金沢山岳会 会報 208
発行者:藤村 勇
編集者:流 豊秀
   



▲ 赤兎山  ▲ 2020年6月27日(土)

 
参加者名新、桶川、木谷、東川、流、任田、乙ア、井村 ・・・計8名

白山さん南参道駐車場7:008:15三ツ谷登山口8:258:45川上御前→10:00小原峠→10:35大船分岐→11:00赤兎山山頂
11:30避難小屋(昼食)12:2512:50赤兎山山頂→13:00大船分岐→13:25小原峠→14:20川上御前→14:45三ツ谷登山口
1550大門温泉(入浴)⇒17:05白山さん南参道駐車場着(解散)


8:15三ツ谷登山口着。福井ナンバーの車2台が先着していた。
沢には大きな石を並べて渡りやすいようになっていて有難い。
越前禅定道を小原峠に向けて登って行く。沢沿いの素晴らしいブナ林の中の道。
20分程で川上御前着。ここから先もブナ林の中の道が続く。
上物のカタハ、フキが沢山で気にとられるが、下山の時に採ることにして先を進む。
ウスヒタタケも発見したが、これも印を付けておいて下山時に採ることにする。

10:00小原峠着。ここで初めて登山者に合う。福井県側からの登山者達だ。


   
      三ツ谷登山口                           沢を渡って越前禅定道入り口


   
     ブナ林の中の登山道                        川上御前で休憩


   
        素晴らしいブナ林                       小原峠


ここから大船分岐まで約35分の結構な急登、途中から大長山、白山が時々姿を現す。
白山はここのところの山行では雲の中で見えなかったが、今回は良く見えて嬉しい。
大船分岐からは赤兎山へはなだらかな登り、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、コケモモが登山道脇に沢山。


   
         小原峠からしばらく急登                   ギンリョウソウ


   
        大長山                               白山


   
         ゴゼンタチバナ                         マイヅルソウ


11:00赤兎山山頂着。山頂からは白山、別山、三ノ峰、経ヶ岳、大長山などが今日は良く見え素晴らしい。
山頂を超え、尾根伝いに避難小屋のある赤兎平へ向かって下って行く。ニッコウキスゲは咲き始めで少ないが瑞々しい。
避難小屋までは明るく開けた景色の良い道、池塘、ニッコウキスゲなどの花々、いつ来ても気持ちの良い所。

小屋の先の景色の良い高台まで行き、ここで昼食。白山、別山が目の前に大きく広がる。
1時間の昼食。木谷さんがドローンを持って来ていて、飛ばしてしばらく遊ぶ。


   
         赤兎山山頂  遠くに白山                   赤兎山山頂

赤兎山からの景色(動画)



   
      山頂から避難小屋を目指す                    ニッコウキスゲ


   
         池塘と避難小屋                         避難小屋の先の高台で昼食


      
        ドローンで遊ぶ                                灌木帯の先に白山・別山


下山は同じ道を辿る。小原峠から先で取り残しておいたカタハ、フキそしてウスヒラタケを採りながら下る。
14:45三ツ谷登山口へ無事帰着。
帰りに入浴を予定していた「白山里」は人数制限で時間待ちとなるとのことで諦め、近くの「大門温泉」に移動して入ることにした
7:05白山さん南参道駐車場着着、解散。


   
    避難小屋からの戻り  前方に赤兎山                  ニッコウキスゲ


   
     コケモモ                                 白山


   
         見事なブナ林                          両手にフキ・カタハ


  ※天気が良く、久しぶりに白山も見えましたが、ニッコウキスゲはまだこれからのようです。







▲ 鷲走ヶ岳  ▲ 2020年6月20日(土)

 
参加者名:本田、桶川、木谷、流、山本(幸)、任田、乙ア、井村 ・・・計8名

白山さん南参道駐車場8:008:30東二口歴史民俗資料館8:409:15A・Bコース分岐→Aコース→10:15白抜山→10:25Bコース合流点→11:30鷲走ヶ岳(昼食)12:2512:40林道駐車場→林道三叉路→林道鷲走ヶ岳線→Bコース→14:50東二口歴史民俗資料館⇒15:05比唐フ湯(入浴)15:45
16:10白山さん南参道駐車場(解散)

三国山・赤坂山の予定が県外移動自粛で中止となり、代替えで鷲走ヶ岳に行くことになった。
8:30東二口歴史民俗資料館駐車場を出発。民家の倉庫脇のような所が登山口、初めての人は判りにくい。
すぐに杉林、ブナ林の中の急登、久々の者にはちょっときつい。30分程でA・Bコース分岐着。Aコースを進み白抜山へ向かう。
分岐周辺は草が被りあまり人が通ってないように見える。尾根の右斜面についた杉の樹林の中の道を行き、
林道を横切ってしばらく上ると、白抜山が見え、尾根筋の道になった。
ここだけ広く明るい登山道、やや急な上りを約10分で電波反射板のある白抜山山頂に到着。
曇っていて遠くの山は見えず。眼下には濁った水をたたえた手取湖。

   
    ちょっと分かりにくい登山口                      すぐに急登が始まる


   
     ブナ林の中の急登                          Aコース 草に覆われた道


   
    白抜山山頂近くは広く明るい登山道                 白抜山山頂標識


   
   山頂の反射板の下で休憩                       山頂から下に濁った手取湖、 白山は雲の中

休憩後鷲走ヶ岳へ向け出発。鞍部のBコース合流点まで急な尾根道。
鞍部から鷲走ヶ岳まで平坦な登山道、岩の露出した急登、ブナ林の道、杉林の中の急登が続く。
登山道脇にはササユリ、ヤマボウシ、サンカヨウなど。山頂近くになって霧が立ち込め、幻想的ないい雰囲気。

11:30予定通りの時間に山頂に到着。山頂には超立派な石の方位盤、最近付け替えられたようだ。
どれだけの費用が掛かったのだろうかと余計な心配をする。

山頂からの白山や笈ヶ岳の景色が楽しみであったが曇り空で何も見えず。
昼食休憩。ビールで乾杯〜。山本(幸)さんの昆布締め毎度ご馳走様です。



   
   白抜山から急な下りで鞍部へ                    鷲走ヶ岳への急登  見頃のササユリ


   
    ササユリ                                   アジサイ?


   
   霧が立ち込めてきた                           鷲走ヶ岳山頂直前の急登


   
    鷲走ヶ岳山頂  とっくに到着した本田さん             超立派な方位盤


   
    ビールで乾杯                              山本(幸)さんの昆布締、ほか沢山回ってくる


   
   昼食                                    ずれた方位盤が動くか 無理な挑戦


    
    全員揃って                                山頂から白山は見えず

1時間の休憩後、下山開始。山頂から先のやや急な道を下る。
登山道周辺の杉の木の下の方の皮がむけているのが何本も見られた。よく見るとクマの爪痕が。
3年前の山行では雪の上にクマの新しい足跡が多数有ったが、この山はクマが多そうだ。
奇妙な形の大きな杉の木立を通り林道駐車場へ。ここから1時間半ほどの林道歩き。意外と長い。
林道の突き当りから杉の植林地の中のBコース登山道に入る。A・Bコース分岐を経て14:50東二口歴史民俗資料館へ無事下山。


    
      クマに剥ぎ取られた杉の木の皮                 クマの爪痕                               


    
     奇妙な杉の大木の中の登山道                   この木は?



   
    林道鷲走ヶ岳線を下って行く                     林道から白山方面の景色


   
    林道が終わり、登山道に入る前の休憩              無事下山集落内を歩く

 
帰りに「比唐フ湯」で入浴、16:10白山さん南参道駐車場着、解散。

  ※白山の展望コースで期待していましたが、1日中曇り空で何も見えませんでした。
 ※急登有り、長い林道歩き有り、杉の大木有り、クマの爪痕あり・・・結構面白い山でした。







▲ 残雪の白山  ▲ 2020年6月6日(土)

 参加者名
:新、流、井村 ・・・計 3 名

白山さん南参道駐車場5:006:05別当出駐車場6:206:30別当出合登山口→7:15中飯場→7:55別当覗→8:40甚之助小屋8:50
9:10南竜道分岐→9:45エコーライン分岐→11:45室堂山荘(昼食)12:3513:30御前峰13:5014:20室堂山荘→14:55黒ボコ岩
15:55甚之助小屋→16:30別当覗→16:50中飯場→17:20別当出合登山口→17:30別当出合駐車場
18:10比唐フ湯(入浴)19:0019:30白山さん南参道駐車場(解散)


毎年恒例の「残雪の白山」今回は第47回。いつもは12日の行程で余裕を持って行っていたが、新型コロナを考慮して3蜜を避けるため、
宿泊をやめ日帰りとした。

緊急事態宣言発令中にもかかわらず別当出合の駐車場には100台程の車で一杯。
県外の車も多数、残雪期の白山も人気がある。


別当出合駐車場

別当出合休憩所
足場が架かっている

6:30別当出合登山口を出発、砂防新道を登って行く。別当覗まで全く雪が無い。
別当覗から少し上った所から雪が現れ出し、やっと残雪期登山らしくなってきた。
8:40甚之助小屋着。小屋の周りは雪が無く地面がむき出し。
目の前の甚之助谷は崩壊が激しく凄まじい様相。その先の別山の白黒模様が素晴らしい。



吊り橋を渡って出発

吊り橋のタワーに
感染防止のお願い看板


すぐにコース1番の急登

中飯場

砂防堰堤群と不動滝

大長山・赤兎山

ダケカンバ

サンカヨウとニリンソウ

別当覗で休憩

別当谷と観光新道方面

大長山・赤兎山

サンカヨウ

甚之助小屋手前の雪

甚之助小屋手前の雪渓

甚之助小屋手前の雪渓

甚之助小屋

甚之助小屋から
甚之助谷と別山

小屋を出てすぐに雪の斜面のトラバース、南竜道分岐まで雪道、雪の無い夏道と交互に現れる。
踏み跡がしっかりしていたためアイゼン無しで登って行く。

南竜道分岐から南竜道を通ってエコーライン分岐まで行く。南竜道から見る別山、南竜山荘の景色はいつ来ても素晴らしい。


小屋を出ると雪の斜面

振り返ると
甚之助小屋と別山

南竜道分岐

南竜道から別山

南竜道から別山

南竜道

南竜道最高部からの景色

エコーライン分岐付近

エコーラインの斜面は全面雪で真っ白、いよいよ室堂に向かってエコーラインを登って行くことに。私は12本爪のアイゼンにピッケル、
新さんは試しに持ってきたチェーンアイゼン、井村さんは8本爪のアイゼン、それぞれ装着して出発。
広大な斜面をジグザグに登って行く。

思っていた以上に急斜面、休み休みゆっくりと。足を滑らせるとどこまでも滑落してしまう怖さもあり慎重にアイゼンを効かせて行く。
1時間上ったところでやっと怖かった急斜面が終わって緩やかになりホッとする。後方に御舎利、別山、前方に御前峰、素晴らしいの一言。
弥陀ヶ原を通り五葉坂入り口まで来てアイゼンを外す。五葉坂は雪が無く安心登山。

11:45室堂山荘着。かなり疲れました。
山荘周辺は雪が一杯、神社の鳥居もまだ半分埋まっている。例年より多い残雪。

ここで昼食休憩。これから御前峰頂上への上りが控えているのでビールで乾杯はおあずけ


エコーラインの斜面

急斜面をを慎重に

別山を背に一歩一歩

下の方に2組が登ってくる

やっと御前峰が姿を現す

南竜周辺が絵のよう

やっと平らな所に出て

やっと平らな所に出て

やっと平らな所に出て

別山をバックに3人揃って
エコーからの景色(動画)

弥陀ヶ原と水屋尻雪渓

弥陀ヶ原と御前峰

五葉坂からの別山

五葉坂は雪は無し

室堂山荘が目前

白山比盗_社祈祷殿

室堂山荘もまだ雪の中

山荘前で昼食
40分ほどの休憩後、神社でお参りをしてから頂上を目指し空身でビールだけを持って出発。登山道はすぐに雪が無くなり、夏山と同じ状況。
しかし空身なのに息が切れてペースが上がらない。自分だけかと思ったが、他の2人も同じに苦しかったようで安心?した。
休み休み上ること約1時間で御前峰頂上に到着。通常40分程で到着するので随分かかったものだ。

奥宮で二礼二拍手一礼、山頂でビールで乾杯。
山頂から剣が峰、大汝、翠ヶ池が鮮やか。別山は山頂部が雲に覆われてしまったが、室堂平と合わせた景色が残雪期らしく素晴らしい。
北アルプス、乗鞍、御岳は雲に隠れ見えず。



御前峰に向かって出発

祈祷殿にお参り

御前峰中腹からの景色
室堂平と別山

水屋尻雪渓

高天原

この辺りからペースダウン

山頂目前

奥宮にビールを供えて
二礼二拍手一礼

御前峰山頂

 ビールでカンパ〜イ

大汝峰と翠ヶ池

室堂までの下山は水屋尻雪渓を下らず来た道を引き返す。室堂からは水屋尻雪渓の下部を通って弥陀ヶ原、黒ボコへ向かう。一部急な斜面では持参した尻滑り用のソリを使い、楽々滑降。ピッケルを持っているのに何でグリセードしないのか?うまく出来ないから?
14:55黒ボコ岩着。予定より1時間遅れ。


御前峰から下る

室堂に到着

水屋尻雪渓方面に行く

尻セード

弥陀ヶ原の標識

弥陀ヶ原から黒ボコ岩へ

ここから難所の十二曲りの下り。雪はたっぷり。アイゼンを装着して下ることにした。
所々夏道が出ているところも有るがほとんど急な雪の斜面を下る。ガスって来て見通しが悪くなってきて怖さが増す。
何とか下りきり、今度は雪の斜面のトラバースの連続。慎重に慎重に踏み跡を辿り下って行く。南竜道分岐まで約40分、とても長く感じた。
ここでアイゼンを外す。



十二曲りの急斜面を下る

十二曲りの急斜面を下る

南竜道分岐

15:55甚之助小屋着。予定より90分遅れ。大部分の人は下って行ったのか休憩している人は少ない。
テントを張ってはいけない場所なのにテントを張っている団体が1組。
このペースだと温泉入浴はできないかもと心配になる。
休憩もそこそこに出発。ここから井村さんが先頭になりペースを上げて下る。すぐに間隔が開き、自然にソ−シャルディスタンスがとれてしまう。
別当覗周辺のサンカヨウ、ニリンソウは今年も沢山白い花を咲かせている。中飯場近くのミネザクラはまだ咲き残っている。
17:20別当出合登山口にやっと到着。55分遅れに戻す。


甚之助小屋
テントを張るグループも

覗辺り

ミツバツツジ

ミネザクラ

中飯場

ブナ林

吊り

別当出合に到着

駐車場にはほとんど車は無くなっている。ほとんどが日帰り登山者のようだ。
帰りに比唐フ湯で入浴。建物に入るのにマスク着用、入浴場は人数制限となっていたが、人が少なくすんなり入浴することができた。
19:30白山さん着。解散。長い長い1日でした。
 

※シーズン前にもかかわらず多くの登山者でした。
※今年は雪の少ない冬でしたが、甚之助から上は例年より多く積もったようです。
※上りは砂防新道から南竜道、エコーを登り、下りは黒ボコ、十二曲り、砂防新道のコースでしたが、時間もかかり滅茶苦茶キツカッタ〜。
※好天に恵まれ、雪渓、別山、御前峰、大汝峰など素晴らしい景色に大満足でした。
※残雪期の日帰り登山でしたが、我々高齢者にはきつい、やはり12日の行程でゆったりとした登山が良いと思います。






▲ 中宮山  ▲ 2020年5月23日(土)

 参加者名
:本田、新、桶川、木谷、流、山本(幸)、任田、正来、乙ア、井村 ・・・計10名

白山さん南参道駐車場8:008:50中宮山登山口9:0010:30展望地点→11:10やどみ尾展望台→11:40中宮山(昼食)12:40
13:05やどみ尾展望台→展望地点→15:10中宮山登山口⇒16:20白山さん南参道駐車場(解散)


新型コロナで自粛が続く中、体を持て余したのか、晴れたこともあって10名の多数が参加しての登山となった。
いつもは林道入り口に車進入禁止の鎖のゲートが有るのだが、今回は無く、1000m近くの尾根の登山口駐車場に難なく車で入れた。
ここからの白山の景色がこの登山コースで一番良い。良型のワラビが沢山有ったが、帰りに採ることにして登山開始。
なだらかなアップダウンの尾根筋を行く。道中ずっと新緑がみずみずしいブナ林の中。景色はあまりない。

まだコシアブラが出ていて、採りながら歩く。ワラビ、ゼンマイも有る。
展望地点では白山方面が開けていたが、雲に隠れて何も見えず。やどみ尾展望台手前が唯一の急登。
やどみ尾展望台から笈ヶ岳方面が見えるはずだがここも雲に隠れて見えず。ここから先は所々に残雪が現れる登山道、
30
分程で中宮山山頂着。誰も居ないと思っていたところが、昼食中の男性が1人居た。

ここでも遠くの景色は雲に隠れて見えず。あまり広くない山頂部を独占して昼食休憩。
ビールで乾杯!山本(幸)さんの昆布締め、有難く頂く。10人もいると色々なおいしいものが回ってくる。
自粛から解放され、山の中での食事は楽しく、おいしい。
1時間ほどの休憩後下山開始。来た道と同じところを下るのだが、思った以上に長く、アップダウンもきつく感じた。
ワラビ、コシアブラなどを採りながら下る。登山道周辺にはマイズルソウの群落がみられたが、花はもう少し先のようだ。
15:10登山口駐車場に無事帰着。

出発時、採らずに帰りの採ろうとしていたワラビ、なんと綺麗に採られていた。どこにも山菜採りの人が居るもんだと残念がる。
いつもなら帰りに温泉入浴をするのだが、いまは温泉施設は閉鎖中で入らずに帰途に就く。
16:20白山さん南参道駐車場着。解散。

   
  登山口駐車場                                登山開始


   
   すぐにブナ林                                展望地点 白山は雲の中


   
   やどみ尾展望台  大門山方面が見えるはず            ミツバツツジ


   
  ブナ林が山頂まで続く                           山頂 二等三角点


   
  山頂から  白山は雲の中                  山頂で昼食 山本(幸)さんの昆布締め・山菜天ぷら・ワラビ


   
   歩きながら採ったコシアブラをお浸しに                 昆布締めで乾杯


   
   山頂を独占して昼食                           全員揃って記念写真


   
   山頂付近はまだ雪が残る                        ブナ林の中のUP・DOWN


   
   途中で一休み                             一面のマイヅルソウ 花はこれから


                                    




▲ 奥獅子吼山  ▲ 2020年4月25日(土)

 参加者名
:新、桶川、木谷、流、 ・・・ 計4名

白山さん南参道駐車場9:009:25犀鶴林道峠登山口→9:48御堂山→10:18月惜小屋→10:40獅子吼高原→11:10月惜小屋→11:50犀鶴林道峠登山口
12:05樹木公園分岐→12:55奥獅子吼山山頂(昼食)13:5014:40樹木公園分岐→15:10犀鶴林道峠登山口→15:30白山さん南参道駐車場(解散)


9:25犀鶴林道峠登山口着、ここに車を止める。晴れて絶好の登山日和、新型コロナに関わらずカタクリ目当ての車が10台以上。
ここから内川方向に林道を歩き、御堂山を目指す。
以前は月惜山と言っていた山で、チャムラン山の会が木を伐採して歩きやすい道を作ってくれた。感謝、感謝。

上り口から10分程で山頂着。山頂北側は木が切り払われ、内川ダム湖、金沢市街、その先に宝達山が絵に描いたような景色。
しばらく休憩後、月惜小屋へ下る。当初はここから奥獅子吼山へのカタクリロードを歩く予定であったが、獅子吼高原まで行ってみようということになり、ザックを置いて獅子吼高原へ向かう。
獅子吼高原は桜が満開、ゴンドラも止まっていて人は誰も居ない。手取川扇状地が美しい。


駐車場は満杯

御堂山山頂

山頂から北方面
内川ダム湖・金沢市街

月惜小屋

獅子吼高原

高原は桜が満開
人は誰も居
ない

高原を散策

高原から鳥越方面

高原から手取川方面

月惜小屋に戻って、いよいよカタクリロードを奥獅子吼山に向かって歩き始める。
峠周辺から樹木公園分岐周辺のカタクリは今が盛り、道の両側にビッシリと咲き誇る。


カタクリロード@

樹木公園への分岐

樹木公園への分岐
この辺りが月惜山山頂

カタクリロードA

カタクリロードB

カタクリロードC

小屋跡からの白山

カタクリ街道(動画)

 
板尾への分岐辺りから雪が現れてくる。雪は前日降ったようだ。
この辺りのカタクリはまだこれから。
やっと白山が姿を現す。ここから見る白山も素晴らしい。
雪でぬかるんだ登山道の先に奥獅子吼山山頂が現れる。山頂には10人ほどの人が見える。
山頂では雪の無い所で昼食、いつものようにビールで乾杯。
白山、笈ヶ岳、大笠、大門山など素晴らしい景色。立山、剱は霞んで薄っすらと。


前日降った雪

山頂直下の階

山頂

マスクを着けて記念写真

大笠・笈ヶ

白山

大門山・見越山・奈良岳


山頂からの展望(動画)

1時間ほど山頂でくつろぎ、下山開始。カタクリに癒されながらゆっくりと下る。
15:10犀鶴林道峠登山口着。15:30白山さん着(解散)


山頂を後に下山開始

カタクリロードD

カタクリロードE

カタクリロードF

カタクリロードG

樹木公園分岐で休憩

樹木公園分岐で休憩

              

※新型コロナで自粛、自粛の中、細心の注意を払っての登山。人とすれ違う時、休む時などはマスク装着
※好天に恵まれ、のんびりと楽な山歩きを楽しみました。
※カタクリロードは期待通り満開、上の方はまだこれからで1週間ほど楽しめそう

                                     




▲ 赤祖父山  ▲ 2020年4月12日(日)


 参加者名
:新、桶川、木谷、流、 ・・・ 計4名

道の駅福光8:008:40旧道登山口8:509:50新旧道分岐→10:30主稜線分岐→10:50扇山→11:25赤祖父山(昼食)12:20
12:35扇山→12:45主稜線分岐→13:30新旧道分岐→13:55新道登山口→14:05旧道登山口
14:20ゆ〜ゆうランド花椿(入浴)15:1515:35道の駅福光(解散)

1台の車に4人が乗って出発。全員マスク着用、車の窓を開け感染対策をする。
登山口近くに来てT字路で、右に行ったり左に行ったり旧道登山口を探すのに苦労した。
何とか旧道登山口に到着、登山口には「天然福寿草自生地」の大きな看板がある。
看板の横から上り始める。杉の樹林の中、いきなり急登。福寿草の群落は10分ほど上った所の斜面にあったが、咲いていた花は少ない。
盛りは過ぎたのか、これからなのか?


登山口にある看板

旧道登山口

荒れた登山道

福寿草

急登が続く登山道の脇に雪割草が点々と沢山見られ、癒される。
新道との合流点を過ぎ、林道を横切りさらに急登を続けて道宗道(どうしゅうみち)に合流。道宗道の標柱はクマにかじられボロボロ。
ここから先はこれまでの杉林の中の急登とはうって変わって緩やかな明るいブナ林の中の道宗道。雪の残る道は快適。
程なくして扇山山頂着。
山頂といっても平坦な道の脇の木に標識が下がっているだけで、これが無ければどこが山頂か分からない。
ここの標柱もクマにかじられて折れる寸前。休んでいると、一人で登ってきた70前後のおじさんが現れ、
いろいろな話をし始め終わることが無い。無理やり話を切らせてもらって赤祖父山を目指して歩き始めた。


杉林の中の登山道

雪割草

雪割草

雪割草

雪割草

林道に出て一休み

くに赤祖父山、高清水山

林道への急登

林道を横切ってまた急登

急登が終り道宗道に合流

クマにかじられた
道宗道の標柱

主稜線分岐付近のブナ林

扇山に向かう道宗道



扇山山頂

話が終わらない元気な人

山頂まで快適な道宗道を歩くこと約20分、11:25赤祖父山山頂着。
山頂は雪に覆われて
標柱がそこを示していた。山頂には男性が1人だけ。
少し戻った風の当たらない場所で昼食休憩。
カタクリの葉のお浸しを作り、それをおかずにビールで乾杯。


ブナ林

ブナ林

なんという名前か?

頂上手前

赤祖父山山頂

赤祖父山山頂

山頂付近で昼食

1
時間ほどの休憩後下山開始。

新旧道分岐まで戻ったところで、ここから先は新道を下った。
新道は切通の道になっていて、やや長いが全体的になだらかで上りよりはるかに歩きやすい。
雪割草もたくさん見られ楽しめる。
ショウジョウバカマの隣に気味の悪いキノコが有るのを発見。星形の葉のようなものの中の丸い袋を押すと埃のようなものが噴き出た。
(帰ってから調べたところ、ツチグリというキノコで、なんと食べられるそうだ)

2時間もかからずに登山口に無事下山。


赤祖父山から下山開始

今度は急な下り

林道への急斜面

林道から高清水山

ツチグリというキノコ

ショウジョウバカマ

雪割草の塊り

新道・旧道分岐

雪割草

新道は切通しの道
エンレイソウ
新道途中から見た大寺山
新道登山口へ下山

キクサキイチゲ

帰りに「ゆ〜ゆうランド花椿」という温泉施設に立ち寄り、入浴してから道の駅福光へ。

上りに使った旧道は杉林の中で急登の連続で大変でしたが、尾根に出てから赤祖父山までの道宗道は,
なだらかでブナの美しい素晴らしいでした。

                                
                      


▲ オンソリ山  ▲ 2020年4月4日(土)


 参加者名
:池田、桶川、木谷、東川、流、山本(幸)、任田、乙ア、 ・・・計8名

白山比盗_社南参道駐車場7:107:35エイ谷登山口7:457:50カタクリ群生地→8:45馬の背→9:45オンソリ山
10:10オイズル山→10:50オンソリ山→11:20ウマヤノツボ12:0512:35オンソリ山
13:15馬の背→13:35カタクリ群生地→14:05エイ谷登山口14:2514:30白山里(入浴)15:10
15:25白山ろくテーマパーク15:4516:05白山比盗_社南参道駐車場(解散)


7:10白山さんを2台の車で出発、7:35登山口である瀬波キャンプ場着。すでに路上に10台程の車が止まっている。
エイ谷登山口から登山開始、沢沿いを歩くとすぐに急登。5分程でカタクリ群生地に着く。広い斜面一面にカタクリ。
まだ朝のうちなのか花は開ききっていず下を向いている。カタクリの中の道はかなり急、ゆっくり花を見ながら上る。
群生地を通過するのに20分程。


瀬波キャンプ場を出発

エイ谷登山口

沢沿いを上る

カタクリ群生地に到着

一面にカタクリ

一面にカタクリ

群生地の中の登山道

急な上り

ここから山頂まで急な丸太の階段が続く。「白山瀬波の会」が登山道を整備してくれているおかげで急であるが上りやすい。
階段の脇にはカタクリ、イワウチワ、タチツボスミレなどの花々。山頂付近に来てやっと傾斜がゆるくなる。
雪がまだ残る登山道、ブナの木々が美しい。

9:45オンソリ山山頂着。


群落の先は急登の連続

イワウチワ

丸太の階段

階段脇にタチツボスミレ

山頂部近くには残雪が

階段の先が頂上

オンソリ山山頂

ここからオイヅル山への尾根道を往復する。
オイヅル山山頂は狭くて8人が固まると一杯になってしまう。
360度の遮るもののない大展望であるが、白山は霞んでしまっている。
この尾根はシャクナゲがいっぱいのシャクナゲ街道、大きな蕾をつけていて、開花は早そうだ。

10:50オンソリ山に戻り、一休み後ウマヤノツボに向かう。
このウマヤノツボは一説には白山修験の修行場、遥拝所ともいわれる
30分下った最低鞍部に石積みの住居跡のような所に到着、ここがウマヤノツボ。
白山が良く見える場所で、遥拝所跡であると言われればそのような感じの所。
ここで白山を眺めながら昼食。


オイヅル山から
白山は霞んでかすかに

オイヅル山山頂

シャクナゲ街道

オンソリ山に戻る

ウマヤノツボへ向かう

ここにも丸太の階段

ウマヤノツボから
正面に白山が見えるはず

ウマヤノツボから
白山を遥拝?

ウマヤノツボの石積み

ウマヤノツボの石積み

昼食後オンソリ山まで戻り、上ってきた同じ道を下る。
カタクリ群生地ではカタクリの花は目いっぱい反り返っていて、一段と薄紫の色が鮮やか。
白いカタクリ(シロバナカタクリと云うらしい)2本発見。自生では数万本に1本という希少なものらしい。
14:05エイ谷登山口に無事下山。近くの温泉「白山里」で入浴。


オンソリ山に戻る

下山開始

なだらかなブナ林

春リンドウが1つ

馬の背の岩場

群落上部の急な下り

午後になって開いたカタクリ

カタクリ

白いカタクリ

カタクリ
 カタクリ
カタクリ

カタクリ

カタクリ

白いカタクリ

群落最後のカタクリ

エイ谷登山口に無事下山

帰り道に白山ろくテーマパークに立ち寄る。ここには希少なオキナグサ(翁草)が植えられていて、
ちょうど今が見ごろで、クロユリのような花の形。


オキナグサ

オキナグサ

※お目当てのカタクリがちょうど見頃、いいタイミングの山行でした。
※白山は少し霞んでいてはっきり見えず残念。