林

見上峠

※今年最初の山行、風もない穏やかな天気に恵まれ、快適な登山でした。



▲ 総会・新年会 ▲ 2019年1月12日(土)

  ・総会議事録
   ・一般経過報告
   ・金沢山岳会決算報告書・会館決算報告書
   ・70周年記念行式典の決算内訳書
   

出席者

【総会】
藤村、本田、新、平、桶川、池田、村本、木谷、花池、流、東川、尾川、
田森、山本(幸)、小川、中村(久)、中村(喜)、任田、正来、乙崎、井村、木下   ・・・計22名

   
      式次第                         司会は新さん

   
      優良会員 池田さん                 優良会員 桶川さん

   
     総会の議長は木谷さん                  総会風景

   
 還暦祝い 山本(幸)さん (北川さんは欠席)          出席者全員で記念写真

【新年会】
本田、新、平、桶川、池田、村本、木谷、花池、流、東川、尾川、
山本(幸)、小川、中村(久)、中村(喜)、任田、正来、乙崎、井村、木下
能村(県山協理事長)                               ・・・計21名

   
     新年会に先立ち本田副会長の挨拶                  木谷さんの乾杯の音頭で宴の開始

   
       例年のごとくの豪華料理                      能村さんが加わり 再度乾杯

   
                                         今年も大好評の本田さんの「たこ焼き」

   
         宴たけなわ